スピンオフ編~中国各地・数も種類も進化しています『中国の自販機事情』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

現在、3週間余の予定で台湾を旅しています。記事は日本で書き溜めてあり、いつも通り毎日アップされます。コメントバックが遅くなることもありますので予めご了承ください。

 

本題に入る前に少しだけ台湾リポートを。

一昨日、台湾初日は、台北在住のブロガーで仲良くさせて頂いているsababaさんと関西から見えたScottieさんとで楽しいひと時を。飲みすぎましたこの模様は、帰国後にアップします。

台湾2日目の昨日は新竹。見つけてしまいました、ビーフカツ。『歌麿』という居酒屋で。結構美味しかったです。これも後日改めてリポします。

 

 

それでは本題に入ります。

 

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、『中国の自販機事情』です。

 

 

つい最近まで

中国では自販機は普及しない

そう言われてきました。

 

理由は

1.人件費が安い

2.盗難の恐れがある

3.よれよれな紙幣を機械で読み取れない

などなど。

 

ところが

ここ2~3年で自販機の台数が

急速に増えています。

 

その大きな要因としては

人件費の高騰と

キャッシュレス化の進展が

挙げられます。

 

こちらは

黒龍江省ハルビン市の

街角に設置された

コカ・コーラの自販機。

 

たくさんの市民に利用され

日本の自販機と

あまり変わりがありません。

 

 

しかし近寄ってみると

『この自販機は現金を受け付けない』

そう表示されています。

 

 

利用者は

スマフォにQRコードを表示し

自販機にかざしています。

 

そうなんです

この自販機は完全にキャッシュレスなのです。

 

日本でも

JR東日本が

SUICA専用自販機を導入していますが

全体における比率は

非常に小さなものです。

 

しかし

中国では今

ほとんどの自販機が

紙幣や硬貨を受け入れない

キャッシュレス自販機に変わりつつあります。

 

自販機の中に現金が入っていないので

盗難の心配も少なくなる訳ですね。

 

ちなみに

QRコード決済が主流で

日本のようにICによる決済は

ほとんど見かけません。

 

 

自販機の台数が増え

利用頻度が高くなるにつれ

販売する商品も多様化し

日本では見られないようなものも

出現しています。

 

こちらは

上海の地下鉄の駅に設置された

フレッシュオレンジジュースの自販機。

 

 

自販機の中には

生のオレンジが収納され

販売の都度

2個がカット、スクイーズされ

出て来ます。

 

 

こちらが商品

氷が入っていませんので

ちょっと生温いですが

美味しいです。

 

ちなみにこの自販機

日本では食品衛生法の壁があり

ほぼ100%設置不可能です。

 

 

福建省厦門市の

地下鉄駅で見かけた

ココナツの自販機。

 

 

冷えたココナツが収納され

ストローも付いています。

 

 

同じく厦門市の

ショッピングセンターに設置された

レゴ擬きの自販機。

 

 

キャラクターなどを作れる

ピースが入った缶が

収納されています。

 

 

広東省広州市の地下鉄駅で見かけた

傘の貸出機。

 

 

30元(約500円)のデポジットを

QRコードで支払います。

 

レンタル料は12時間で1元

7日間返却しないと

デポジットが没収されます。

 

『借』と書かれたオレンジのマークの下には

現在貸出可能な本数

簡体字の『返』が書かれた黒のマークの下には

その機械に返却可能な本数が

リアルタイムで表示されています。

 

急な雨の時には

便利ですね。

 

返却も簡単

この会社の機械であれば

何処にあるものでも可能です。

 

 

中国各地で見かける

電動バイクの充電器

こちらは1元硬貨専用です。

 

 

同時に2台利用可能で

1元で10分間チャージできます。

 

 

最後は

上海の地下通路で見かけた

自販機。

 

『モヤさま』で時々出て来る

1000円自販機の中国版

・・・キャッシュレスです・・。

 

 

こんな商品をGETできるようですが

箱に入るのでしょうか?

 

 

中国が不案内なので

はっきりとは分かりませんが

中に『幸運カード』が入っていると

ネット経由で入手できるようです。

 

 

中国での自販機の普及台数は

10万台とも20万台とも言われ

日本の430万台には

いまだ程遠いですが

これから延びて行くのかもしれませんね。

 

次回は、明日3月26日(火)に番外編。韓国スウォン(水原)市の洋食屋『BABS CLUB』をテーマにします。