原型師は燃えているか?

原型師は燃えているか?

見せてもらおうか そのオヤジの奮戦とやらを

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先週日曜、新宿の東宝シネマズのIMAXで表題作を観た。戦争映画掲示板で知り合った、旧知の友人たちと。

 

戦争映画の劇場作品として、久々の大当たり映画だった。『ブラックホークダウン』以来の大当たり。もっとも、私はWW2が専門なので、ダイナモ作戦というモチーフも良かったということになる。私がこの映画にキャッチコピーをつけるなら「偉大なるボカ沈映画」となるだろう。

 

監督がCG大嫌いなせいで、「CGIに頼らない画面」にこだわったという。そこが十分に堪能できる作品となっている。最も顕著に表れたのは航空機のマニューバ(機動)だろう。CGIはPC上で描いた絵のアニメーションにすぎないので、アニメーターの腕次第で航空機が「ありえない」マニューバになって鼻白む事になる。「ああ、ニセモノ(CG)ね」と。21世紀の映画の空戦は、ほとんどこの状態だ。が、この映画では、そういうシーンが(おそらく)ワンカットもない。なぜなら、実際に飛んでいる航空機を実際にカメラで撮っているだけから。この「だけ」が、この作品では重要なポイントになっている。つまり、映画の作りとしては7~80年代までの戦争映画と、ほぼ同じ手法で撮影された映画ということだ。素晴らしい!!

 

これは登場する艦艇(実物にこだわったためか残念ながら英国駆逐艦役は戦後のフネだが)にも表れる。一部だけ実物大セットで作って、残りはグリーンバックで演技させるというのが嫌だったのだろう。俳優には実存のフネによじ登り、そのままの体感を撮ることが映画のリアリティーになると思ったのだろう。そして独軍機の空襲やUボート?の雷撃で、実物大のフネがあっという間に傾斜し沈んでいく。本当にあっという間のボカチン、轟沈だ。こうやって輸送船の兵士達は死んでいくんだな、と日本の兵隊さん達のことにも思いを馳せた。

空襲するのは『空軍大戦略』でおなじみのHe111やBf109、大スケールRCと思われる3機編隊のJu87。ちなみにJu87は同じくRC模型を使った『空軍大戦略』の機体より、スケールが大きいと思われる。RCとはいえ、やはりマニューバがリアルなのだ。この点、航空戦映画では最高峰と思われる『空軍大戦略』のJu87よりリアルだった。

 

陸海空軍を描いているが、事前に想像した以上にRAFの比重が高いことに驚いた。その理由はラスト周辺のスピットファイアの描写を観て解った。監督はスピットファイアを愛していると。全体にリアルな作りなのに、燃料切れで滑空飛行するスピットファイアのシークエンスだけ浮いている。美しくファンタジックなのだ。ここを切り取って「何がリアルだ、ありえない」と怒る人もいるだろう。私は監督がどうしても入れたかった愛溢るるファンタジーシークエンスだと解したので、微笑んで観ていられたw。

 

CGでヒコーキやフネ、兵隊を水増ししていないので、実際のダイナモ作戦より規模が小さすぎないかという疑問も感じられるだろう。何しろ空襲に来るメッサーはいつもケッテ(3機編隊)1個のみ、爆撃のハインケルは1機で張り付いた護衛のメッサーが2機だけという具合だ。撮影規模的には『最前線物語』のオマハのシーンと同じくらいに見える。

だが私は良かった。ありえないマニューバで飛んでいるウソ臭い大編隊を見るより、よほど精神衛生上良いw。あれで良かった、十分だ。すごい規模のダイナモ作戦を見たいなら、邦題が一緒のジャンポール・ベルモンド主演の仏映画『ダンケルク』を観ればいい。こちらは間断なく(と感じる)Bf108タイフーンのケッテが空襲してくる。独軍の空襲や砲撃の規模は仏版の方がリアルと感じるかも知れない。

 

全体的なところでは、この映画に物語性はない。敢えて排除している。そういう意味では、起承転結の物語を期待する人には不向きな映画と言える。『シンゴジラ』や『この世界の片隅に』と共通しているように思った。世界的な流れなのかも知れない。そもそも、ダイナモ作戦という単語を知らない人には不向きと言えるかもしれないが(笑)。

生き意地の激しい英軍人と仏軍人、翻り生命の危険を顧みない英海軍軍人とRAF(英国空軍)パイロット、民間人親子といった様々な個人の目から見たダイナモ作戦を通じ、「英国人は負けない!」という心意気を感じられる、いかにも英国人的な素晴らしい作品だった。もう一回IMAXで観たいなと思う。

さっきWikiを見て知ったのだが、スピットの小隊長の無線音声のみでマイケル・ケインが出演していたという。『空軍大戦略』”Attacking Now”のキャンフィールド少佐か!やられた!!30回以上観ているのに気づかなかった・・

 

最後に、IMAXで観たと冒頭に書いたが、IMAX上映以外では画面の上下が大幅に切れた状態で上映されていると知った。単純に音が良いからという理由で選んだのだが、割り増し料金を払わないとオリジナルの画面を観られないというのは常軌を逸していると思う。最近の映画館や興行関係者はおかしい。嫌悪感を抱く。『戦場にかける橋』から言葉を贈ろう。”Madness!!”

 

 

 

 

 


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2013年に『風立ちぬ』の昭和10年代の描写を見て、「ああ。。優れた考証は『この世界の片隅に』の方に期待しよう」と思った。原作以上にリアリティを加味したアニメ(原作より良くなっていると判断)、『ブラックラグーン』の片渕監督の次回作は、戦時中の主婦を描いた作品とWEBアニメスタイルで知り、その考証作業に唸っていたところだった。原作を買って読むと、原作も恐るべき完成度の作品だと解った。
待ちに待った、その映画が遂に公開されたのだ。

劇場で観られて良かった。。。

呉の街に響き渡る対空戦闘(合戦準備かな?)のラッパ符と開始される艦艇の対空射撃。
劇中数度ある高台陣地の12.7センチ高射砲の射撃音がホンモノにしか聞こえない。
(自衛隊の射撃音--FH70かな?--を採録したそうで)
低空で侵入し機銃掃射するグラマン空冷エンジンの爆音と50口径AN-M2の射撃音、弾着。
遠くの空中で通常弾に混じって炸裂する三式弾。
米艦上機に食らい付く三四三空の紫電改。
炸裂する対空砲弾の破片。
安定ヒレをなびかせて湾内に投下される機雷。

どれも映画史上初の表現だと思う。
これを体感するにはDVDではなく劇場でなくては!
ここまで軍事的SEのリアリティを追及した作品はガルパンと本作(監督は音響監督も兼任)くらいだろう。
実物の音を間近で体感した者でなければ、こういう音を映像で再現出来ない。
(「SEもリアルだ」と当時言われた『プライベートライアン』は、この二作に遥か及ばない)
昨日知ったのだが、学研の歴史群像シリーズの一式陸攻ムックには、片渕監督が製造番号について協力しているそうで。。この本は持っていたけど全く気づいていなかったなぁ。。。
http://www.ne.jp/asahi/aikokuki/aikokuki-top/Houkokugou_List2.html

原作でも緻密な考証を積み重ねて描いているのは良く判ったが、軍事的には惜しい所もあった。例えば航海中の海軍水兵、水原哲の服装が第二種軍装だったりした。ここはせめて事業服に艦内帽だよね、なんて読みながら思ったのだが、アニメでは重巡青葉の戦歴に従い褐色防暑服になっていた。それも非番で洗濯中だったらしく裸足だったのは泣ける。ちなみに水原上水、一種軍装の左腕に特技章がついている「マーク持ち」だった(普通科か特修科かは判別出来ず)。

などと書いていると、相当リアルな戦争アニメか?と思われるかも知れないが、上に書いた要素は長くてほんの数秒しか描写されていない(笑)。だが、解る人間には間違いなく解る。そういう要素があらゆるところに詰まった映画だ。例えば背景で描かれた建物や風景は、一軒一軒細心の注意を払って考証再現されている。手すりや街灯の色、形状含め。これも惜しみなく?チラッとしか画面に登場しないのだが、何も知らない人が見たら、明らかにスルーされてしまうような所まで考証されている。凄いを通り越して「恐ろしい」。

映画の内容自体は、NHKの朝ドラで描きそうな世界だ。戦前、戦中、戦後の市民生活。しかし、朝ドラ含む日本の映像で描かれた凡百の作品とは決定的に違うポイントがある。
それは、戦中に関わらず「軍隊はいけない」とか「戦争はいけない」と、真顔の登場人物が戦後の言葉で言ってしまうダサさだ!!リアルではないから一気に鼻白んでしまう。
優れた原作とこのアニメでは、そういう事は一切ない。結果的に鼻白まずに戦争のむごさが感じられるようになっている。この点、やはり空襲モノアニメとして素晴らしい出来の『火垂るの墓』と共通している。

『この世界の片隅に』は似た要素が幾つもある事から、どうしても『火垂るの墓』と比較してしまうが、登場人物を冷徹な観察者として(監督が人物を突き放して)描いた火垂ると、本作の登場人物と監督との距離感には差がある。本作の監督も観察者として描いているが、距離は近い。登場人物に寄り添いながら描いている様に感じた。そこが、全体を包む「何かほんわかとした」雰囲気作りに役立っているのだろう。私の印象では、原作者のこうの史代氏と監督の片渕須直氏は、殆ど同じスタンスで作品作りをしたように思う。

最後に、映画になって良かった大きな点に触れる。それはリアルな(だと思う)広島弁が聞けた事だ。私は東京に出て来て以来、何故かずっと広島弁と縁があった。今でも付き合いのある専門学校時代の友人は10人近く広島出身だった。その後にネットで知り合った友人、大学の担当教授と、皆広島のお国言葉を使う人達。その中でも、特に呉に近い所が出身地だった女性の使う語尾のイントネーションが映画で再現されており、大変親近感を持ってしまった。


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大学の友人と二度目の『シン・ゴジラ』を観て、その予告で流れた表題作が気になったので観てきた。

私は新海誠のファンではない(と思う)。観たことのある作品は『ほしのこえ』、『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』だけ。それらを観て感じるのは、全体的に「辛気くさい」という事。何か、人物に生気が感じられないのが理由だろう。人物が彼岸に行っているような感じを受ける。ここが作品にハマっていれば、なかなか良いと感じるのだと思う。『雲の。。』はそのように感じ、気に入っている作品で何度か観ている。

その程度の認識で、なぜ劇場に行く気になったのか?それはひとえに、作画監督が安藤雅司だと知ったから。安藤さんがメインスタッフで入った事により、まさに絵的な意味で人物描写がこれまでと違うものになっているのではないかと考えた。実際、予告で見た人物には生気が宿っている、というか、生き生きしていて興味を持った訳だ。本来の意味で(ただの線に生命を宿らせるという意味の)違うアニメーションになっているのではないか?そこを確認してみたくなったのだ。

結果は思った通りだった。私の観た事のある新海作品とは違っていて、「辛気くささ」がなくとても良かった。
(よって、過去作と同じ作風を望んでいるコアなファンには合わないかも知れない)

安藤雅司とはジブリ出身のアニメーターで、作画監督として参加した『千と千尋の神隠し』の人物描写で宮崎駿と対立、会社を出て行った人だ。その後、人物描写がリアルな今敏作品やIG作品などに参加後、『思い出のマーニー』で出馬要請され、演出と脚本に口を出して良いならという条件でジブリに戻った人物だ。こういう人がメインスタッフで参加するなら、違っていても当然という事かも知れない。

物語も良かった。観たいけど迷っているのなら、何も情報を持たないで劇場に行きなさい、と言える作品だ。

さて、ここから先は既に観た人、又は全く観る気のない人向けwの文章となります。
観たいなぁ、と思っている人は読んではいけない!







『君の名は。』は『シン・ゴジラ』と、ある意味(偶然にも?)、相互補完関係にある作品だと思った。

『シン・ゴジラ』にノれなかった人は、人物描写に深みがない事を挙げる場合が多いと思う。「映画とは、ある人物の人生の一瞬を切り取り、それを味わうものだ」と考えている人にとって全く無意味な映画が『シン・ゴジラ』だった(のではないだろうか)。この映画では、表面的な現象と対処だけが描かれ、人物も人生も殆ど描かれていない(ように見える)。そこがある意味良かったのだが、映画を前述のように考える人には受け入れがたいのだと思う。

そういう人には、大災害で消えて行った人の視点に立っている『君の名は。』をオススメする。彗星落下で壊滅する町に住む、災害当事者三葉(みつは)と中身が入れ変わった男性瀧(たき)が主人公で、何とか住民だけでも助けられないかと奔走(作戦立案、決行)するのがクライマックスになっている。つまり、視点が違うというだけで、どちらも「実際の311では違ったけど、こうなっていたら良かったのに。。」という、全く同じ希望的思考で作られている映画だ。

物語中盤で、それまで生き生きと描かれていた三葉や同級生、家族達が故郷と共に消えていたと知った時、私は戦慄してしまい、思わず落涙してしまった。地震当日、宮城の平野を定速で押し潰していく津波の先端を映すヘリ映像。東北の人たちが消えて行く。。。と戦慄した時と一緒だ。

死に行く人々に血肉を与え感情移入させるには、安藤氏を始めとする手練アニメーターの力(演技力)が必要だったのだろう。エンドロールには、やはりジブリ作品でお馴染みの田中敦子、押井作品常連の黄瀬和哉、沖浦啓之や橋本敬史各氏の名前もあった。

同級生が「なんか。。可愛いかったな。。」と思わず漏らしてしまう、中身が三葉な瀧の挙動(神木隆之介の声も素晴らしく、人物に息吹を与えていた)。編み紐で髪を結わえる三葉の指先の繊細な動き。思わずイケナイ妄想をかき立ててしまうw、奉納舞いをする三葉の横顔。

どれも作画の力なしでは、なし得なかったカットだと思う。
誰がオファーしたのか分からないが(プロデューサー?)、安藤雅司に作画監督を依頼した人は偉い!
(安藤さんの人脈もあり「スーパーアニメーター」が集まってきたと、ユリイカのインタビューで監督が答えている) 

だって、三葉ちゃん、とっても可愛いかったもの。
これまでの新海作品では感じた事がない感覚だった。

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私はゴジラ映画のDVDは一本も持っていない。
『空の大怪獣ラドン』だけはDVDを買って20回以上観ている。
84ゴジラ、エメリッヒゴジラは劇場で観たが、ギャレスゴジラはTVで観てコレはコレで良いんじゃない?という程度のスタンス。

だが、予告で上陸してくる引きのショットにまるで着ぐるみのような実存感を感じ、架空兵器は一切登場しないと聞いてしまったら、初日に出撃する他ないでしょう。
結果、なかなか良い映画だった!
家族愛や恋愛ドラマはビタ一文なく、大変良い。
初経験の大災害に右往左往する「永田町関係者」のドラマだった。
誰でも気づく事とは思うが、311大地震、福島原発事故をモチーフにしたポリティカルサスペンスに仕上っている。

肝心の自衛隊戦闘シーンは、序盤の木更津AH-1部隊の出撃、中盤の陸空共同攻撃シーンには落涙。
日本怪獣映画史上、ラドンに次ぐ出来と思う。
効果が低そうな小火器射撃がないという点が初かも知れない。
このレベルでラドンの時のように、執拗に繰り返す攻撃を描いていれば「個人的最高傑作」になったと思われる。

線路上に停止したゴジラに対する、奇想天外なJR全面協力?w各種列車爆弾による総攻撃にはウケたし、「キルゾーン」に於ける高層ビル爆破作戦にもカタルシスがある。
『巨神兵東京に現る』のゴジラ版といった感じで暴れるゴジラの姿には震撼してしまった。

さて、内容を知りたくない人は以下を読まないように。
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福島原発事故の時に、私はここで「日本人には有事に対応する能力がない」と断言した。
今でもその気持ちは全く変わっていない。
これは、為政者、各省庁高級官僚といった「日本を動かしている(又はそう思い込んでいる)」人間達を指す。
今回の映画は、そういう人間達に対する痛烈な批判がメインテーマになっている。
その証拠に、政府関係の人間、閣僚などはほぼ全て死亡している。
「いらない(役立たずな)為政者は全て死んでもらって結構」という映画だ。
我が意を得たりで胸がすく。

もちろん、そこに食い込んで来る米国政府というのも重要なポイントとなる。
何かあれば米国様に頼るという、戦後日本の姿にも斬り込んでいる。
迷惑だから東京を核攻撃すると迫って来る中露という点も、現代日本を描いていて良い。

そういう「外敵」を払いのけ、日本の事は日本人が解決するという志を持った、若手政治家が物語の主人公となっている。
この点では、メジャー映画では初となる内容のように思う。
2001年の映画『サクラ大戦 活動写真』では、既に同テーマに斬り込んでいて私は感銘していたのであるが、やっとメジャー映画でも触れられるようになったのかと感慨深いものがある。
『シン・ゴジラ』の評価は、ここをどう思うかで判断が別れるものと想像する。
もちろん私は是である。

もう一点、上がどうあれ、最前線で黙々と戦い死んで行く方々もこの映画では描いている。
原発事故の時に各種「決死隊」が最前線で苦闘されていたのは記憶に新しい。
物語終盤にも決死隊が編成され「動ける暴走原子炉」に凝固剤を注入するが、全く福島原発事故の再現になっている。
この姿は、大東亜戦時の特攻隊と比肩し得る存在だと思う。
「日本人はヤる時はヤる」という事だ。

いらない政治家はまるごと退場してもらって、デキる政治家と官僚、ヤる時はヤる日本人で未来の日本を作りましょう。
『シン・ゴジラ』はそういう映画だ。
内容的には1000点(100点の書き間違いではない)。

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全くの旧聞ですが、WFでGUMKAミニチュアズの高田さんからお聞きした話が面白かったので、書き残します。
(高田さんとは模型店時代の常連という意味でも、同業界人としての話もあったりする関係です)

GUMKAではジオラマアクセサリの輸入販売もしているのですが、「ただの木製扉」がラインナップされています。
自作するのがやや面倒だから、便利商品としてあるんだなと思いましたが、お話を伺うと大変興味深い話が・・
品物の画像はこちら。
http://www.gumka.jp/red-iron-models/diorama/
(やはり国家規格のマンホール蓋のデザインも、ロシアンアバンギャルドの臭いが漂ってイイ)

単なるガレージの扉ですが、ソ連時代はガレージの扉は国家規格品で、この一種しか入手出来なかったようです。
で、この扉の寸法にはどのような意味があるのかと言うと、何とT34戦車が入る寸法との事。

つまり、ソ連時代の一般家庭のガレージには、全てT34が入れるようになっていた(せざるを得ない)ようです。
一旦有事となれば、街のあちこちにT34を隠蔽布陣できるようにしたんでしょうね。

38度線に近い韓国の団地は「弾避けの為にある」という事を聞いた時も驚いたのですが(高校が有事には即座に歩兵一個大隊になるように訓練していたとか)、やっぱ暴力革命国家は一歩先をイってますなぁw。

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昨年からブログを全く更新していなかった。。。
全く申し訳ないです。

4月から専門学校の受け持ち講義が増えて、出勤日程が週に2.5回となりました。
以前は1.5回。
0.5は隔週の受け持ち日。
教える内容も増えたので、新たにカリキュラムを組んだりなど、仕事が増え。。。
それと、学校が移転となって、物品や教室の使い勝手が大きく変わったため、それへの対応などやる事が一杯だったり。

更に仕事が3月から4月にかけて何故か集中して重なってしまい。
昨年から「終わりなき戦い」になりつつある仕事もあったりとか。。
(まだ終わらない。。。。)
仕事があるのは有り難い事ではありますが、黄金週間明けまでは多忙傾向でしょうか。

そんな中でのアレコレ。

●アイズプロジェクトより1/6フィギュア様々発売
『イニシャルD』佐藤真子
シルエイティに乗っていたのOLのフィギュアです。
映画公開に合わせての発売。

『一騎当千』の呂蒙、孫策伯符

オリジナルデザインのスヴェトラーナ迷彩バージョン
ベリョーズカ迷彩バージョンです。


●タミヤから1/35でM10GMCが6月発売予定
待ってました!
SU76Mも素晴らしい出来だったので期待。

●『ふらいんぐうぃっち』という弘前が舞台のアニメ放送開始
第三話で本格的な?津軽弁登場。
完全にネイティブの発音で嬉しかったw。

●『重版出来!』がナカナカ面白い感じ
マンガ編集部のドラマですが、『漫勉』を見ていた人にとってはイケる話のよう(今の所)。

●『甲組の徹』コミック第一巻を買う
国鉄車掌を描いた『カレチ』の著者池田邦彦氏が戦中のSL機関士の成長を描く。
鉄道はマニアではないけど、ネコパブリッシングの『SL甲組の肖像』は青森機関区が取り上げられていた巻のみ買ってあった。
鉄道聯隊機関士の成長を描く映画『指導物語』はビデオで何度も観たくらい好きだったりするので、ナカナカ良い。
この映画はDVDも出して欲しい。


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この映画、実はスルーしようかと思っていた。何故なら岡本喜八版を色々な意味でも越える事は、まずあり得ないと思ったから。もちろんDVDも持っていて何度も見ているし、半藤氏の原作も読んでいる。
が、戦争映画仲間の友人に誘われたので、あまり期待せず観に行く事にした。公式HPを見ると、半藤氏の原作の他、いくつかの本も取り混ぜた内容となっているらしい。

観た結果は、かなり良い出来じゃないか!と驚く事となった。何よりメイン役者陣の演技が良い。個人的焦点となるw軍人役も、いかにも薄っぺらく「映画の中の軍人」を真似てみましたという感じがない。何よりそこに驚いた。適切な演出さえすれば、適切に演じられるんじゃないか、日本の役者も!役者さん達にナメていたお詫びと敬意を表したい作品だった。

内容は岡本喜八版とは、ほぼ別物と考えた方が良い(岡本版をオマージュしたシーンもあるが)。叛乱軍の描写は最小限で、岡本版のカタルシス(近衛師団長と副官の殺害等)を求める方にはオススメできない。描写のメインは天皇陛下と阿南陸相、鈴木総理の終戦を巡るドラマとなる。
この映画の最大の美点は、軍人達が「普通に」喋る事。公務員のように普通に喋る人が続出する。判で押したような軍人口調ではない。こんな当たり前の事が、90年代以降の日本映画では出来ていなかったのだ。薄オタがステレオタイプに描きたがるw「しゃちほこばった軍人」と、真逆の「内面が現代人でしかない軍人」ばかりだった。それに、軍人が喋る言葉が早口なのも良かった。古い文献を読み慣れている、又は近代史を押さえている人以外には、やや聞き取りづらい(言っている意味が判らない)かも知れない。だが、そこが良い。リアルだ。観客に聞き取り易く迎合していない。ここに制作者達の意思を感じた。それに対する宮内省職員のたおやかな言葉遣いで「違う世界」を描いていた。

いかにも「今の役者さん」然とした松坂桃李の演技に心配していたが(将校軍衣がブカブカな事もありw)、これは全くの杞憂だった。大変良い。山崎努の演技も凄かった。役所広司も頑張っている。演じるのが非常に大変だったと思われる本木雅弘も素晴らしい。個人的に目立って見えたのは、井田中佐を演じた役者さん。ツラがまえも良いし光っていたと思う。将校がブローニングM1910の他にコルト32オートを使っていたのも良い。

良い点を挙げたが、軍装/軍事考証で残念な点もあった。戦争映画仲間の08/15さんが指摘していたが、参謀飾緒の着け位置が間違っているので間抜け。衛兵の捧げ銃の手つきが残念(どうでも良いかw)。東条英機と大西瀧治郎を悪役にしていたのも何だかな、と思ったのは確か。英語併記テロップが出るので、輸出を意識して悪人に仕立てたかという感じ。横浜警備隊の松山ケンイチのシークエンスは、もう少し長く描かないと岡本版を観た人以外には何をやっているか判らないだろう(カットされたのか?)。それに武装がマウザーC96というチョイスは事実に基づいたのか、キャラを目立たせるためなのか?大陸帰りなのか?

と、些細な事しか気にならない良作である事に間違いはないだろう。この時期にTV放送して多くの人に観てもらいたいと思えるような作品だった。

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前回ご紹介したオリジナル新作、スヴェトラーナの解説をします。
1/6スケール、ポリストーン塗装済み完成品で10月頃、アイズプロジェクトより発売予定です。
http://www.aizupro.co.jp/cgi-bin/aizu/siteup.cgi?&category=4&page=2&view=&detail=on&no=33

アフガニスタン派遣軍に支給された編上靴(へんじょうかと読みます)を履いた、典型的な80年代末期のソ連空挺軍装備を造型しました。
79年に始まったソ連によるアフガニスタン侵攻時の装備です。
「パナーマ」と呼ばれる伝統的な熱帯地用ハットは、記録写真で見られる色が抜けた状態を再現しています。
コスプレや新兵ではなく古参兵の雰囲気を出したかったからです。
カウボーイハット状にツバにクセをつけているのも同様の理由です。
照準の妨げにならないよう、右側を深く曲げてあります。



認識票は実物を参考に刻印もモールドしました。
米軍などに馴染みのある方は認識票が一枚だけなのにお気づきでしょうが、ソ連軍は帝国陸軍と同じく二枚のうち一枚は部隊で保存管理、一枚だけを身につけますのでこれで正解です。
知人のソ連軍装コレクター氏に伺った所、ヒモはチェーンなどではなく適当なヒモを使っていたらしいとの事でこのようになりました。
私が見た当時の記録写真でも、用途不明のヒモでぶら下げていました。
ベルトバックルの星モールドも抜かりなく再現してあります。



チェストリグはムジャヒディーン(アフガンゲリラ)の使っていた中国人民解放軍56式歩槍用を元にしたタイプとしました。
アフガン侵攻時のソ連軍記録写真で多数鹵獲使用されているのが確認出来ます。
本当は中国式そのままにしたかったのですが、チェストリグを取り外し式にする必要性で手榴弾パウチが干渉しないよう、後にソ連でコピーした配列にしてあります。
布製のストラップをほどいて外すとこんな感じになります。



本来、チェストリグは弾倉を取り出しやすいよう、腰の辺りに固定するのですが今回は胸を隠す必要性がある為に高い位置に固定としました。
よってチェストリグではなく「オッパイリグ」になっていますww。
本来の装備位置はこんな感じです。



先日のワンフェスで撮影したのですが、軍学校に居た事もあるロシア人青年から「これはアフガニスタンのソビエト軍ですね?完璧です」と言われたのが、当日一番嬉しかった出来事です(笑)。
彼の叔父様も同じ格好をしていたそうです。
初めて生で"Воздушно-десантные войска(空挺軍)"の発音が聞けました。
スーちゃんと違い、私は重いGP25グレネードランチャーを外しRD54空挺パックを背負っています。
やっぱGP25も持って行くべきだったか。。



「ショートパンツで」というオファーだったので、アフガンカ裁断のままショートパンツ化してあります。
せっかくなので、前も後ろもファンタジーで食い込んだように造型しましたw。
ステッチも実物通り再現してあります。
AKS74は3.5kg程度と決して重い小銃ではありませんが(GP25を付けると結構重い)、軽々しく保持する感じはイヤだったので腰骨に乗せて持っている状態としました。
大容量の熱帯地用水筒はキャップを露出した状態にして、紛失防止のチェーンも再現。
私が好きな映画『第9中隊(DVD邦題アフガン)』って感じで。



顔の感じは前作朝霧先生とは違い、若めでキレカワイイ感じの金髪碧眼としてみました。
AKS74のストックに巻いてあるのは官給のゴム製止血帯で、白いボタン状の物が(写ってないけど)留め具です。
やはり記録写真で見られる状態で、色味もベークライトマガジンやグリップ含めソ連製(ロシア製ではない)を上手く再現出来たように思います。



私の持っている74(E&L製)は実物ハンドガードを付けていますが、ロシア人青年にニヤリとされました。
「ハンドガードとマガジンは実物ですね?私も軍学校ではAKMを使っていたので良く判ります」と。
残念!マガジンは実物に見えるよう私が塗装再現した物でした(笑)。
スーちゃんのマガジンもベークライトのウェルド色(素材のムラ流れ色)を再現しても良かったのですが、製品では絶対に出来ないので色味だけ再現してあります。
写真には写っていませんが、GP25にはVOG25擲弾を装填してシルバーで塗装してあります。

個人的ミリタリー知識を盛り込めるだけ盛り込んだ製品となりますので、ミリタリーマニアの方々含め宜しくお願い致します。



最後にAPさん撮影のワンフェス展示風景。
APさん、スパシーバ!!
(国旗がソビエト連邦ではなくロシア連邦になっちゃってますね。。。)


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明日のWFにオリジナル新作フィギュアが展示される予定ですので、会場にお越しの方は是非ご覧下さい。
展示場所は6-13-13アイズプロジェクトブース内です。
名前はスヴェトラーナ(Светлана)と言います。
発音しづらいのでスーちゃんと呼んで下さいw。



今回は銃を持ったミリタリーでというオファーだったので、個人的趣味でアフガン侵攻末期のソ連空挺軍装備としました。
アフガンカ(熱帯地被服)改造ショートパンツにAKS74装備です。



アフガニスタンらしく、オッパイリグwには人民解放軍コピーのチェストリグを採用。
もちろんチェストリグは取り外し可能で、中身もちゃんと見えるようになっています。



パンツがKZS迷彩色のカラーバリエーションにGP25グレネードランチャーが付属する予定です。
フォールディングストックにはちゃんと?止血帯を巻き付けました。
ほぼ同じ格好で会場に行きますのでw、見かけたら声を掛けて下さいね。

後日、詳細な解説と画像をブログにアップする予定です。

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アイズプロジェクトより現在発売中の、1/6スケール朝霧文香(あさぎり ふみか)です。
何かの作品の版権モノではなく、人生初!の私オリジナルキャラのフィギュアとなります。



クリアアクリルで出来た椅子を使って、好きなようにキャラを創作してというオファー。
透明な椅子なので、座ったまま下からオシリも全て見えるようになっている親切設計(笑)。
私の作った設定は以下のようなモノ。

高校の現国教師。
文章が朝霧のような爽やかさで香る人、という事で朝霧文香。
朝霧という苗字は私が原型師になるキッカケともなったキャラ、『幻夢戦記レダ』の朝霧陽子から頂いちゃいましたw。
音の響きが奇麗だと思ったもので。。
(このいきさつは、そのうちブログに書こうかな。。)



右手はヒモブラのヒモを引張っています。
もちろん、ブラは着脱可能です。
何をしているポーズなのか、などは皆様の想像にお任せします。
いろいろと妄想を膨らませて頂ければ幸いです。



ストッキングと下着がパールホワイトになったカラーバリエーションも同時発売しています。
カラバリの画像はメーカーHPでご確認下さい。



胸の十字架ペンダントは葛城ミサトを意識した訳ではありませんw。
込めた意味はありますが、そこも皆様の想像にお任せ。



眼鏡はフォトエッチング金属製で取り外し可能。
商品には外した状態で同梱されています。



デコマス(塗装見本)では薄くホクロを入れアクセントとしたのですが、製造過程で割愛されてしまいました。。w
あった方が良いと思った方は、色鉛筆等で好きなように入れてみて下さい。
完全に私の作ったキャラとなりますが、朝霧文香を宜しくお願い致します。



実はオリジナルフィギュア第二弾の原型も既に完成しています。
そちらは私の最も得意とするミリタリーを題材にしています。
近日公開予定!

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