スピンオフ編~韓国プサン市・市民の生活を垣間見ることができる『プジョン・シジャン(釜田市場)』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、韓国プサン市の『プジョン・シジャン(釜田市場)』をテーマにします。

 

海外を旅する時

必ず行くのが

市場とスーパーマーケット。

 

その土地の人々の生活を

肌で感じることができます。

 

・・・と言いつつ

これまでブログで

市場やマーケットを

取り上げていなかったことに気付き

愕然としています。

 

スーパーマーケットは

基本的に店内での撮影不可ですので

画像がありませんが

市場の画像は山ほどあります。

 

今後折を見て

各地の市場をアップするつもりです。

 

 

プサンには

大小多くの市場がありますが

代表的な処は

ポドン(南浦洞)のクチェ(国際)市場と

ソミョン(西面)のプジョン(釜田)市場です。

 

今回ご紹介するプジョン市場は

ソミョンとプジョンの間に位置し

最寄駅は地下鉄1号線の

『プジョンドン(釜田洞)』駅になりますが

今回は1号線/2号線の

『西面』駅側からご案内します。

 

 

ソミョン駅15番出口から

徒歩約10分

西側の入口が見えて来ます。

 

 

入口付近は

少々閑散としていますが

進むにつれ活気が増します。

 

日本の市場と異なり

商売人だけでなく

一般の方も買い物に来ています。

 

 

様々なものが売られていますが

港町プサンらしく

魚介類の店が多くあります。

 

 

新鮮な生蛸

魚介類はどれもそうですが

値段が書かれていません

交渉次第のようです。

 

 

あさりのむき身

深川飯にしたら美味しそう

思わず垂涎です。

 

 

貝類は

殻付きやむき身もありますが

串刺しにしたり

藁で結わいたり

日本では見かけない面白い形態でも

売られています。

 

 

本場の明太子

激辛からマイルドまで

色々あります。

 

余談

 

韓国語では

鱈を『ミョンデ』と言い

漢字では『明太』と表記されます

・・・今はほとんど漢字が使われませんが。

 

日本では

明太の子供だから

『明太子』と言いますが

韓国で『子』を意味する『ジャ』を付けて

『ミョンデジャ』と言っても

ほとんど通じません。

 

『ミョンナンジョ』と言います

『ミョン』は『ミョンデ』のミョン

『ナン』は卵を意味する『ラン』の変音

『ジョ』は塩辛を意味します。

 

省略して

『ミョンナン』ということもあります。

 

 

閑話休題

 

もちろん野菜も豊富です

なかでも唐辛子の種類の多さには

驚かされます。

 

 

韓国料理に欠かせない

もう一つの野菜

ニンニクです。

 

1㎏の袋詰めで

3000ウォン(約300円)

安いですね。

 

 

生姜や高麗人参も

種類が豊富

こちらは量り売りです。

 

 

こんな細い路地まで

配送の大型トラックが入ってきます。

 

 

韓国料理の調味料として

よく使われるのが

オキアミの塩辛。

 

これだけで頂くのは

少々厳しいですが

トゥェジ・クパッなどに少量入れると

物凄く美味しくなります。

 

 

韓国では

苺の季節です。

 

何処に行っても

箱ではなく

このような赤くて丸い

プラスティックの皿に盛って

売られています

・・・蓋も付いています。

 

これだけの量で

3000~4000ウォン

日本円にして300~400円。

 

 

実は

韓国は栗が特産なのです。

 

旬は秋ですが

一年中売られています。

 

1㎏6000ウォン(約600円)

2~3㎏買いたかったのですが

日本への持ち込み規制対象になっているので

断念しました。

 

 

山積みされた

得体の知れないもの

『イェンナ・タンミョン(昔の春雨)』

と書かれています。

 

色が黒っぽいのは

じゃが芋のでんぷんで

作られているからです。

 

 

新海苔が

束で5000ウォン(約500円)

信じられない値段です。

 

土産物屋で売られている

韓国海苔とは違い

胡麻油が塗られていません。

 

 

プジョン市場の中には

飲食店がほとんどありませんが

肉まんなどを売る店は

何軒かあります。

 

手前から

蒸しパン、キムチまん、肉まん

全て1個1000ウォン(約100円)

結構いいお値段です。

 

 

この部分の2階には

高麗人参の市場があり

かなり安く手に入るようです。

 

私は高麗人参に興味がないので

行ったことはありません。

 

 

プジョン駅側の出入り口付近には

日用品雑貨を売る店が

軒を連ねています。

 

大量に並べられた『ットゥペギ』

石焼ビビパッの器に似ていますが

こちらは土鍋で

チゲなどに使われます。

 

 

『プジョンクァンジャンノ(釜田広場路)』で

プジョン市場は終わります。

 

前方100m位の処には

地下鉄1号線の『プジョン』駅

後方約50mにはKORAILの『プジョン』駅が

それぞれあります。

 

 

お土産を買い揃えるという点では

プジョン市場よりクチェ市場の方が

適していると思います。

 

しかし

市民の生活を垣間見るには

断然プジョン市場です。

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景などをご紹介します。テーマは、東京都台東区です。