発症当時の入院生活を過ごす中で励みになったことを話す上で家族のサポートは欠かすことができません。
その中でも母への負担はかなり大きかったと思います。
母の付き添い入院
小児期の入院の際は、保護者が付きそう「付き添い入院」が求められることがあります。
検索すると「付き添い入院 しんどい」などの検索ワードで調べられていることからも容易に想像がつく通り、寝具などが用意されているわけでもなく大変な環境です。
大きなベッドでもなく、私の寝相はなかなかに激しかったので、母はベッドの横の椅子にタオルなどを敷いて休んでいたように思います。
教育入院
さらに夜に付き添うだけで良いのではなく、母は医師から病気の概要や治療、合併症の説明、看護師からインスリン注射の打ち方、さらに栄養士からは退院後の食事の作り方などの指導も受けていました。
こういった付き添い入院や教育入院が、1日何時間を何日間、週にどのぐらいの頻度だったのかなどは覚えていないのですが、朝の妹たちの登校や仕事、家事などをどう調整しながら対応してくれていたのだろうと今思うと知らないことばかりだなと申し訳ない気持ちになります。
我が子がもし大きな病気をしたら...
私は今の働き方をどう変えられるのだろうかと考えずにはいられません。
#19につづく
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