シンパイナイモンダイナイ | サラリーマン弁護士がたまに書くブログ

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2019年7月にうつ病を発症したことをきっかけにブログを始めたサラリーマン弁護士が、書きたいことをたまに書いています。

不思議な題名から始まったように思えますが,これは,B'zの「IN THE LIFE」というアルバムの1曲めに収録されている「Wonderful Opportunity」の歌詞の一部です。

 

僕,B'z好きなんです。めちゃくちゃ好きです。

 

もう15年くらいファンです。初めて買ったB'zのCDが2005年に発売された「PleasureⅡ」というベストアルバムでした。

 

大学に入学した2009年にファンクラブ「B'z Party」に加入し,今日までずっと会員です。

 

では,どうして唐突にWonderful Opportunityなのか。

 

実は,苦しい時にこの曲に救われたんです。

 

この「~に救われた」ていうやつ,手垢ベットリなくらい色んなところで使われていますが,僕も,以前は,「救われた」という意味がよくわかっていませんでした。

言ってしまえば,「すごくいいよ!」の比喩表現として「救われた」が使われているくらいにしか思っていなかったんですよね。

 

でも,病気になってわかりました。

「救われる」ってあるんだなって。(宗教みたいですね(笑))。

 

だって,この曲の歌詞を聞いていたら,涙がたくさん出てきたんです。

嬉しくって嬉しくって,心の奥底から勇気が溢れ出てきて,もう顔をめちゃくちゃにして,喜びの涙を流していました。

 

もともと,好きな曲ではあったんですよ。

この曲が最初に世に出たのは,↑で書いたとおり,「IN THE LIFE」というアルバムがリリースされた時なんですが,それは1991年です!(古い!今となっては!)。

 

僕が1歳の時に出た曲,しかもシングルじゃなくてアルバムの1曲なんて,僕が知るはずもありませんでした。僕が出会ったのは,2008年にリリースされたベストアルバム「B'z The Best ULTRA Treasure」を聞いたときです。

 

このベストアルバムは,ファン投票で収録曲を決めるという企画の下作成され,Wonderful Opportunityはファン投票4位でした。とても人気がある曲です。

 

僕も,メロディが好きだったし,「ULTRA Treasure」の2曲めだったので,よく聞いていました。

(僕は,けっこうアルバムを聞く順番にもこだわりがあって,アルバムの曲順に聞くようにしたほうがいいと思うたちです。うわーめんどくせー。)

 

特に際立って好きとは思っていませんでした。

 

でも,病気になって,初めて歌詞を認識しました。

「認識した」というのは少しおかしいですが,初めて,歌詞の意味を噛み締めながら,曲を聞いたわけです。

 

「手も足も出ないような,悩みに縛られて 

ひとりきり無理矢理酔っ払ってアルバムを抱いて寝た」

 

病気になる直前は,本当に飲酒量が増えてました。

 

「逃さないで 逃げないで 

胸の痛みと手をつないで明日を迎えよう

嫌な問題大損害 避けて通る人生なら論外

生きてるからしょうがない」

 

ありきたりな歌詞と思われるかもしれない。

メロディだって,とてもポップな感じで,バカっぽいっちゃバカっぽい。

 

でも,なんだろうな。自分が涙を流した理由はうまく説明できないけれど,なんか,「一緒に頑張ろうよ」,「生きてるからしょうがない」と励ましてくれていて,それを,僕も素直に励ましとして受け止めることができたんですよね。

 

そして,僕が一番好きなのが

 

「楽になりたい 泣き出したい

いつか今を軽く笑い飛ばしたい

なんとかなるよ」

 

ここが一番心に響きます。涙が出ます。「楽になりたい 泣き出したい いつか今を軽く笑い飛ばしたい」。本当にそう。でも最後に「なんとかなるよ」と背中を押してくれている。

 

歌詞って,言葉数が限られているから,限られた言葉に受け手がいろいろと意味を込めることができますよね。それが本当にいいところだと思う。

いろいろと説明を尽くしていないからこそ,僕が涙を流して喜ぶほどの思いを,歌詞に感じることができたわけです。

 

いい歌詞だなぁ。

 

それと,病気になった後に,改めて響くようになった歌詞は他にもあって,

 

「このたび私は変わります 真新しい朝にwake up,wake up

限界もNGもなくします 少々痛いのも気にしません

燃え尽きてこそはじまる」

 

「声明」というシングル曲(2017年)のサビ部分です。

空想上の世間様にがんじがらめになっていた自分から解き放たれ,リスクをとって突き進むことを後押しされているように感じます。

「燃え尽き」たその瞬間がスタートという歌詞がいいですね。

 

次は,

「あっという間に 命など 燃え尽きてしまうというのに

様子ばかりうかがって 全てが相手と運任せ」

 

これは「Time Flies」という曲で(「タイムファイルズ」じゃなくて「タイムフライズ」です。最初は間違えて読んでいました(笑)。),「MAGIC」というアルバム(2009年)の2曲めです。

「命は時間。周りの様子ばかりうかがって自分の人生自分で生きなくていいのか?」そんな風に今は聞こえます。

 

それで,ちょっと話は変わるんですが,「B'zが好きなんです」という話をすると,「好きな曲なんですか」とよく聞かれます。

 

(あと,「ビーズ」のアクセントを「ビ」に持ってくるかどうか問題を,ちょっと知識あるやつがやたらしてくるけど,正直僕はどうでもいい。気にしてない。僕は松本さんと稲葉さんの2人にならって「ビ」にアクセントを持ってくるけどさ,だからといって,「レール」と同じような,アクセント無しで発音することについてなんとも思わないし,そもそも,松本さんと稲葉さんのどっちでもいいって言っているし,なんか,わざわざ「ビ」にアクセントあるんでしょというウンチク話しないでほしいわ。このウンチク話されると,①「B'zの2人がどちらでもいいと言っていること」と②「僕は2人にならって「ビ」にアクセントを持ってきているけど,僕自身もどうでもいいと思っていること」の2つを説明しなきゃいけないという感情が出てくるんだけど,これをいちいち説明するのも面倒だし,説明したところで「ふーん」て感じでスルーされるし,なんか,心のなかで結構な葛藤が生まれていて嫌な気持ちになる。)

 

閑話休題

 

「好きな曲なんですか」質問は,正直いやっちゃいや。

決められるわけないし。「この曲が好き」とか,そういう感覚はもう超越しちゃってるし。

いろんな曲があって,各曲について,いろいろ思うところあるし。

 

こっちは,人生かけてというか,人生そのものがB'zなんだよ

 

「好きな曲」とか,そういったことを答えられるレベルじゃないんだよ。

 

崇拝しているんだよ。宗教なんだよ。

気持ち悪いくらい好きなんだよ。

 

でも,

 

こんな僕の抱く感情はどうでもよくって,それよりも,同じ「B'zが好き」という気持ちを共有できる人と「話したい」のよね。

 

その話すとっかかりとして「好きな曲なんですか」はとてもいいし,盛り上がる。

「好きになったきっかけは?」とか,そういった話をしたい。

 

だから,結局のところ,「好きな曲なんですか」質問は,とってもウエルカムです。

ぜひぜひ聞いてください。

僕のB'z愛に関心を持ってくださったことは,大変嬉しいですからね。

 

もしかしたら,↑のように「好きな曲なんですか」質問に対して,僕と同じようにだいぶ鬱屈した思いを持っちゃう人もいらっしゃるかもしれませんが,そこは,「ウエルカム」に転換しましょうよ。「B'zが好き」という自分の気持ちに関心を持ってくれているのは,「共感」という幸せに至る可能性を秘めているわけですから。

 

それと,B'zって,もうだいぶ古いバンドだから,古~いファンもたくさんいます。

30年間ファンという人もいるわけですよ。

 

確かに,B'zというバンドをそれだけ長く愛し続けるというのは,本当にすごいと思います。

 

でも,だからといって,若いファンを見下すような態度をとっちゃダメですよ。

 

大事なことなので特に強調したいのですが,

ファンは,にわかが一番大事です。

 

「にわかファン」というのは,ファンになりたてなわけです。

ということは,つい最近好きになったのですから,一番熱量を持っています。

ファンにとって大事なのは,応援する気持ちです。楽しみたいという情熱です。

 

なぜなら,「応援したい」「楽しみたい」というファンの気持ちや情熱こそ,B'zというバンドの存在意義だからです。B'zの2人は,CDを買ったり,ライブに参加したりするファンのために,バンドを続けてくれているのです。

もうね,B'zの2人は,これから先全くバンド活動しなくてもいいくらいのお金持ってますよ。

一切働かなくても,毎月毎月,全然使い切れないくらいのお金が預金口座に振り込まれてますよ。(しらんけど)

それでも続けてくれているのは,ファンの気持ちや情熱に応えるためですよ。そして,ファンの気持ちや情熱を一緒に共有することが,松本さん・稲葉さんの幸せなんですよ。(きっと)

 

その気持ちや情熱が大きいのは,ファンになりたての頃,つまりにわかファンです。

 

だから,B'zというバンドがこれからも末永く活動するためには,新規ファンをどんどん獲得していって,ファンの熱量を維持し続けることが大切です。

 

 

一度ね,僕も話しかけたことがあるんですよ。

年齢的にも,話している内容的にも,「長年応援してきました~」みたいな感じ満載の女性陣に。

 

それがね,ほんとにね,にわかを見下したような感じだったんですよ。

 

話した内容としては,「今はさあ,サイン色紙もらうのは抽選だけどさぁ,昔はねぇ,先着順だったから,20時間前くらいから並んだんだよ~。今は楽でいいよね~」という感じです。

(ちょっと補足すると,B'zのライブでは,各会場でCD・DVDが売られているのですが,5000円以上購入者は抽選で松本さんと稲葉さんの直筆サイン色紙をゲットできるという企画が,各ライブごとに催されています。ちなみに僕は2枚持ってます(自慢)。)

 

まあ,僕としては,昔のサイン色紙事情について情報を仕入れられたので,それはそれでよかったのですが,

 

こんな態度はあかーん。

 

僕は,新規ファン,にわかファンに楽しんでほしい。

 

新規ファンの多くは「ultra soul」を聞きに来たのでしょう(しらんけど)

 

ほかにもっと聞きたい曲があって,セトリの1つをultra soulで無駄にしてほしくない。僕みたいなおっさんは,こんなことも思ってしまうのです。

 

でも,やっぱり,「ultra soul」聞きたい人も,ライブ会場にはたくさんいるから。

その人に楽しんで帰ってほしい。「ultra soul!」ってたくさん叫んで,思いっきり楽しんでほしい。

 

昔の僕がそうだったように。

 

↑では,悪いエピソードを紹介したけど,でも,僕が経験したのは,その1件だけ。

あとは,初対面で話しかけても,すごくフレンドリー。

いいことばっかり。

にわかファンを見下すような態度は,僕の実感としては,とても少ないと思う。

 

だって,若い人めちゃくちゃ多いもん。

高校生くらいの子も,たくさん来てる。

だから,新規ファンの獲得にB'zは成功してる。

にわかファンにも優しいファンが多いというのも,大きな要因だと思うよ

 

デビューから30年経っても,50万人動員する全国ツアーできるんだよ。

すごいよ。チケット全然余ってないよ。普通にファンクラブの抽選はずれるよ。

今年SS席あたったのにうつ病で行けなかったよ。泣きたいよ。もう泣いたよ。

うつ病になったおかげで,Wonderful Opportunityの良さに気づけたよ。よかったよ。

 

 

チケットがとれにくくなってもいいよ。

 

新規ファンが増えるのが一番大事。

 

だって,僕は,いつまでも新曲聞きたいから。ライブに行きたいから。

 

B'zのすばらしいところは,「バンドを続ける」という決断をしてくれていること。

 

1年くらいB'zとしての活動がなくて,ソロ活動していても,やっぱりバンドに戻ってきてくれるという信頼感がある。ぜったい帰ってきてくれるから,安心してる。

 

信じられる。だから,応援する。

 

松本孝弘さんと稲葉浩志さん。僕が一生尊敬し,憧れる存在です。

 

いつか,Meet&Greetでお会いできる日を待ち望んでいます。

そのときは,直接感謝の言葉をお伝えしたいです。

 

たくさん曲を生み出し続けてくれてありがとう。

たくさんライブしてくれてありがとう。

たくさん勇気をくれてありがとう。喜びをくれてありがとう。

 

「ファンのために」という,おふたりが抱いてくれている思い,それこそが,いちファンである僕にとって,何よりうれしいことです。

 

これからも末永く,続けていってください。

 

これからもB'zのファンとして走り続けます。

 

Let's RUN for B'z!

 

 

それではまた明日

 

 

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古田博大(ふるたひろまさ)

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