いよいよ1型糖尿病を発症して満30年となりました
いろんなことがありましたが、こうして元気で過ごせている今をつくってくれた技術や治療・医学の進歩、それを提供してくださる医療者や医療機関、国民皆保険などを含めて日本の医療に感謝です
30年前は病室のベッドの上
風邪薬をもらって学校に行くつもりだった30年前の今日
たどり着いたのは、病院でした
講演で毎回話す、インスリン注射の拒否やカミングアウトなどなど平坦とは言えない経験をしての今だと思います
ただ、そんな中も寄り添ってくれた家族や恩師、友人に感謝です
毎年恒例が少し変化！注射針&インスリンポンプの消耗品で祝う
医療者などの協力により、ハリコレ2024の準備もできたので、今年は現在日本で処方してもらえる（はずの）注射針で30周年を祝いました
今回変わったのは、5月から始めたインスリンポンプ用のリザーバとバイアルが加わったこと
これからも自分なりの付き合い方を見つけていきます
私の好きな漫画の1つ『BECK（ベック）』で主人公のコユキが言うセリフにこんなものがあります
たくさん尊敬している人はいるけど、おれはおれにしかなれないよ
本当にこの病気になって、多くの尊敬する人に出会えました
その出会いこそが、
この病気になってもよかったんじゃない？
と自分に言ってあげられる日ができていることに繋がっていると思います
いろいろと勝手に憧れて、勝手に並び立てない自分に失望したり、疲れてしまうこともあるけれど、
自分だからなれる自分
を見つめ直しながら、これからも過ごしていけたらと思います
そして、自分の病気との向き合い方を人に強いることもなく過ごしていきたいと思います
これからも
Happy T1D Life（1型糖尿病とともにある幸せな人生）
と言い続けられますように
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