以前は、アオコのことをグリーンウォーターとか言っていたこともあったけれど、アオコはアオコ。

 

投げ込み式フィルターでの運用とかアクアポニックス実験とかやってた頃は、アオコで腐海状態になっていたのが遠い昔のよう。(わずか数年前)

 

昨年も水槽を遮光したりと色々やっていたが、今年は幸いアオコの発生は抑えられている。

 

 

藻水槽を通過した水を朝イチの手動給水中なので、水位は低め。

 

リンを吸着除去するための鉄の針金の投入と、フィルター及び浄化装置として設定している藻水槽、点滴給水時に空気を巻き込んでいることなどが効果を発揮しているものと考えられる。

 

あと、石巻貝を単独で別の水槽に入れていた時にもアオコが底に沈んでいたので、石巻貝もアオコを沈降させるなんらかの物質を放出している可能性もある。

あるいは、石巻貝の共生最近とか。

 

 

金魚水槽の前に、藻水槽の透明度が上がったのがやはり一番大きな要因なのだろう。

 

藻水槽では、アオコと思われるものが底に沈殿している。

 

先日のドライタワー実験の時から日に日に透明度を増していた。

もっともその実験では、次第に水質が悪化している感じがしたので既に撤去。

 

藻水槽はともかく、金魚水槽のコケも石巻貝の働きもあり、かなり減少。

これ以上減ったら石巻貝の餌が無くなってしまう恐れもあるが、それについては、最後の手段は藻水槽に入ってもらおうかと考え中。

 

藻水槽での水質浄化能力が落ちることが考えられるが、その場合には金魚水槽のコケも増えるかもしれないのでまあいいかな。

 

藻水槽でアオコの栄養源を全て吸収させる作戦は現状上手く行っている。

以前のアオコ発生時に毎日換水してもちっとも良くならなかったのは、やはり水道水にアオコの栄養源が含まれていたためだと思われる。

 

 

先日合流させていたミズハコベを撤去。

 

育ちが今ひとつなのと、そもそも金魚が挙動不審になってしまったので。

 

あと、藻水槽入口の大磯砂他一式を撤去。

 

タッパー内の水位を上げて、一時的な水受けに変更。

 

そして、その水受けの下にあった藻で一杯になっていたザルを9割方掃除。

 

藻の再生を期待しつつ、そこに溜まっていた汚れその他を洗い流した。

 

現状、藻水槽も金魚水槽もほぼ透明。

 

あと、金魚水槽のフン掃除後一時的にその除去した水等を溜めている容器の汚れが分解されている。

 

エアー調整バルブを利用した無動力酸素供給実験(継続中)を始めた頃からそれが始まった気がする。

 

えひめAIも都度投入していたが、それが効果を発揮したのか水温が上がったためなのか不明。

 

エアコンにカビ防止のバイオ資材を設置しているのだが、無動力酸素供給実験に伴いそれが取り込まれた可能性もある。

 

あるいは、空気中に漂う野良の何かの菌がそれを実現させた可能性も。(エアーポンプと違って、入口にフィルターは無いので)

 

以前から、水槽の水を綺麗にするというえひめAIの様な菌の配合をされた金魚の餌を食べさせてはいたが、その効果はほとんど感じられなかったので。

 

 

藻水槽の藻は、糸状藻とボール状のよく判らない藻が混在している。

 

どちらも、その代謝分解物らしいものが茶色いものとして緑色の脇や内部に視認できる。

 

藻水槽は全体的に好気環境で、底にいくつか沈めているリングろ材が黒くなることはない。

 

その代わり、ボール状となった藻の内部の茶色い部分は嫌気環境を形成しているものと思われる。

 

そのボール状の藻がある程度大きくなると、その周囲に藻(コケ?)が生えない部分がぐるりと取り囲むことになるので。

 

要は、明らかに多い糸状藻とボール状の藻を減らしすぎない程度に除去することで、水質の維持が図れるのかもしれない。

 

現状、金魚の調子はかなり良さそう。

 

ただ、金魚水槽のコケが減りまくっているので、これ以上減るようであれば石巻貝達を藻水槽に一時避難させる必要が出てくるかもしれない。

 

水質が良くなったことのよし悪し。

 

石巻貝は、2023年7月に我が家に来たので、そろそろ2年と10ヶ月。

 

やはり、コケという餌が十分にある環境なら1年程度で死ぬことはない。

 

ただ、我が家での大敵は夏場の高水温。

 

今のうちに屋内避難用水槽を作成しておくべきか思案中。

 

そっちの方が水槽に毎日保冷剤を投入するよりも現実的かな。

 

 

もう既に短時間とはいえエアコンの冷房を稼働させるまでになっている我が家。

 

以前から考えていた窓を利用した熱空気の排気実験で進展があったのでメモ。

 

以前の実験では、掃き出し窓の網戸の中間位置を塞いで上下のみを開放状態とし、熱い空気は上から外へ出し、冷たい空気は下から部屋の中へ入れるということを行っていた。

 

冷たい空気は比重が大きいので下の開口部は上部よりも少し小さめに。

 

そうしたことの応用で、今回は掃き出し窓の外のオーニングを下を手前に、上を遠くへという通常とは逆設置状態にしてみた。

設置位置は、使用したオーニングのサイズ他の関係上、掃き出し窓の真ん中より少し上から窓の上の高さまで。

 

そうすることによって、熱空気の入口は狭く出口は広くなり、ちょっとした煙突効果が期待できる。

 

結果は、まあまあ。

 

そこで、以前の網戸の中間位置を塞ぐ手法を追加。

 

すると、結構いい。

 

理想的には、オーニングをひさしが無い所に設置すれば、夜間は放射冷却の関連効果も期待できるが、アパートのベランダのひさしの下でもある程度の効果は発揮された。

 

もっとも、今は昼夜間の温度差が大きい春。

今回ある程度効果があったのは、室内の天井付近温度が28℃、外気温度が13℃と非常に差が大きかったのも理由の一つだろう。

 

熱帯夜となる夏場にどの程度の効果が発揮できるのかは、やってみなければ判らない。

 

ともかく、十分な室内外温度差がある時の熱空気の排気の効率化は達成できた、と思う。

 

 

ただ、残念な点がひとつ。

 

部屋の中からベランダの金魚水槽の様子が見れなくなった。

 

まあ、普段でも金魚水槽は見えても金魚はなかなか見えない位置なので、問題は無いといえば無いのではあるが。

 

ただの実験でもあるし、そのうち撤去しているかもしれない。

 

 

今後はリアル煙突でも、、、と考えたが、強風時対応等が面倒なので多分やらないとは思う。

 
 

まあ、誰もやっていないことをやる時には試行錯誤がつきものではあるが。

 

こういうことをやってみて、ダメで。

 

 

この後、大磯砂を除いて色々やってみたのだけれども、やっぱりダメっぽい。

 

水槽の水はかなり透明になり、苔もかなり減少してきたが、肝心の金魚には合っていない様な素振りがあったので、一旦撤収。

 

現状の藻水槽入口は、こんな感じ。

 

 

三段重ねを導入する以前と似たような状態ではある。

 

違う所は、滴下後に少しだけ空気との接触時間を長くしたのと、水の流れを分散させた程度。

 

 

まあ、これでダメならまた別の方法を考えるまで。

 

気中に置いた大磯砂のフィルターの適切な砂の厚さはどの程度なのだろうと考えつつ。

 

 

 

 

その他、仕様変更とは一切関係ない話。

 

最近、以前書いた「黄色い旅券」という記事へのアクセスが多くなっている。

(以前から何かのタイミングで周期的にアクセスが増えることがある記事ではある)

 

でも、コメントは一切無いので、一体その記事の中の何がどの様に受け止められているのやら知る由もない。

 

変なことを書いていると思われていたら多分そこまでアクセスが増えることは無いはずだと、希望的観測中。

 

 

トリートメントが終わったので、ミズハコベを藻水槽に合流。

 

ミズハコベは成長が遅いという話もあったがトリートメント中の水質が良かったのか、1週間の間に水上葉が大体1.5倍ほどに成長していた。

 

 

今後、藻水槽の水質にも適応してくれるかどうか、水質が異なる2箇所に分けて様子見中。

 

水質が異なるとそれに応じて根を作り変えるらしいので、変化が出てくるのは3日後以降で予想中。

その関係なのか水中葉は枯れ気味。

 

あと、植物は根を通じて栄養をやりとりすることもあるそうなので、小さい個体も成長できる様に出来るだけまとめて配置中。