広島には行ってみたいお店があった。
ワインバー レクール
南アフリカワインと
ジュラワインが飲める
ワインバーだ。
南アフリカワイン？
ジュラワイン？
それっておいしいの？
ニッチなところを突いてくるニクイお店。
南アでもトップクラスの
ワインを惜しげもなく
グラスで出してくれるというのは
とてもありがたい。
スタートは
10年熟成のイギリスのスパークリングと
アンリ・ジローのオマージュ。
熟成された色がすばらしい！
香りもムンっとするはちみつの香り。
そして手作りのキッシュ。
んー、うますぎる！
たくさんの南アフリカワインの中から選んだのは
ストームのシャルドネと
クリスタルム ジ・アグネス シャルドネ。
ストームは
南アフリカの中でもトップクラスの生産者、
まさか広島でストームが、
それもグラスで飲めるとは思いもしなかった。
そして、次に選んだのは
ジュラのワイン、
シャトー・シャロン。
フランス5大白ワインのひとつだ。
これはワイン検定シルバークラスでも
学ぶワイン。
サヴァニャンというブドウで造る
ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)
でも、こうして口にするチャンスは
皆無に等しい。
そんなワインをここ広島で飲めるとは。
ここでコンテを出してきてくれるサービスがニクイ！
この店には大阪の◯ウハクと同じメニューがある。
ポルチーニ大根。
◯ウハクには私も行ったことがあるので
その話で盛り上がり、ひとつオーダーすると、
ふたつに切り分けて一皿ずつ出してくれる。
こうした心遣いがニクすぎる！
このポルチーニ大根、
本物よりおいしいかもしれない。
ピンクペッパーが効いている。
今度◯ウハクで確かめるとしよう。
ラストはギリシャのアシルティコ、
このワインもグラスで出している店は
ほぼないだろう。
あるとすれば
ギリシャ料理の店くらいではなかろうか。
お手製のいちじくバターをサラッと出してくれる。
コレがまたうますぎる！
オーナーのお人柄とニクイ心遣いが
お客をこの店の虜にするのだろう。
私好みのワインばかり出てくる
ワインバーレクール、
オーナーの身の上話や
ワインへの情熱に耳を傾けながら、
広島の夜は更けていった。
広島でワインが飲みたければ
ぜひレクールへ。
J.S.A.ワインエキスパート
ワイン検定認定講師
隈部 由美(kumabe yumi)
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世の中のことは、
すべて原因と結果の関係でできている。
だから原因を無視して
結果だけを変えようとしても不可能なのである。
（渋沢 栄一）
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
今日もステキな一日を☆