あっという間に1型糖尿病を発症して30年目を迎えました
毎年恒例?注射針で祝う
今年も注射針で30年目の歩みを表現してみました。
私の注射針のストックから4mm〜8mmの長さの針を使って、時代と逆行して左から右に徐々に針の長さが長くなるように配置してみました
いまだに29年前の発症時に処方された一番太くて長い31G8mmの針は現役です
間違い探し的に、34G3mmの針と32G4mmの針を忍ばせてあるので良かったら見つけてみてくださいね(笑)
眼科でいきなり検査を受けることに
いろいろ細々気をつけていかないといけないのかなとは思うのですが、大きな合併症もなくと言おうとしていたら、昨日コンタクトを処方してもらいに行った眼科でいきなり糖尿病性網膜症の検査をすると言われました
いつも目の状態を写真に収めて経年変化を確認してくれる主治医の先生。
なんだか糖尿病性網膜症のチェックのために網膜の厚さを確認できる機器を導入されたようで「やってみようか」と。
発症して長くなっても、目に関する検査の時はかなりドキドキするので、想定していなかった検査に心臓バクバクでした。
結果は異常なし
横長のプランクトンのように表示された網膜を画像で見るのは初めてだったのですが、厚さは未病の方とほぼ変わりないようで、コブのように腫れたところもなく安心しました。
病歴が長くなるといろいろある
個人的には、競技生活を引退したこと、コロナ禍でオンライン配信業務が増え運動量が減ったこと、成人で気管支喘息を発症したことはかなり影響が大きいと考えています。
血糖変動も大波が増えてしまって乗りこなせていない感がまだまだありますが、ライフスタイルの見直しも含めて30年目は考えていきたいなと思います。
今までと違う取り組みを
この30年で糖尿病に関する環境は大きく変わり、今が一番の変動期だと思います。
個人での発信も可能になったけれど、その情報の正確さは患者・家族自身も確認できるリテラシーを身につけなければいけない時代になったと思います。
その中で、自分だからこそやれること・やりたいことを考えて、新たな取り組みを今年は展開していきたいと思います。
糖尿病の啓発動画を制作します
その1つとして、糖尿病のスティグマに関する取り組みとして、日本IDDMネットワークで「インスリン注射を使うことがある糖尿病を開発する」動画を制作予定です。
「私は1型糖尿病です。○○しています。」
「私は2型糖尿病です。以前はインスリン注射による治療をしていました。」
「私は□歳でMODYと診断されました。診断名がつくのに△年もかかりました。」
「私は膵性糖尿病です。今はインスリンポンプを使用しています。」
「私は妊娠糖尿病を●年前に発症しました。」
そんな一言を映像とともに伝える動画を、子どもというよりむしろ成人から高齢の方にご協力いただくことで、糖尿病という病気が年齢に関係なく発症するものであることを啓発できればと思っています。
これから個別にだったり、日本IDDMネットワークの公式サイトやSNSなどからも呼びかけさせていただくことになるかと思いますが、ぜひその際は社会への啓発のためにご協力いただけたら幸いです
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