Blog更新用PCが大クラッシュを起こし、これまでの全てのデータ分析ツール他、素材まで全部ぶっとびました。あまりの悲しさにBlog更新すらする意欲もなく・・・。笑
こんにちはガッツリーゾです。
そういうわけで、手作りBlogテキスト版でお送りします。現在使用しているPCはWindows2000です。Win2000は何気に好きです。みなさんはXPですか?まもなくVistaさんが出るというので、それまで買い替えは待ってみようと思っています。なんせ故障したら修理しないで買い足していて、早くも自宅には4台のPCが永眠中です・・・。
さて、Jリーグも残り4節。
昨日の試合では首位浦和レッズは横浜FMに『震えながら(Byギド監督)』勝利、ガンバ大阪は鹿島に敗北、川崎Fにいたっては4-1からFC東京に3点差をひっくり返されての逆転負けとドラマ・ドラマ・ドラマの連続でした。
FC東京はガンバ大阪戦に続く大爆発ですね。
この脅威の爆発力、どこから出てくるものなのでしょうか。試合終了後の今野選手のインタビューの中で『うちを勢いに乗らせたら相手は終わりでしょう。』というコメントがありました。
ガンバ大阪、川崎フロンターレと撃破した結果からなんとも説得力がある言葉なのですが、本当にそうなのでしょうか?
多くのマスコミはこの言葉を使ってFC東京の大物食いという部分だけを大きくクローズアップさせていますが、実はこの今野選手のコメントを使って、ちょっと変わった視点から考えてみると、FC東京が今シーズンの鍵となっている部分があるという事がわかったのと、実はガンバ大阪、川崎にはFC東京対してネガティブな大きな敗戦要素があり、負けもやむなしだったのかなという事が浮かびあがってきたんですね。今回はその部分をちょっとご紹介していきたいと思います。
まず、今季のFC東京の成績を見ると、得点53、失点59の11位という成績です。
失点だけ見ると、全18チーム中15位の悪さです。つまりFC東京はリーグワースト3位の失点を上回る攻撃力を求められており、攻撃力の好不調に左右されてしまう所があります。それが現在の11位という成績なのかもしれません。ただ、FC東京の場合は昔から失点したらそれを上回る得点をという雰囲気があるので、それはそれで良いのかもしれません。
次に、今季の対戦成績を見てみましょう。
まずは失点が少ない上位3チームとの対戦結果です。
浦和レッズ(失点25) :0勝2敗1分/得点0、失点6
清水エスパルス(失点35) :0勝2敗/得点0、失点3
横浜Fマリノス(失点38) :0勝2敗1分/得点2、失点5
次に失点で紹介した浦和を除いた得点が多い上位3チームとの対戦結果です。
ガンバ大阪(得点73) :1勝1敗/得点3、失点3
川崎フロンターレ(得点73) :1勝1分/得点7、失点6
ジュビロ磐田(得点60) :1勝/得点3、失点1
これらを見ると、FC東京が得意としている相手が見えてきます。
FC東京の場合、守備を固められるとかなり厳しいというのがわかります。それは失点率が高いために、それを上回る得点をとらないといけないからです。
浦和はご存知の通り、日本一の守備力を誇ります。清水も将来日本を背負ってたつディフェンダーの1人と個人的に思っている青山選手を中心に実に組織だった固い守備力を誇っています。横浜も順位ほど守備が崩壊しているわけではなく、中澤選手を中心に固い守備力は健在です。
このように、守備のメンタリティという部分を大事にしているチームに対してはFC東京は手も足もでない状態で敗退しています。3チーム合計8試合で0勝6敗2分という未勝利、おまけに得点2、失点14という極端な負けっぷりです。
では、得点力のあるチームとの対戦ではどうなのでしょうか。ガンバ大阪、川崎、ジュビロといった得点能力の高い3チームとの対戦成績は5試合を戦って3勝1敗1分で勝ち越しています。しかも得点13、失点10と得失点差でプラスにでています。
得点力のある3チーム(G大阪、川崎、磐田)の平均順位が3.3位、失点率の低い3チーム(浦和、清水、横浜)の平均順位が5位となっており、11位のFC東京が順位的に見れば得点力のある3チームよりも、失点率の低い3チームのほうに勝利の可能性があるはずなのですが、実際は得点力のある3チームのほうをお得意様としているのです。
そう考えると、今年のJリーグを戦い抜く上で、ガンバ大阪と川崎フロンターレは攻撃偏重になりすぎているのではないかというポイントが現れてきます。やや守備というものを軽んじたチーム構成にしてしまったのかなと。
FC東京も、守備よりも攻撃という意識が強いため、打ち合いは望むところです。
相手の守備が弱い限り、攻め続ければいつかは得点を奪えるという意識があるわけですから、決して試合中に気持ちが折れる事はありません。しかし、守備が強いチームと対戦したときに、先制点を奪われてしまうと半ば諦めムードが漂ってくるのがFC東京の特徴です。
攻撃のセンスに関して言えば、FC東京の攻撃陣は決して順位程弱いものではなく、MFには鈴木、今野、馬場、石川等の優秀な選手がそろっており、またサイド攻撃に関してはかなりの自信を持っています。ですから、ガンバ大阪、川崎フロンターレのように打ち合いに持ち込んで点を奪った後に逃げ切るためのメンタリティを持ちえていない、つまりはどんなに得点力があろうとも、ゲーム運び、つまりは監督のゲームマネジメントが下手なチームを相手にすると最後までチャレンジし続けてくるわけです。また、そのようなチームは追われて迫られてくると監督の打つ手が鈍り、選手の動揺を監督が抑えきれずに飲み込まれ、逆転を許していってしまったという結果なのですね。
攻撃力のあるチームが攻撃をし続ける事はゲームの面白さという意味では良いと思います。しかし、優勝を目指す意識のあるなかで、時間帯によっては守備の意識、逃げ切る意識を明確に持った試合をしていかないとJリーグ制覇だけでなく、アジアでの優勝というのは果てしなく遠いものであると私は思うわけです。
『うちを乗せたら相手は終わりでしょう』という今野選手の言葉は、全チームに対して言える事ではなく、限定した・・・つまり『守備力の無いチームには、打ち合いでは負けないよ』という意味と受け取っておくのが良いかもしれません。
2位ガンバ大阪、3位川崎フロンターレがFC東京によってウィークポイントを露呈させられたわけですが、そのFC東京と浦和は優勝がかかりそうな試合での対戦が待ち受けています。今季の浦和はFC東京に対して固い守りで敗北はおろか、失点すらしていません。
攻撃力か守備力か。
今シーズンにおけるこの2つのプライオリティはどちらにあったのか、それを証明するのがFC東京なのかもしれません。
いろんな意味で、楽しみな味の素スタジアムとなりそうです。
私もチケットを入手しましたので、見届けてきたいと思っています。