機能不全家族⑥親子関係の逆転 どっちが親? | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

このところ 宗教二世は「宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

今日の投稿⑥までは、親世代がどうであったか に視点を当てています。

 
 
ということで先日紹介したの機能不全家族診断テストの宗教二世的検証の続き⑥です。
 
いいですか?
立場逆転なんですよ、これ。
 
機能不全家族にはよく見られる現象なのだと思います。
 
親が親として機能していない。
それが、子どもが親のように行動するという形で現れるのです。
 
 
親の機嫌や面倒を子どもがみる。
もちろん、当の本人は(親も子も)そんなことになっているとは思いもせずにね。
 
そして、そんな親もまた、機能不全な家庭で育ったのかもしれない。
 
 
 
Q:質問
 

Q25)あなたの親は自分への客観性を持たず、子供や周囲の人に苦痛を与えていることに、気づいていなかった

Q27)あなたの親自身も家庭に恵まれなかったり、大きなトラウマを体験していたようだ

Q28)あなたの家族の中に身体的虐待や性的虐待をした人や、精神障害、アルコールや薬物の依存症の人がいた
 

 
 
A:一般的機能不全家族の場合
 
 
この質問は「親子関係の逆転」に注目したいのです。
親自身の自信のなさからくる、いわば八つ当たり的な子どもへの厳しいしつけ。
または 親の精神的未熟さや情緒不安定からくる子どもへの不適切な対応。
そんなことをされても、親をそれ以上不安定にさせないために、子どもが親のご機嫌を取る。
未成熟な親に変わって、子どもが妙に大人びてしまう。
そして、そんな親はやはりその親も問題を抱えていたりするのです。
世代間連鎖している。
 
 
A:宗教二世の機能不全家族の場合(ACoR)
 
宗教の集まりではにこやかにしていても、家での態度は違う親。
それでも自分は正しいことをしていると思うから自分のやっている事を、子どもに認めて欲しい親。
 
宗教に反対する夫などの家族から暴力や暴言を受ける親も多いです。
それを見ている子どもは、親を守ろうと、親の親を演じます。
私が僕が、お母さんを守るんだ と。
痛々しい子どもたちが会衆にはたくさんいましたよ。
親の困り顔に相談に乗ってあげたり。
 
親が宗教色を周囲にまき散らし、その後始末を子どもがする。
そんな親を子どもが守る。
立場が逆転していますよね。
 
本人たちも気づいていないのが恐ろしいところです。
 

 

私たちが感じていた事
 
私自身、親の事を 重い と感じて生きてきました。
宗教の中にいても、やめてからも、精神的に未熟な母のことを私が面倒見なくては とどこかで感じていました。
振返ってみれば、子どもの頃からそうだったのです。
 
平和な家庭生活を求めて入った宗教なのに、親族の関係は悪化するばかりで親もイライラすることが多く、
それを見ているのは子ども心に辛くて、お母さんを守ろうとしていた。
味方になってあげなくちゃ、と思っていた。
 
 
「ヤングケアラー」という言葉が最近出てきましたね。
私は宗教二世もヤングケアラーだと思います。
 
世間からはじかれたり、非難されたり、通常の日常生活が遅れない親に代わって
子どもが親や家族のケアをするのです。
 
宗教二世も、ある意味ヤングケアラー。
親が宗教活動で忙しくて、家事を引き受けたりしています。
ここでも親には「神様のため」という大義名分があるから、子どもはそう簡単に「イヤ」が言えない。
 
 
そんな親は、自身も機能不全家族育ちなのかもしれない
だから、普通の子育てが分からないのかもしれない。
自分の事を愛せない人だったのかもしれない。
 
なのに、というかだからこそ、子どもを愛そうとしたのかもしれない。
だけど、自分を満たせていないのに子どもを満たせるわけないよ。
 
それは、一種の代償行為。
 
 
私たちは、親のことなど考えなくてもいい。
親を泣かせてもいい。
 
のです。
 
私たち宗教二世は、まず、自分が解放されるべきです。
自分が自分の人生を取り戻すべきです。
 
そのためには
親のことを「かわいそう」なんて思わなくてもいいのです。
 
よしんば いつかそんな日が来るかもしれない。
だけど、それはたぶん、今じゃあないのです。
 
 
自分が苦しいのに、苦しくてたまらないのに、先に親の事を慮らなくていいのです。
 
後回しで言いの。
自分を救ってあげてから、親のことは考えればいい。
 
 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

分かりやすく自分が機能不全家族育ちかどうかの診断をしたい方は
こちらのサイトで確認してみてください。

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 

生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
 
 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

スケジュール詳細は

ここからご覧ください。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。