こんにちは。カウンセリングサービス の根本裕幸 です。いつもありがとうございます。
今週の根本はちょっとひとあし早いお休みを頂いて、梅雨空を飛びぬけて大好きな沖縄におります!
深刻な沖縄病に罹っているようで、禁断症状が出てしまったのです(汗)。
思い切り楽しんで、新たなパワーを充填してきます!
*
自分から別れを告げたのに、なぜか気持ちがずるずると引きずられてしまうこと、ありませんか?
これでほんとうに良かったんだろうか?
彼はちゃんとやっているんだろうか?
あんなことをした自分は酷い女なんじゃないだろうか?
別れを告げる側は「罪悪感」という感情を持つものです。
それは「私は彼を傷つけてしまった」という思いで、「いい人だったのに私はなんてことを・・・」と酷く自分を責めてしまうこともあれば、「これでよかったんだわ」と強く思い込むことで罪悪感を抑圧しようとすることもあります。
こういうケースは、特に「もう、こいつなんかとはやっていけない!!」って思った本気の別れではないことが多いんです。
例えば、彼のことは好きだったんだけど、お金の問題(浮気、お酒、仕事しない、ギャンブル、セックス、暴力などの問題)で仕方なく別れた・・・という場合があります。
また、転勤などで遠距離になったり、仕事が忙しくなったりして別れを選んだ場合もあるでしょう。
あるいは、別れた後に彼の大切さに気付いて後悔する、なんてケースも少なくないのではないでしょうか。
さらには、「もう無理」って別れたとしても、付き合っている期間が長い(=好きだった期間が長い)と“まるで肉体の一部をもぎ取られたような感じ”になって、揺り戻しが大きくなります。
気付いていようがいまいが、本音では彼のこと好きだったとすれば、別れを告げたとしても、引きずることが多くなるんです。
でも、さらに辛いことは、振った側の立場(罪悪感)があるので、なかなか人にその辛さを打ち明けられないことかもしれません。
「じゃあ、別れなきゃ良かったじゃないの」
「じゃあ、なんで別れたの?」
という声が常に頭の中で響いているからです。
あまりにその自責の念が強いので、周りの人を攻撃する人や、運命を嘆く人も出てくるでしょう。
故に一人で抱え込み、悶々としてしまったりします。
そういう場合はどうしたらいいのでしょうか?
「まるで自分が振られちゃったみたいですよね・・・」
ってお話することがあります。
その上で、こんな提案をすることが多いですね。
プライドとか、意地とか、罪悪感とか、そういうのをちょっと横においてみましょう。
で、本当は別れる前にやって欲しかったんですけど、でも、改めて今、自分の本音、見つめてみませんか?
彼のこと、今、ほんとうはどう思っているのでしょうか。
別れたかったのでしょうか?
別れてよかったのでしょうか?
その気持ちをじっと見つめていくことがとても大切なんです。
ちょっと一人ではよく分からない・・・難しい・・・と感じたら、遠慮なくカウンセリングも使ってみてくださいね。
初回は無料カウンセリングですから安心して試せますからね。
●別れて正解だった!
気持ちを確かめた結果、もし、「好きな気持ちは確かにあるけれど、別れて正解だと思う。」という気持ちがあるとすれば、自分の選択にもっと自信を持っていいんです。
別れって100%の気持ちなことって滅多ないんですよね。
60%と40%で別れを選ぶケースだってあるわけです。
するとまだまだ40%は好きなんです。だから、引きずるんですよね。無理のないことなんです。
でも、40%を0%にする努力はいらないんです。むしろ、それは悪い思い出を作ってしまうようなもので、傷に塩を塗りこんでしまいます。
だから、今の苦しい時期をただ「揺り戻しの期間」として見つめてあげるのがいいのではないでしょうか。
寄せて返す波のように、なかなか気持ちが一つに定まり続けることって少ないのです。
引きずるのもある意味、仕方ない。だって、それだけ好きだったんだから、と自分の気持ちに寄り添ってあげることも効果的だと思います。
そうして、徐々に気持ちが落ち着いていくこと(彼を手放すこと)を目的にされるといいでしょう。
*
さて、続きは来週へ。
「もう一度彼に会って気持ちを確かめたい」と思ったとき、「実はやっぱり好きだった」と思ったとき、どうしたらいいかを考えたいと思います。
どうぞ、お楽しみに!!
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