前の記事では発症当時の母への負担をご紹介しましたが、これは今だから気づけていることで当時はそんなことまで気がまわる余裕はありませんでした。
それは、親だけでなく妹たちにも同様でした。
母がいない生活
^_^ゎ
毎晩のように付き添い入院で私のそばに母がいた=未就学児だった妹たちの近くには母がいなかったわけで、どれだけ寂しい思いなどをしていたんだろうと思います...
そんなことに気づいたのは、恥ずかしながらつい最近のことです。
映画『最高の人生の見つけ方』でドキリ
2019年に上映された映画『最高の人生の見つけ方』では、1型糖尿病を患う女の子が「死ぬまでにしたいこと」を辿って吉永小百合さんと天海祐希さんが旅をされます。
そんな主演2人の旅のきっかけとなった1型糖尿病の女の子には弟がいて、その子がポロリと口にした「お姉ちゃんは死んだ」というセリフ、その後の展開に、初めて慢性疾患を患う子のきょうだい児の精神的負担を意識するようになりました。
発症当時を振り返れば振り返るほど、本当に知らず知らずのうちにいろんな人に負担をかけていたんだろうなと思わざるを得ないです。
#20につづく
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