数年前、自分自身の方向性を見失って悩んでいた時
寿齢の長いイチョウの木に
「自分らしくあればいいんだよ」という言葉をもらい
それならば、仕事以外の場面で自己表現ができるようになりたい...
絵を描くことに憧れがあってやってみたい...と思い立ち
その週のうちに通い始めた絵画教室。
このところは続けてルノワールの模写をしています。
「犬の頭部」はルノワールが1870年に描かれた作品。
お手本通りに描く模写は、無心になって描けることと
天才の才能につながれる気がするのが喜びです。
いつも動物や家族に対して
愛と優しさをたくさん与えてくれる姉にプレゼントするため
はじめて額装もしてみました。
印象派の画家として人気を博したルノワールは(1841年〜1919年)
パリを中心として活躍。
女性の生命の美を見出した画家ですが
父親が仕立て屋
母親がお針子
という生まれの影響が
特別な思いを抱かせるのか
他の画家にはない魅力を感じて
夢中になって模写を続けています。
子供のころから大好きだったイチョウの木。
弱った時には、そっと心に寄り添って助けてくれる大好きで尊敬する存在。
「人に合わせなくてもいいんだよ」
「自分らしく生きてね」
と見守ってくれる樹木が、やはり大好きです。
一番最近描いた、はじめてのペン画。
キリンのスケッチ。
キリンの模様を夢中になって描いていたら
不思議とキリンが身近で親しい存在に思えて来ました。
やはり絵を描くことは、モチーフと自分の心が通じ合えていることを
感じられるのが楽しみです。
ルーチェ クラッシカ
デザイナー・光田 みどり
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