こんにちは。![]()
カウンセリングサービスの原裕輝です。
どうぞよろしくお願いいたします
今回の記事の概要
恋人や家族のために頑張ることは、とてもすてきなことです。
けれど、自分の余裕を後回しにし続けていると、やさしくしたい相手にイライラしてしまうこともあります。
この記事では、自分に余裕を作ることが、なぜ大切な人への愛にもつながるのかを、日常の例を交えながらお伝えします。![]()
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■今回の記事
自分に余裕を作ることも、大切な人への愛になる
〜自分を大切にする〜
■大切な人のために頑張りすぎていませんか?
好きな人の力になりたい。
大切な人を笑顔にしたい。
家族が安心して過ごせるようにしたい。
そんな思いから頑張れるというのは、その人の中に愛があるからだと思います。
だけど、頑張りすぎて、自分に余裕を作ることをつい忘れてしまっていたというお話を、カウンセリングでお聞きすることがあります。
例えば・・・
・彼の要望に応えてあげたくて、彼のスケジュールに合わせていたら、自分のために使う時間が足りなくなっていた。
・家のことも仕事のこともちゃんとやろうとして、気づけば自分がゆっくり休む時間がほとんどなくなっていた。
・自分の予定や休みを後回しにして、彼を支えようとしていた。その結果、自分の疲れを後回しにしていたつけが溜まって、体力的にも、心的にも疲れてしまっていた。
・相手に気を使わせたくなくて、「大丈夫」と言い続けていたら、自分のしんどさに気づくのが遅くなっていた。
・好きな人のためにできることをしようと頑張っていたら、自分の限界を超えていることに気づいていなかった。
・子どものために、家族のためにと動き続けていたら、自分が最後にゆっくりお茶を飲んだのがいつだったか思い出せなくなっていた。
・人の相談には親身に乗るのに、自分の心の声には「また後で考えよう」と後回しにしていた。
などなど。
こういうことって、あるのではないでしょうか?
愛情深い人は頑張りすぎてしまっちゃうことがあるんですよね。
大切な人のために頑張ることは、悪いことではありませんよね?
むしろ、すてきなことです。
ただ、人のために頑張りすぎるあまり、自分の余裕が削られてしまうと、少し困ったことが起きてくることがあります。
■自分に余裕がないと、大切な人を大切にしにくくなる
自分に余裕がなくなってくると、私たちは大切な人を大切にしたいと思っていても、思うように大切にできなくなることがあります。
例えば、心に余裕がある時なら、パートナーのちょっとした言い方も、
「今日は疲れているのかな?」
と受け止められるかもしれません。
でも、自分が疲れ切っていて、心の中のコップが空っぽになっている時だと、
「なんで、そんな言い方をするの?」
と、イラッとした反応をしてしまうこともあります。
子どもが何かをこぼした時も、余裕がある時なら、
「あらら、こぼれちゃったね。拭こうか」
と言えることもあります。
でも、こちらが疲れ切っている時は、
「もう!何回言ったらわかるの!」
と、強く言ってしまうこともあるかもしれません。
そんな反応をしたいわけではありません。
でも、してしまうことは誰しもあります。
人間ですから、疲れていたらイライラもします。
余裕がなければ、やさしくしたくても、やさしくできない時もあります。
だからこそ、自分に余裕を作ることは大事なのですね。
「えっ、恋人のことを後回しにして、自分の余裕を作るための時間を取っていいの?」
「子どものお世話を夫に押し付けて、自分のための時間を取っていいの?」
というように、人によれば、自分に余裕を作るために時間やお金を使うことは、自分を優先するわがままなことのように思う人もいるかもしれません。
でも、自分に余裕を作ることは、わがままなことではありません。
自分のことばかりで、恋人、家族、友だちを粗末にすることでもありません。
大切な人を、より大切にするための土台作りと考えてみてはいかがでしょうか?
あなたは、ご自身に余裕ができるように心がけていますか?
それは、大切な人を大切にするためにも、大事なことかもしれません。
■あなたの心の状態は、まわりにも伝わっていく
これは一つの考え方として読んでいただければと思うのですが、アメリカで行われた研究の中には、人の幸せは「三度の隔たり」まで伝わる可能性があると示したものがあります。
わかりやすく言うと、あなたの幸せな状態は、あなたの友達だけではなく、友達の友達、さらにその友達の友達にまで影響を与える可能性があるということです。
つまり、あなたがご機嫌でいること、あなたが心に余裕を持っていること、あなたの心が平和な状態であることは、あなたが直接何かをしていない相手にまで、良い影響を与えるかもしれないということです。
おもしろいですよね。
そう考えると、自分に余裕を作ることは、自分のためだけではなく、コミュニティ全体に関わることとも言えます。
あなたがもし家族というコミュニティを持っていたとしたら、あなたの心の状態を整えることは、コミュニティ全体の利益と言えるかもしれません。
■不機嫌も、ご機嫌も、伝わっていく
例えば、こんなことがあるかもしれません。
夫さんが機嫌が悪いとします。
仕事で疲れて帰ってきて、心に余裕がない。
そんな状態で家に帰ると、奥さんが話しかけてくれます。
本来なら、
「うんうん、それで?」
と聞ける話かもしれません。
でも、機嫌の悪い夫さんは、つい横柄な態度をとってしまいます。
「うるさいな。テレビの音が聞こえないから、ちょっと黙っておいてくれる?」
などと言ってしまう。
これは、よろしくない夫さんの悪い態度ですね。
そう言われた奥さんは、当然いい気分ではありません。
奥さんの機嫌も悪くなります。
その機嫌の悪さを抱えたまま、今度は子どもに接します。
子どもが宿題を後回しにしていたり、YouTubeを見続けていたりすると、
「いつまで見てるの!早くしなさい!」
と、いつもより強い口調になってしまうかもしれません。
すると、子どももストレスを感じます。
そのストレスを抱えた子どもが、今度は犬に対して少し乱暴に接してしまう。
犬もストレスが溜まります。
そして、ストレスが溜まった犬が、最終的に夫さんに噛みつく。
巡り巡って、夫さんに返ってくるわけです。
その時の夫さんは、
「なんで犬に噛まれたんやろう?」
と思うかもしれませんが、出発点は、夫さんの不機嫌だったわけです。
もちろん、これはかなり極端な例えです。
でも、一人の人の嫌な態度や不機嫌が、家族やコミュニティに影響を及ぼしていくことはあると思うのです。
逆もあります。
例えば、夫さんに心の余裕があり、ご機嫌なモードだったとします。
そんな夫さんは仕事の帰りに、奥さんの好きなシュークリームを買って帰ります。
そして、
「いつもありがとう。はい、お土産」
と渡します。
そう言われた奥さんは、少しうれしい気持ちになります。
機嫌が良くなった奥さんは、子どもにもやさしい態度で接します。
子どもがYouTubeを見すぎてギガが切れた時にも、
「しょうがないなぁ。じゃあ、お母さんのギガを少し分けてあげるわ」
と、大盤振る舞いをしてくれるかもしれません。
子どもは、
「お母さん、今日は神!」
と思うかもしれません。
機嫌が良くなった子どもは、犬にもやさしく接します。
いつもの散歩なら、
「今日は急いで帰るよ」
となるところを、
「今日は、ちょっと寄り道してもいいよ」
と犬に言うかもしれません。
犬はうれしくなります。
ご機嫌になった犬は、夫さんにじゃれてきます。
夫さんは犬に癒やされます。
巡り巡って、やっぱり夫さんに返ってくるわけです。
これも、かなり都合の良い例えかもしれません。
でも、良い影響も、悪い影響も、人と人との間で伝わっていくことはあるでしょう。
だとしたら、あなたが心に余裕を持つこと。
あなたが自分を少しご機嫌にしてあげること。
あなたが心の平和を持っていること。
それは、あなたの周りの人にとっても、すてきな贈り物になるのかもしれません。
だから、自分の心の余裕を作るため、自分の心を整えるために、時間やお金を使うのは、わがままなことでもないし、周りを粗末にしているわけでもないのです。
あなたの大切な人のために、あなたが心の余裕や、ご機嫌、心の平和を作れるように、あなた自身を大切にする必要があるわけですね。
■大切な人のためにも、自分に余裕を作りましょう
あなたが、幸せな気持ちを作ってあげたい人は誰でしょう?
パートナー?
お子さん?
お友達?
お父さん?
お母さん?
その人に、やさしい気持ちを届けたい。
その人に、安心感を与えたい。
その人に、笑顔になってほしい。
そう思う人がいるなら、あなたの中に心の余裕や、心の平和や、楽しさなどを作ることも大切です。
なぜなら、自分の中にないものは、なかなか人に分けてあげにくいからです。
スマホの充電が1%しかない時に、長電話で誰かの相談に乗ったり、道内をしたりするのは難しいですよね。
まずは、スマホ充電が必要です。
お財布の中に10円しか入っていない時に、誰かに豪華なランチをごちそうするのは難しいですね。
まずは、お財布も少し余裕があることが大切です。
心も同じです。
心の中がカラカラに乾いている時に、人にやさしさを注ぎ続けるのは難しいです。
だから、自分に余裕を作る時間を作ったり、何かをしてみてください。
自分がご機嫌になることに、時間やお金を投資してみることもいいでしょう。
例えば・・・
・少し早めに寝る。
・好きな音楽を聴く。
・おいしいものを食べる。
・何もしない時間を作る。
・一人でぼーっとする時間を作る。
・近所のカフェで、誰にも急かされずにお茶を飲む。
・いつもより少し良い入浴剤を入れて、ゆっくりお風呂に入る。
・マッサージや美容室など、自分を整える時間を取る。
・愚痴を思いっきり聞いてもらって、めちゃくちゃ労ってもらう時間を取る。
・疲れている時は「今日はここまででいい」と早めに仕事を切り上げる。
・頑張った自分を、ちゃんとねぎらってあげる。
・コンビニで少しリッチなスイーツを買う。
・子どもを預けて、近くのリゾートホテルで一日過ごす。
・推し活のライブに行ってみる。
・予定を詰め込みすぎず、あえて空白の時間を残しておく。
・今日は完璧にやらなくていいと、自分に許可を出す。
・自分に贅沢を許す
などなど。
自分に余裕を作ったり、自分の心がご機嫌になれたりするために、ご自身に何かしてあげてみませんか?
あなたは、ご自身に何をしてあげてみたいですか?
■あなたの余裕は、まわりへのプレゼントになる
自分を大切にすることは、大切な人を雑にすることではありません。
むしろ、大切な人にやさしく関わるための準備でもあります。
あなたが少し楽になることで、あなたの言葉がやわらかくなるかもしれません。
あなたが少し休むことで、誰かの話を落ち着いて聞けるようになるかもしれません。
あなたが少しご機嫌になることで、家の空気が明るくなるかもしれません。
あなたの余裕は、あなたの周りにいる人へのプレゼントにもなるのです。
だから、どうか自分に余裕を作ることを、後回しにしすぎないでくださいね。
あなたが大切な人に幸せを届けたいと思うように、あなた自身にも、幸せや平和や楽しさを届けてあげてくださいね。
それが巡り巡って、大切な人を大切にする力になっていくのだと思います。
この話が何かのヒントになれれば嬉しいです。
ありがとうございました。
原のブログに掲載している記事をご紹介。あなたの恋愛、仕事などの日常に役立れば幸いです。
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