メルカリで購入したVictorのsp-EXAR3が到着。
早速つないでみた。
スピーカーをアップにするとこんな感じ。
9㎝のフルレンジウッドコーン。木の温もりがあるねぇ。
接続はこんな。
使っているケーブルはCANARE 4S6Gのバナナプラグつき。
(奥の棚に入っているのは、interseptorとSky1。まぁ趣味のもの)
ついでに各スピーカーの大きさ比較。
左上のsp-EXAR3が9㎝隣のFOSTEXが10cm、下のTANNOY ARDENが38㎝(中心部の黒丸部分の奥にツィーターが仕込まれていて、38㎝のコーンをホーン代わりにしている同軸スピーカー)。よく見ればエッジ部分にいくつも亀裂が入っているのが分かる。早くこれを貼り換えたい。
FOSTEXの右にある黒い箱は、レコードプレイヤーの電源部兼バキュームポンプ(レコードをターンテーブルに吸着させる役割)。
撮影もそこそこに切り上げ、音を聞いてみて改めてびっくりしたよ。
なにこれ。本当にすごく良い音がするよ。
フルレンジなので音の定位が良いのは当たり前(だから私はフルレンジ又は同軸にこだわっているのだ)。このスピーカーは音の艶がすごいな。φ9㎝なので低音にはさすがに限界があるけれど、9㎝のスピーカーが頑張っているなんて想像もできない豊かな音が飛び出てくる。申し訳ないがこれを聞いた後でFOSTEXにはちょっと戻れないな。
今は、単純にFOSTEXにつないでいたケーブルをこちらにつなぎ変えただけなので、低音をサブウーハーがボコボコ鳴らしていて、それがものすごくバランスの悪い音にしているので、サブウーハーの電源を切った方が良い音に聞こえる。このボコボコな音、音場設定をやり直したら多少マシになるのかもしれないが、もしかしたらこのスピーカーはDENONにつながず、中華アンプELEGIANTにつないで使うのが正解なのではないだろうか。
それとも、どこかにUSB-DACも転がっていたからそれを試すも良いし、LUXMAN L-500につないでTANNOY ARDENが治るまでメインスピーカーとして鳴らすのもありかな…いや、メインスピーカーとして使うには低音が無さ過ぎるかなぁ…(その辺りはTANNOY ARDENの独壇場だからなぁ)
あとは、ARDENを手に入れた頃買ったベルデンのスピーカーケーブル、ARDENにつないだらクラシックコンサートのレコードでバイオリンが左右に動き回ったのでお蔵入りしていたけれど、ここでもう一度試してみるのもありかもしれないなぁ。これを使ったらまた音が変わるかもしれない。
この音を聞いていたら、このスピーカーをサラウンドレシーバーにつないでテレビの音を再生するなんて、エルメスの鞄を買い物かごにして豆腐や卵や生魚を買いに行くような感じがしてきたよ。それくらい贅沢だって話ね。
兎にも角にも、たったこれだけの事だけれど、久し振りに贅沢な満ち足りた気持ちになっちゃったよ。ありがたい話だ。