機能不全家族⑤親自身の問題が与える影響 | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

このところ 宗教二世は「宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

「機能不全家族」で私たちはどんな育ち方をしてきたかを少しずつ振り返ります。
 

今の生きづらさが、どこから来ていたのか知るために。
そして、自分は悪くない!と腑に落とすために。
 
 
ということで先日紹介したの機能不全家族診断テストの宗教二世的検証の続き⑤です。
 

これは親自身が、解決できていない自分の問題を抱えているからだと思うのです。

 
 
 
Q:質問
 
Q19)あなたの親は外ではとても良い人として振舞い、家の中では逆に不機嫌な態度も多くイライラしていることが多かった

Q22)あなたの親は完全主義でストイック、いつも余裕が無く何かに追い立てられているように見えた

 

Q23)あなたの親は自分の誤りや非を決して認めようとはしなかった

Q24)あなたの親は自分が批判されることに対して、異常に敏感であり神経質だった

 
 
A:一般的機能不全家族の場合
 
 
この質問は「親自身の護身」と言ったところでしょうか。。
親自身が、自分の言動に不安がある故の子どもや家族への態度や行為。
自分が問題を抱えているから、不安の中で生きているから取ってしまう態度。
子どもにとっては とばっちり というか。。。
機能不全家族では親からの圧が強いため、親のやることがまかり通る状態が多いです。
親自身が、実は自分に自信がないのでそれを隠すための虚勢だったりします。
本来は親自身の問題なのに、それを周囲にまき散らしているような状況と言えるかもしれません。
 
 
A:宗教二世の機能不全家族の場合(ACoR)
 
親が自分の自信のなさに付け込まれないように、虚勢を張っていたのかもしれません。
親自身、宗教の教えにさも従っているように自分を見せなくてはいけない。
それにはもちろん、二世である子どもの手前 という意味もあったのでしょう。
家族や、宗教仲間には模範的な人と見られたい。見られなくてはならない。
宗教組織の中での立場が上がるにつれ、それは重くのしかかっていたのかもしれません。
 
子どもは親の言動に敏感だから、親のどこかイライラしたり追い立てられていることに気づく。
ますます子どもは親へ打ち解けることができない。
そんな悪循環が起きますよね。

 

 

 

私たちが感じていた事
 
振返ってみると、親が楽しそうだと思ったことはなかったのかもしれない。
私の場合だけれど。
長老にまでなったけれど、その立場での彼はハリボテを着て演台に立っているようだった。
演技しているというか、望まれるであろう姿になろうとしているように見えた。
 
その違和感が、10代の私にはものすごく嫌だった。
 
そして、宗教以外の人、親せきとかご近所とかから指をさされるようなことは絶対避けたいと思っているのが見えていた。
そして、母はというと、そんな父に叱られないように小さくなっている事しばしばだった。
なんとも落ち着かない家庭だったんです。
 
とにかく親にモノが言えない。
いえ、そりゃあね、神権家族として模範的明るい家族を演じていましたよ。
それに、小さなことで家族で笑えることもありました。
 
だけど、受けた痛手に比べたら。。。
 
 
 
ありのままの自分で許されるのが 普通の家族なんだ
なんて思ったことがありませんでした。
家族は我慢しあうもの。
人生は耐え忍ぶもの。
 
 
そんな教えが染みついていて、宗教を離れた後もいっこうに自由になれませんでした。
 
 
長いしんどいトンネルの先にやっと腑に落とせたことは
 
人生は楽しむためのもの。

 

というシンプルな定義。
 
 
宗教二世だった時には(その後も)思いもつかなかったことだけど。
たぶん、それが真実。
それが真理。
 
 
あなたも私も、今ある命をしっかり楽しまなくちゃね。

 

 

 

 

 
 
今日はここまで。
何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

分かりやすく自分が機能不全家族育ちかどうかの診断をしたい方は
こちらのサイトで確認してみてください。

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 

生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
 
 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

スケジュール詳細は

ここからご覧ください。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます