ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、放浪編~アジア。当分海外を旅することができそうありませんので悔しさ紛れに過去の旅を都市ごとにレビューしてみます。今日は、韓国プサン市です。
プサンには
過去15回ほど行っていますが
定宿はほぼ『東横イン・ソミョン(西面)』です。
宿泊費は
地元のモーテルなどと比べると
1~2万ウォン(約1000~2000円)高くなりますが
10泊すると1泊無料になりますので
さほど差が出ません
・・・しかも素晴らしいロケーション。
****************************************************
世界中どこを旅しても
いわゆる観光名所にはあまり興味がなく
街を歩いたり
地元の食堂に入ったりすることを
楽しみにしています。
プサンでの一番のお気に入りの場所は
『カムチョンムナマウル』(甘川文化村)
・・・今ではここも名所になってしまいましたが。
入り組んだ急な坂道や階段を
あてもなく
上ったり下りたり
・・・何回行っても新鮮です。
***************************************************
『チュンガン・コンウォン(中央公園)』から望むプサン港
遠くに『クァンアン・テギョ(広安大橋)』が見え
何時間居ても飽きません。
***************************************************
街を歩いていると
こんな面白い光景にも出くわします。
ナムポ(南浦)の外れで見かけた
不思議な居酒屋『鶏小屋』。
3階建ての建物一面に
日本製品の看板が取付けられています。
かなり怪しげな日本語のものもあり
思わずニヤリとしてしまいます。
***************************************************
プサンでお気に入りの食べ物は『ミルミョン』
プサンのローカルフードで
ソウルで見たことはありません。
簡単に言いますと
ネンミョン(冷麺)の麺を
細いラーメンのような
小麦粉から作った麺にしたものです。
正しい姿のミルミョンには
キュウリの細切りがトッピングされていますが
『オイ ペギ(キュウリ抜き)』と言って
なしにしてもらっています。
ミルミョンの有名店は全店行きましたが
私が一番美味しいと思うのは
地下鉄2号線ケグム(開琴)駅近くにある
観光客の姿はほとんどなく
地元の方々に愛され続けている店です。
数年前までは
こんなローカルな感じの建物でした。
現在では路地の中に入りましたが
立派なファサードの建物になりました。
客席も広くてモダンになりましたが
以前のままの美味しさに変わりはありません。
1000ウォン(約100円)高くなりましたが
元々が5000ウォン(約500円)という安さでしたので
致し方ないことだと思います。
****************************************************
日本では空前の食パンブームだそうですが
プサンにも美味しい食パン専門店があります。
ソミョン(西面)にある
『シクパンサブ』です。
1日15回の焼き上がりに合わせ
客が殺到しますが
コロナ騒動以前から
店に入れるのは3人だけ。
一人が出ると一人が入れるシステムで
常に行列ができています。
甘いものは余り好まないのですが
こちらの食パンは
何故かビールに合います。
常時15種類以上あり
一本一律2900ウォン(約290円)。
いろいろ試しましたが
NO.1はこのシンプルなものです。
中には栗がゴロゴロ入っています
・・・実は韓国の栗は美味しいのです。
芳醇な香りのパンに
甘さ控え目の栗
言葉で表現しようのない美味しさです。
***************************************************
韓国各地には
キョンヤンシク(軽洋食)の店が
少なからずあります。
日本人が占領時代に持ち込んだ
洋食が韓国風に独自の変化を遂げたもので
とんかつやハンバーグが特に人気です。
プサンでよく行くキョンヤンシクの店は
ナムポ(南浦)にある『ホンギク トンカツ』。
韓国全土に80店舗以上展開する
とんかつのチェーン店ですが
ナムポの店は本部直営店です。
韓国のとんかつは
日本とは異なり
薄切りの豚肉を揚げ
デミグラスソースが掛かっています。
最初は少々違和感があるかもしれませんが
慣れるとこれが美味しくなります。
ちなみに
こちらの店には厚切りのとんかつもあり
『イルボンシク(日本式)』という名で
メニューアップされています。
徒然に書き綴りましたが
これ以上続けると
旅への思いが爆発しそうなので
この辺で終わりに致します。
心が落ち着き
画像の整理が済みましたら
別の都市のレビューをします。
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、全国各地です。