1週間ほど前のことになりますが…、
Festa Della Donna:国際女性デーの日に
ミモザのスワッグを
玄関のドアに設えました
昨年の晩秋の頃のことです。
友人から「長野のお友達が作っているとの立派な林檎」が
届きました。
シャキシャキと、酸味と甘さがとても美味しくて、
毎晩のように食事の後にいただいたのですが、
ちょうどその時に、タルトフランベを作っており、
フロマージュブランが冷蔵庫でたっぷりと眠っていました。
タルトフランベ
(ホントにいつになったら完成するのかしら?
と試行錯誤を続け、
たぶん15年・・?、20年なのでしょうか?
悲しくも今回もまだまだです・・・、)
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ふと、同じ作り方でデセールに仕立ててみよう、と
薄く伸ばした生地、フロマージュブランの上に
薄くスライスした林檎をデコレーション、
トップにグラニュー糖をパラパラとふりかけて
焼いてみました。
林檎はタルト、パイに仕立てるお菓子が大好き、
でも、ずっと簡単にできあがり!
熱々はもちろんですが、
少し冷めても美味しい。
イレギュラー?なこととも思うのですが、
少し果肉のしっかりとした果物達で作ってみることも
美味しい発見にであえるかしら?
と、ホンの少し思っています。
数日前の続きです。
ベッコフをコトコトと仕立てました。
チョット、お肉だけのように見えますが、
お肉の下には野菜たちを敷き詰めています。
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前日より
ポーク・肩肉、ポーク・スペアリブ
ビーフ・シチュー用すね肉、ビーフ・サーロイン、
塊のベーコン、そして粗びきソーセージを
玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクと一緒に
ハーブとスパイス、白ワインで一晩漬けこんでマリネ・・・。
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まずジャガイモのスライスをボトムに綺麗に敷いて、
漬け込んだ野菜、
そしてお肉達をタイトに敷き詰めて、
マリネ液をお肉達の隙間から流して・・・、
お肉の上にジャガイモのスライスで蓋、
ハーブを添えて蓋をします。
ベッコフはパン屋さんの残り火で仕上げるお料理です。
小麦粉と水をキュッキュと捏ねて、
お鍋のボトムと蓋の隙間を埋めるようにグルリとまいて密着。
200℃のオーブンで3時間。
オーブンから取り出したお鍋は
こんな風にパン生地のようなエッジです。
コンコンと叩いて外します。
お鍋の中で野菜とお肉達がひとつに、
う~~ん、いい香り!
アルザスのワインと合わせていただきます。
先日のこと、料理家の友人から
「とっても素敵な映画を観てきたのよ、
是非、観てみて!」
とのメッセージをいただきました。
La Passion de Dodin Bouffant (The Pot-au-Feu)」
先週末に、夫と二人で、観てまいりました。
19世紀末を舞台に美食家の男性と料理人の女性を描いた作品、
お料理、ワイン、器、そして描かれているすべての背景に
私も心奪われました。
この二つのベッコフの器のこと。
:
コルマールは特に大好きな街で毎年のように出かけていました。
そう、20数年前に出かけた際のアルザスで
求めたベッコフの器です。
記憶が確か!?ではないのですが…?
フェルベールさんはコンフィチュールで
有名な素敵な女性ですね。
そのお店はコルマールから20~25分ほど
北西西に車で走った小さな街にあります。
フェルベールさんのお店には
コンフィチュールは勿論のこと、
お菓子、お惣菜、器、お道具、
日々に必要な新聞なども並んでいるお店です。
このお店で2つのサイズのベッコフの器を求めたように思います。
:
映画の中でベッコフというお料理の名前が出て・・・、
懐かしく、
2日間をかけて、久しぶりに「ベッコフ」を
作ってみました。
明日、またお料理のお話を綴ってみたいと思います。