宗教二世は「宗教性アダルトチルドレン」だから生きづらいのです | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

今日はずいぶん前からあたためていた事を公開します。

この春、やっと何か憑き物が落ちたというか、すっきりしたというかはっきりしたので。

 

 

 

 

「アダルトチルドレン」という言葉を知っていますか?

 

アダルトチルドレンとは「安全な場所」として機能しない家族の中で育った人のことです。

(ふつうは、家族って一番安全で安心できる場所なんです)

 

ところがアダルトチルドレン

緊張した空気の家庭の中で育ったため、親との関係でトラウマを負った人です。

NOが言えない

感情を素直に表現できない

自己肯定感が低い

愛情にじつは飢えている

などなどの特徴がみられます。

 

もともとはアルコール依存症の親の元に育ち大人になった人のことで

ACoA (アダルトチルドレン・オブ・アルコホリック)と呼ばれます。

 

 

私は、宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

 

 

私がこの言葉を使おうと思ったのは、二世から生きづらさをなくすには

まず自分の状態への自覚が必要だと思うからです。

 

自分が生きづらいことを自覚する。

生きづらさの理由を理解する。

そのための鍵として「アダルトチルドレン」というキーワードを使おうと思います。

 

 

誤解しないで欲しいのですが

親を責めるための自覚ではないのです。

誰かに罪の判定を下したり、恨んだり、怒りの対象にするつもりはないのです。

 

 

ただ、ただ、私が

「二世がなぜこんなに辛いのか、生きにくさを抱えて何年も過ごさなくてはいけないのか…」

 

その理由を自分なりに知りたいと、あれこれ探った末にたどり着いたキーワードです。

 

 

私、春海自身も自分が「宗教によるアダルトチルドレン」であると自覚したことで

知りたかった「 なぜ? 」が腑に落ちていきました。

 

 

この鍵が、ACoRというキーワードがあったから、自分のことが許せたし、ありのままの自分でいいと思えるようになりました。

 

余談ですが、キーワードって大事ですよね。

私たちはあの夏の事件の後、「宗教二世」というキーワードを手に入れたことで随分自分を語りやすくなったように。

あれ以来、多くの宗教二世が動き始めました。

言葉で自分を表現できるのは、一種の自由を手に入れた感がありましたよね。

 

 

 

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

だから、生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
 
 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。
一度に書ききるなんてとても出来ないけれど書いていこうと決めました。
私の経験と気づきとを、アダルトチルドレン(AC)という鍵で開けてみた話です。
 
きっと長い話になるでしょう。
少しづつ書きます。
書ける時に書きます。
自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。
 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

スケジュール詳細は

ここからご覧ください。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます