甘い物が大好き。



甘い物をいっぱい貰えるその日が大好き。





でも


「ハロウィーンの夜は魔物が出るんだよ!だから早めに帰ってするんだぞ。」


そう、お父さんは言った。








「潤~!クッキーいる?」

潤「いる!……あーでもお前の食うもんあめーもんバッカなんだよな。」

「いーじゃん別に。」

潤「そんな甘いもん食ってっからこんな太んだよ!(笑)」

「はぁー?むっかつく。もぉクッキーあげないから。」

潤「は?自分からあげといてなんだよそれ!……ハロウィーンにお菓子あげないとどーなるか知ってんのかよ!」

「もー、なによ!いったいどーなr」



潤「………………イタズラ…されんだよ。」




ハロウィーンの夜は魔物がでるから早く帰れとお父さんは言った。



ポケットの中にはクッキー……………。




あげる?あげない?



            イタズラ    か  お菓子か
      trick  or  treat




甘いのは





     どっち?







☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


曖昧な感じで始まり

曖昧な感じで終わり…………


よくわかんないままendです。




さぁ甘いのはどっちなんでしょうか。


私はね…………イタズラされたい///

あ!別にMっていうわけじゃないよ?←



だってイタズラだよ?イタズラ……イタ…ズラ……イタ…………ズラ(変態登場!!!!!)



ニヤケが収まらん。←
これね、頭で映像化するとすっっごい
ひゃぁぁぁぁぁってなるんだけど文章にするとよくかけない。DMY!←←


でわでわBye( •ω•ฅ).。.:*


翔「……泣くなよ。」

「……っ。」

翔「俺はさ…」

ごめんね泣いちゃって

こんな女に、振り回された翔くんは………

翔「また会いたかったから」

………

…………

翔「だから…最後みたいなことはしたくねぇっつか…。」

「…。」


…なにを言ってるのか

何を言われてるのか

理解できなかった。

理解できない事が起こってることすら理解できなかった。

……会えるの?

「……えっ…と。」

翔「…あー…ごめ、困らせるつもりなかったんだけど」

「え?……。」

そうじゃない!

困ってなんかないよ!

そういう前に翔くんは、眉を下げて笑った。

翔「わかった、じゃあ……な。」

そう言って。

夜仕事だって聞いたよ…?

もう行っちゃうの?

まだ外は明るいよ、もう仕事なの?

店を出た翔くんは帰って来ずに

あたしは取り残された。


なんで言えなかったんだろ。

ちがうよ、困ってなんかない

あたしもまた会いたいって

翔くんは少なくともあたしといて

楽しいって思ってくれてた。


だからまた会いたいって…

まだ夜にはならないんだからさ

お願い、戻ってきてよ


翔「なぁ、あれ貸して」

男「え!?」

翔「…あんだろ?」

男「……いや、ありますけど。」

……ん?何の話?

聞かないほうがいいのかな。

翔「…わかった。じゃあ次来る時でいいや」

男「……次来るときかぁ。」

男はニヤニヤしている。

男「じゃ、中にいるので何かあったら呼んでくださいね!」

翔「りょーかーい」

中に入っていく男。

翔「ごめんな、1人にして」

キュンッ
はい、ごちそうさま。

「全然大丈夫!それより…」

私は翔くんに紙袋を差し出した。
中にはこの間借りた、上着が入ってる。

「…一応洗濯したんだけど……あたしの家でしたから、気に入らなかったらクリーニング出すけど……。」

翔「いや、ありがとう」

「こちらこそ、おかげで風邪引かなかったし」

……返したよ、私。

翔くんのもの手放した。


もう何もないよ

なにも・・・。

「……ありがとうございました、いろいろ」

翔「え?」

「いや、なんか、、私ほんとに会えた事が、 幸せな事で……。」

翔「…まじで?そりゃよかった。」

「…握手、してもらえますか?」

ファンに戻るんだ。

私、明日から普通のファンにもどらなきゃ。

涙をこらえ、返事を待つ。

翔「……ごめん。俺、」

…翔くんの口から出た答えに

私は顔を上げる。

まさか、そんな答えが返ってくるなんて思ってなかったし、私そこまで嫌われてるとも思ってなくて

ショックだった

って言うより、なんだろ、

こらえてた涙が反動でこぼれた。

私は翔くんに会えなくなるから寂しいのに

テレビで見るだけじゃ物足りないのに

最後のワガママは聞いてもらえなかった。

「ですよね……」

「……おじゃましまーす。」

中に入ると若い男の人が1人。

…意外。紳士的なおじ様でもいらっしゃるのかと。

男「あっ、来た来た。もー。」

……えっ?

来て早々、もーって言われた!

なに、?

翔「わりわり。」

……状況が読めないあたし。

店員に怒られ、翔くんは謝っちゃってる。

しりあい?友達?

翔「あっ、梨華、コイツ俺の学生時代の後輩。」

「あっ……そーなんだ、こんにちは。」

男「え!?翔さん女の子連れてきたんすか!」

翔「……だからなんだよ。」

男「今日店閉めてるって知ってるくせに開けろとか言うから何かと思えば」

……?

今日空いてなかったの?

さっきの電話って…。

翔「まぁいいじゃんかよ」

男「さーせん。」

とても狭い場所。
だからといって普段から人がいないわけじゃなかったんだ。

……今日、店やってなかったんだね。

翔「まぁ座って」

自分の家のようにこの店を扱う翔くん。

翔「御用達っていうか、俺んちみたいなもん。」

へぇ……

翔「なんたってこいつが店長だしな」

「え!?」

この若い男の人が……

唖然。

男「なんすかえっ!?って!」

「あ、いやごめんなさい。びっくりして」

男「まぁよく言われますけど。」

話しやすい人懐っこい感じの男の人。

後輩か……なんか翔くんを少ししれた気がする。

翔「コーヒーある?」

男「はいっ!お嬢さんは?」

「あっ、遠慮なく!」

男「いやいや、ここ店ですから」

「あそっか。じゃあ、麦茶もらえますか?」

男「はーい」

男の人は、中に入っていった。

翔「……感想は?」

「……え?」

翔「この店。狭いけど、いいだろ?」

「……うん、いい。」

翔「よかった」

翔くんは満足そうに私に微笑む。


……だめだ。

近い。

近い///

慌てて下を向く。やだな、まだ慣れないよ。


男「はい、どーぞ!」

戻ってきた男の人は、冷たい麦茶をくれた。

「ありがとうございます!」

んーっ!

冷えてるッ



「とりあえず、どっかいこ?」

翔「…んじゃ、俺が行きたいとこ行っていい?」

「……ぇ?…どこ?」

翔「嵐御用達のバー」

!?!?!?

…うっそ!?

ほんとに?

「そんなとこに私連れてってくれるの?」

翔「おぅっ!」

ドヤ顔可愛いから///

「嬉しい///」

翔「んーと…じゃちょっとまって」

そういうと翔くんはケータイを取り出した。

……?

誰かに電話するみたい?

翔「あっ、もしもしー?」

友達か何か?

それにしても、今から行くんじゃないの?

え!?

友達誘うとか!?

翔「まじお願いだから!な?…いい?まじ?ありがとー!じゃあな!!」

…じゃなかったら
………誰?

翔くんは話を済ませ、すぐ電話を切った。

「…?今のって誰?」

翔「ん?とりあえず電車乗るから!」



言ってくれないの?

めっちゃ気になるんですけど。


切符を買い、電車に乗る。

2駅だからそう遠くはなかった。

翔「ここ。」

ほぇ~。。。

嵐御用達って言うから、もっと広くって豪華なとこだと思ってた。

翔「想像と違うって顔してんな?」

翔くんは笑った。

…だって、嵐がこんなところに来るんだって、ちょっと意外。

…あたし嵐に会えるんだったら通っちゃおっかな。

ぼろくはない。

でもひっそりと静かな感じ。

翔「とりあえず、中はいろ」



———月曜日

約束の時間の30分前に帰宅してしまったバカな私でした。



忘れてたわけじゃないんだよ!?

忘れるはずもないんだけど


時間を勘違いしてたってゆーか……

とにかく急がなきゃ!

昨日から着ていく服を用意してたから助かったものの、ギリギリだかんね!

「いってきまーす!」

母「なに、どこ行くの?」

「ちょっと、急いでるから!」

母「はーい。いってらっしゃい。」

あーやばい!!

あと15分だよー……!

間に合うかな


———

はぁっ…はぁっ…

んんん、間に合ったかな。。

「どこー…?」

ええぇ…たしかテレビの某コーナーで変装はお上手だったし…!

翔「梨華…?」

後ろから名前を呼ばれた。

「おわぁ!…びっくりした……。」

翔「遅いー。」

「あっ…ごめんなさい。」

翔「もうちょろちょろバレかけてるから、場所変えていい?」

「バレてるの!?」

翔「…けっこう見られてる、だろ?」

……っ………



やばくない…っ?

翔くん1人だったらバレても問題ないけど、女の子と一緒にいると子ばれたら大問題だよねっ?

「やっぱ変装って効かないんだね。」

だってへんなかっこうしてても、オーラはすごい違うもん!

輝いてるから!

翔「あご出して歩くか」

「それはやめよ。」

あたしだって一応ファンですから、

翔くんのあごでてる姿、見たくありませんっ

S.Side


ふぅっ

まさかあの子から電話かかってくるとはな、、

焦った…

和「しょーちゃん♪」

「おわっ!」

和「?」

「何だニノかよぉ、びっくりさせんなよもぉ。」

和「え?俺なんかした?笑」

最近ニノ、怪しいんだけど。

なんかある?

「…で、なに?」

和「まだ帰ってなかったのかーって思って。」

……

時計を見るともう9時を回っていた。

仕事もとっくに終わってるし、俺ら以外のメンバーは帰った。

「やっべぇ、もうこんな時間?」

和「あらら、時間忘れるくらい何してたの?」

……何?

なんか探りいれられてる?

「、、、や、ちょっと。」

和「誰と電話?」

「おまっ…まじかよー……」

和「ごめんごめん、ちょっと覗いてた♪」

めちゃくちゃ楽しそうだな!

和「翔ちゃん、今度紹介してよ。」

「…は?」

和「え?だからその子、梨華ちゃん?」

「……なんで。」

和「いや、そんなに翔ちゃんに隠されちゃ、会ってみたくもなるでしょ。」

……はぁ
隠してたっつーかな、

和「だめ?俺、めっちゃ興味あるんだけど」

「あー、また今度な?」

和「あ、でももう翔ちゃんのモノなら、別にいいから。」

「は!?なに言ってんだよ!」

和「……ふーん、じゃ、また明日ー!」

ほんと

何だあいつ。

翔ちゃんのモノって///

彼女なんてつくんねぇよ

ってか事務所的に……ね?



うそ…っ

また会えるんだ…

「翔くんこそ、時間あるの?」

翔「あるある」

ほんとに~?

あ、でもニノは月曜日は仕事夜しかないって言ってた、よね?

翔「俺、月曜空いてんだけど」

「あたしも空いてる!」

常に空いてる!!

翔「ほんとに?じゃあ…月曜日。」

「あ、うん!」

翔「場所は…あの場所。」

…え?

あの場所って…

翔「ん?俺らの最初のデートの場所。」

…っゎ///

デ、デート!?

「かっからかわないでよ!」

顔が赤くなっていきつつも冷静に答える。

翔「ふははっ!ごめんごめん。」

わかってるよ!

あたしには、嬉しい言葉でも、相手にとってはただのジョーダンで…

軽い言葉だって。

だから冷めたときは…軽く傷つくんだよ。

翔「梨華っておもしろいからー。」

よく言われるけど!

翔「…じゃ、そういうことで、あの古着屋な!」

「うん!」


プツッ


よっしゃあ!

デート(私の妄想)のお誘い、完了!

嬉しい…

最高に嬉しい……


久しぶり(?)です!

潤くんの誕生日に何が何でも出現しなくてわならないと!

ということで


happybirthday!潤くん!!!
32さいおめでとぅ!

1年間元気に萌えさせてください!←

誰が最初にメール送るのかなwkwk


もう一回いいます!

お誕生日おめでとう!!!


プープープー……

……

……

……え?

な…なに?

今の電話って…ねぇ、何!?
ニノからかかってきたんだよね。

んで…

翔くんに上着返してあげてって……

返す約束してあげてって


約束!?あたしから!?

ニノ!
ニノの声電話越しに聞けて、心臓止まるくらい嬉しかったけど

そんな無茶振りやめてもらえませんか!!

どうしよう………!!!

ふつうの男子にも誘うなんて緊張するのに!

でもふつーに、上着返すから会おう、でいいんだよね?

……ドキドキしてる。


ニノと話した事か、誘う事か、
どっちかわかんないけど

とにかくすごく緊張してる!!

今日の夜…電話してみようかな。

最悪メールでもいいよね!!

————夜

夜になっちゃった…

緊張しすぎてご飯もあんまり食べれなかった。

こんなに緊張しちゃうなんて………

一回、2人で買い物にも行ったじゃん!

誘うくらいいけるよ梨華!!

うん、よし

———翔くん

発信……

プ・プ・プ…プルルル……


心臓うるさい!!



翔『あーい?』


うううぅうぅ///

今の声……キュンってしたぁ///最高!

って!

「しっ翔くん…っ?」

翔『え?うん。』

「急に…ごめんね!あの…上着…を。」

翔『あぁ、俺もさっき思い出した。』

「返したいから……。」

や、約束だよね!

会う約束…だよね!?

「あ…っ……会え…会えないかな…って///」

翔『……。』

黙ってる…!?
どうしたらいいの?

黙られちゃった…(._.`)

やっぱ、簡単に会ってくれないよね、だって昨日のはお礼なんだもんね。

「じゃぁ、あの…送るね!事務所とか!?」

泣きそうになりながら、明るく言う。
 

……期待しすぎだよ馬鹿。

緊張とかいう問題じゃなkk

翔『いいの?』

「え…あっうん!送料くらい…」

翔『違う、会う時間…あんの?』

「えっ!?あってくれるの!!」

…うわっ。会ってくれるの!?って…最悪だ!

「わ、私はひまだから。」