毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀池尾千里、夫婦でさせていただいています。

 

今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。

 

 

ニコニコクローバークローバークローバー

 

 

パートナーシップと、一口に言っても、心の距離感は、少しずつ変化していくものなんです。

その変化の途中には、これまで出会ってきた人たちが、続々と登場してきますので、心穏やかでいられないことも、当然出てくるんです。

 

よく聞くところでは、

 

「夫が、気持ち悪いんです!」

 

という、妻の声。また、夫からは、

 

「妻に、恋愛感情が湧かなくなった。」

 

なんて声も。

いったい、何が起こっているのでしょうか。

 

 

幼少期の親子関係の距離について 

 

私たちは、生まれてすぐは、何にもできませんよね。

歩くことも、食事をすることも、おトイレに行くこともできません。

 

その間、誰かのお世話になってきたわけです。

多くの場合、母親がその役割を担っているのかと思います。

 

抱っこをして、ミルクを飲ませ、おむつを替えて、お風呂に入れて、柔らかなお布団に寝かせてあげます。

泣けば、抱いてあやし続けます。

 

それを、母親がやっているとしたら、子どもとの距離は、とても近いものになるでしょう。いつもくっついている感じですよね。

でも実際は、母のおなかの中にいたのですから、近いというより、元々ひとつだったという言い方もできるかと思います。

 

小さな頃の、親子関係というのは、このように非常に、心の距離も、物理的な距離も近いことが多いです。

 

母親が、子どもにとって、一番最初に出会う女性であり、一番最初に人間関係を構築する相手でもあるんです。

 

また、父親という存在も、子どもにとっては、一番最初に出会う、近い場所にいる男性であり、男性とはこういうものであるという、一番最初のサンプルにもなるんですよね。

 

 

パートナーが、なんだかきもちわるい 

 

こんなご相談、実は結構多いです。

大変、お困りなんです。一番近くにいるであろうパートナーのことが、気持ち悪いと感じてしまうのですから。

 

近くに来られるのもイヤだし、ましてや、スキンシップなんて、鳥肌が。

夜のお誘いも、お断りばかりで、それはそれで、悪いような気がする・・

 

でも、どうしても、パートナーのよくないところが目についてしまう・・

例えば、結婚した時より、太ったみたいとか、服装がダサくなったとか、なんかくたびれてるとか、セクシーじゃないとか、可愛くないとか・・・

 

パートナーさんが気の毒になってしまうほどのご相談ですよね~。

 

でも、実際、お会いすると、パートナーさん、シュッとかっこよかったり、綺麗な方だったりするんですよね。以前、聞いていた感じと全然ちがう方を連れてらしたので、ごきょうだいを連れていらしたのかと思ったら、パートナーさんだったこと、あるんです。

 

パートナーさんに対して、かっこよくないフィルターや、可愛くないフィルターを持っていると、どこに行っても、誰を見ても、フィルター通りにしかみえないんですよね。

 

 

パートナーシップと親子関係 

 

パートナーに対する「気持ち悪い」という感覚については、パートナーは、もともと、他人で、恋に落ちて、大好きになって、愛をささやいたり、スキンシップがあったりする関係ですよね。

でも、そんなラブラブな関係が、今はちょっとご無沙汰・・になっていたとしましょう。

 

ご無沙汰な間に、パートナーとあなたの関係が、変化していったとしたら、例えば、結びつきが、もっと深くなり、恋人から、家族になったり、一緒に住むことになったりすると、距離がうんと近づきます。

 

すると、母親や、父親との、あの小さな頃の距離にそっくりになるんです。

あー知ってる、これは、おかあさんと感じた距離だ。これは、おとうさんのだって感じた時。

 

恋愛関係の親密さと、親との親密さは、ある時期、とても重なるんです。

 

母親と感じていた心の距離と、あなたとパートナーシップの心の距離が、同じくらいになると、妻が母親のように感じたり、夫が父親のように感じたりするのです。

父母と恋愛はできませんから、気持ち悪さは、ここにあるんです。

 

 

親密感は増しつづける 

 

パートナーシップの親密感は、深まり続けます。

相手に対して、自分を開き続けることで、一緒に手を取り進んでいけます。

 

親密感が深まっていく道中に、いろんな見覚えのある親密感を通っていきます。

知人、友人、親友、パートナー。

 

その最たるものが、親との関係です。

パートナーと出会う前の、一番近い距離の人が、親であったのに、それ以上に、親密な関係が、パートナーがなったということですから、これは、とても良いことなんです。

 

親を越えて、さらに、仲良く、心地の良い、深い信頼関係を持つ、ふたりになっていくわけですから。

 

もう、このあたりになると、どうなっていくのか、未知の世界ですから、あれこれ考えるより、ふたりがハッピーであるかどうかを大切に、人生をぼちぼち歩いていくくらいで、いいのではないかと思いますよ。

 

もし、あなたの周りに、そんなご夫婦がいらしたら、目標になりますよね。

もし、どこにも見当たらなければ、それは、あなたがそれになる、ということなんでしょうね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

みなさまのパートナーシップ、応援しております。

 

 

来週10月8日(月)は、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。 

 

 

池尾千里

 

 

 

池尾家・夫婦カウンセリング

 

おひとりでお越しいただくことはもちろん、

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カウンセリングを受けていただくこともできます。

 

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対面式・オンライン

 

カウンセリングのご予約・お問い合わせはこちらまで。
TEL:06-6190-5131 
定休日:月曜日(初日の場合は翌日代休) 
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講演が動画になっています。おねがい

 

 

 

 

 

昭和なプリンだすよ ラブ

 

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 恋愛テクニック-プロフィール-原裕輝

 

こんにちは。笑
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
 

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

 

食欲の秋というのは美味しいものが出回る季節だからだ!と子どもの頃に教えてもらいました。

 

他の説では秋になって日照時間減少することにセロトニンというホルモンが減少し、それにより体がトリプトファンという栄養を欲するようになるから食欲がますからという説というのもあるとのこと。こちらは科学的な説ですね。

 

年中食欲旺盛な私としては食欲が増している感がわからないので、美味しいものが出回る季節だからだ説に1票いれたいです(笑)

今回は受け取る言葉、受け取らない言葉についてのお話です。
お楽しみに〜。ニコニコ

 


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今日のテーマ

受け取らない言葉の注意点
〜受け取る言葉は褒める人を育てる〜

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

褒めてくれた言葉は受け取ろう

 

謙遜がすぎてしまい、褒めてくれた時に、その褒め言葉を受け取らない言葉を言ってしまう人がいます。

「やさしいね」
 ↓
「普通のことだよ」

「すごいね」
 ↓
「誰でもできることだよ」

「かわいいね」
 ↓
「そんなことないよ」

などなど、
謙遜のあまり、褒めてくれたことを受け取らない言葉を言ってしまうことがあります。


もしあなたが褒める側だった場合は、褒めてもそれを受け取ってもらえない言葉が返ってくることが続くとどんな感じがしますか?
だんだんと褒め言葉を伝える気持ちが萎えてくることはありませんか?


そうなってしまう人も多々いるようです。
そして、全く褒めなくなっていく人もいます。


彼氏は私のことを褒めてくれないという方とお話していると、お付き合いの当初は褒めてくれていたけど、彼女側が受け取らない言葉を使っていたことが要因で、彼氏が褒めなくなっていっていたことがわかることがあります。


日本では謙遜は美徳とされることも多いですが、謙遜しすぎで受け取らない言葉が多くなっていると、このような褒めなくなっていく彼氏(または彼女)を育ててしまうことがあるので要注意です。


しかし同じシーンでも「嬉しい」とか「ありがとう」などの、褒め言葉を受け取る言葉を言うこともできるはず。


人は自分が差し出したものを受け取ってくれる時に良い気分を感じます。


褒め言葉もそうです。
自分が差し出した褒め言葉を「嬉しい」とか「ありがとう」などの受け取ってくれる言葉が返ってくると差し出したほうは良い気分がします。


良い気分を感じるので、また褒めようとします。


受け取とる言葉を使うことは、あなたを褒めてくれるパートナーを育てることにつながるのですね。

 

 

自己イメージが良くない人は特に要注意

 

自己イメージと違う情報が外からやってくると人は違和感を感じます。


すると、自己イメージが良くない人は(自己肯定感が低いという言い方もできるでしょう)相手が褒めてくれても、その褒め言葉が自己イメージと違う言葉だったりすると違和感を感じて、その言葉を素直に受け取れないということがおきてしまいがちです。


例えば、自己イメージが良くなく『私は優しさに欠けるところがある』と思っている女性がいたとします。


その女性が雨が降ってきたのでカバンから折りたたみ傘を取り出し傘をさしたとします。


一緒にいた彼氏も傘を取りだそうとしているのですが、カバンの奥に入れているのか中々取り出せません。


カバンの中の傘を取りだそうとしている間に彼氏が雨に濡れてしまうと思ったので、その女性は自分の傘に彼氏をいれあげたとします。


すると彼氏は「やさしいね」と言ったとします。


彼女にとっては自己イメージである『私は優しさに欠けるところがある』と違う言葉である「やさしいね」という言葉を彼氏に言われたわけです。


そうすると、素直にその言葉を受け取ることができず、「普通のことだよ」とか「先に傘を開いたからついでだよ」などの受け取らない言葉を言ってしまうのです。


自己イメージが良くないと、褒めてくれる言葉が自己イメージと違う言葉になる確率が、自己イメージが良い人よりも、より高くなるということですよね?


だから、自己イメージが良くない人は、特に受け取らない言葉を、ついつい言ってしまわないように要注意なわけです。

 

ちょっとずつで良い

 

これから受け取る言葉を使っていこうと思っても「普通のことだよ」とか「誰でもできることだよ」とか「そんなことないよ」という受け取らない言葉を長年使っていると、つい癖として言ってしまうことがあります。


癖とはそういうものです。
そして癖に抗うのは大変なことです。


だから、受け取る言葉を使っていこう決めたのに、それが100%できなかったとしても「あっ、また受け取らない言葉を使ってしまった。私ってダメだな」などと自分を責めたり、悪く思ったりしないでいいことだと思います。


なにせ、癖に抗うのは大変なことなのですから。


今まで10回中10回受け取らない言葉を使っていたところを10回中9回は受け取らない言葉だけと1回は「嬉しい」とか「ありがとう」などの受け取る言葉を言えたら「私、成長できてる」と自分を褒めていいことだと思います。


また、
「やさしいね」
 ↓
「そんなこ・・・あ、ありがとう」
というように

「そんなことないよ」と言いかけたけど「ありがとう」と言い直したなどのように、たどたどかったり、スムーズに受け取る言葉を使えてなかってとしても、決めたことができたわけですから「私、成長できてる」と自分を褒めていいことだと思います。


最初から上手く使いこなせなくてもいいんです。
ちょっとずつでいいんです。



10回中1回は「嬉しい」とか「ありがとう」などの受け取る言葉を言えるようになったら、次は2回言えるようになって、その次は3回、4回と言えるようになって、そのうち10回中10回とも受け取る言葉を使うよう変化していけます。

 

 

そして、その内、今度は受け取る言葉を使うほうが癖になってきますから。

 


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

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パンダ原裕輝の本ありますきらきら

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-小川のりこ

皆様。こんにちはでございます。

はじめましての方もおられると思います。

 

2週に1回、近藤あきとしカウンセラーと一緒に記事を担当しております、小川のりこでございます。

ようこそお越しくださいました(((o(*゚▽゚*)o)))

 

そしていつも応援して下さってありがとうございます。

 

 

■NEWS■

 

小川の最新Youtube

が、下のYoutube欄にUPされています。よろしければお越しくださいね。

 

 

 

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タコ 10月11日(水)「ニコニコちゃんねる生放送」 タコ

 

21:00~22:10

 小川、再びゲスト参加いたします。

 

もちろんここでも少しお話します。

お話は・・・ないぴょ♪

 

よろしければ、お越しくださいね。

 

無料放送は21:30まで。

生放送の配信URLは、神戸メンタルサービスのTwitterか、Facebook、もしくはYoutubeをご確認くださいね。



**** お礼 *****

 

28日(木)の恋愛講座

にお越しくださいました皆様、

ありがとうございます(o*。_。)o。

 

いつも本当にあっという間に時間が過ぎてしまって、終わった後は自分がはしゃいでる分、寂しくなるんですよねぇ。はっはっは・・・。

 

同時に終わった後はいつも猛省時間が始まってしまいます。

皆さんには、自分を責めないようにと伝えながら、小川も一緒ですね。

己を責めないというのは、自分がこうなることで、皆さんもどれくらい難しいのかというのはよく分かってしまいます。

 

ベストを尽くしたんだと思いたいです( ̄▽ ̄;)

 

来て下さった皆さん、最後までお付き合い下さりありがとうございます。

今後ますます精進していきたいと思っています。

 

何度も練習したはずなのに、噛み噛みだらけの小川でございましたが、皆様最後までありがとうございました。

 

 

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対面面談とZOOM面談と現在両方を行っています。

 

基本的にカウンセラーは今のところまだマスク着用です。

お客さまについては、マスクは着用してもしなくてもどちらでも結構です。

 

対面の時は、今までのように飲み物をお出しすることは出来ません(-_-;)。 なるべく水分のご用意をして下さいね。

 

 

チューリップ赤ZOOMによる面談カウンセリングの詳細はこちらですチューリップ赤

https://www.counselingservice.jp/information/interview_zoom/

 

 

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コミュニケーションでのすれ違い

 

 

本日は、いつもお話を聴かせて頂いている、ご相談者Kさんのリアルな体験をもとに、すれ違いとは、こんなふうに起きてしまうということを、書かせて頂きたいと思います。(彼女には、お話をさせて頂くことの了解は得ております。)

男女間の喧嘩や口論って、お互いの言い分を冷静に見極めれば、どちらも悪くなくて、ただ相手を想うが故のすれ違いや、愛して欲しいが故やってしまった行動など、そこに悪意はないことが圧倒的なんです。

だけど当事者である本人は、その場では冷静に解釈など出来ないものなんですよね。

 

今日はそんなお話です。

 

 

                        

Kさんのお話

 

彼は40前半の方で、彼女はシングルマザーの30後半。お互いに愛情表現は苦手らしく、なかなか思ったことが言えないようですが、それでも彼は、Kさんに子どもがいるのを承知で付き合い始めたよう。

付き合って2年ほどですが、お互いに隠しているようだけど、2人とも寂しがり屋さん。

そんな2人にもいろいろあって、すれ違うことが多くなってきたんです。

そんな中の口論で、彼は言います。

「こんなに考え方が違うなら、別れた方がいいんじゃないか。」と。

彼女は言います。

「考え方が違うのは当たり前じゃない。」

 

彼は黙ってしまって、その後ぼそっと、

「別れるか分かれないか考えてる。」と。

 

それでまた少し口論になって、彼女はもう一度聞いてみるんです。

「なんで別れるって言ったの?」と。

すると彼は突然キレるように言いました。

「俺は言ってない。お前から別れ話を言ってきたんだろう!」と。

 

私は言ってないよ!

俺じゃない、お前から言って来たから・・・!!

 

そんな言い合いに発展して、そして、結局別れるということになってしまったんですね。

 

 

●言った言わないの話

 

Kさんは言います。もともと彼がそう言ってきたことなのに、なぜあんなにはっきりと、私が言い出したと言ってきたのかと。そこで口論の結果、彼が別れると言い出してしまった。

私は嘘を言ってもいないし誤魔化してもいないのに、なぜこうなったのかわからないと。

 

 

文章にして書きましたから、皆さんには分かると思います。

 

*「こんなに考え方が違うなら、別れた方がいいんじゃないか。」

と、これを言い出したのは彼が先です。

だけど、彼はそれでも別れ話を言ったのはお前だと彼女に言いました。

 

これが少し前の話なら、男性にはあるあるです。

その場の空気や勢いで言ったことを、

 

完全に忘れている

 

んですね。こういうことは男性にはよくあります。相手が好きだから覚えているとか、もう気持ちがないから忘れている…ではありません。多くの男子の特徴です。

 

だけど今回の場合は言ってすぐの口論でのことです。

彼はどうしてそこまではっきり俺じゃないと言うのでしょう。

 

 

●何が起こった?

これは、人の弱さが招いてしまったことじゃないかと私は思いました。

彼の話した、

*「こんなに考え方が違うなら、別れた方がいいんじゃないか。」

 

実は、こういう問いかけって女性が結構言っちゃうことでもあります。「もう別れた方がいいかな。」って。この場合も売り言葉に買い言葉。

相手の男性は、「それなら別れた方がいい。」とほとんどの方がそう言います。言わざるを得なくなるんですよね。

 

でもこういった場合、女性なら、自分が言い出した…と反省する方が圧倒的です。

ただし、男性の場合はどうでしょう。

これは、人それぞれになりますが、少なくともKさんの彼の場合、

 

彼女の考えを聞くために問いかけた…。

 

という認識のような気がします。

それに対して、

*「・・・じゃあ別れた方がいいんじゃない?」。

 

と、彼女は答えた。

だとしたら、彼は自分が言い出したのではなく、彼女がそう言いだした。

というとらえ方をするかもしれません。

 

でもこれは彼の弱さ。

男性は感情の会話は上手に出来ません。

だから、口論になると、初めは理論立てて話してるし聞けてるんだけど、口論と言うのはどうしても感情ありきになってしまいます。

だから途中から自分が本当に伝えたいことと理性で考え理屈で応えようとしても男性には上手く行かず、二転三転してしまうことも多いのね。

でも女性はこれを感情でとらえてしまうから、当然彼が何を言わんとしているのかが分からない。

 

男性は混乱したまま話す。

女性は、それを感情でとらえ感情で伝える。

 

お互いに分からなくなってしまうんです。

そんな会話がお互いに増えて来ると、男性はこの状況がまた今後も続いたら、お互いに傷つけあうだけだ…と判断し、

 

別れた方がいいんじゃないか。

 

と、言いがちなんですね。でもこの問いかけはずるさでもあるの。これに、

 

 

「別れる必要なんかない! 今お互いに混乱してるだけ。

冷静になってちゃんと話そう。こんなことで別れるなんてしない。しっかりお互いに分かり合いたいんだ。別れるか分かれないかはその後で決めた方がいい。」

 

 

と、このタイミングで言えればいいのですが、ここで男女共にはっきり言うことはかなり至難の業です。

特に男性は、そんな気持ちをほとんどの方が持っているにもかかわらず、そこにチャレンジする勇気はありません。

感情が関わると本当に怖くてしんどさを感じちゃうからね。

 

ほとんどの人の回答は、「じゃあ、別れた方がいい。」の、言葉のみになってしまう。

 

だけど「別れ」を、ただ気持ちを教えて欲しいだけだとしても、言う方は真剣です。

 

どう応えてくれるのか。

なんて言うんだろうか。

 

Kさんの彼としては、そこであなたの言葉で決めようって考えってしまった。

そして、あなたはたったひとつの言葉しか出て来ない。

 

「じゃあ、別れた方がいい。。」

 

彼からしたら、

 

俺は問いかけた。

お前はそれにはっきり別れるって答えたんだ。

行ったのはお前だ。

 

きっとそんな捉え方だったんでしょうね。

なんだかずるいよね。そして悲しいことです。

 

言った方も言われた方も、本当はそんな答えを出したくなかったはず。言いたくなかったはずだから。

 

 

                        

その後の対応

 

●考えさせる時間

こういう男女の口論と言うのは、付き合いだしたら必ずと言っていいほど起こります。

 

なぜなら、価値観は違って当たり前。

男女の違いも当たり前だから。

 

だけど、こういう口論の後、一番やっちゃいけないことは、女性からすぐに繋がろうとすることです。

 

すごく不安になるし、嫌われたくない気持ちが強くなると、女性は離れて行って欲しくないからここからすごく頑張っちゃうの。

でもその姿勢は、彼を下から見上げ、腰は低くなり、

あなたの言うことは何でもします状態です。

 

残念ながら、その姿勢でどんなにそこで頑張ったとしても、何でもするから許して下さい状態では、その女性に男性は魅力を感じません。

 

しっかりお互いにやってしまったことを、考える時間が必要なの。女性は自分でいろいろ考える方が多いですが、男性には女性以上の時間が必要です。

その後の彼の周りの人間関係を通して、

 

・ああ、あの時彼女が言いたかったのはこういうことだったんじゃないか。

・俺はこう言いたかったのに、素直に言えなかったのは自分の方じゃないか。

 

と気づいていくの。

女性は積極的に男性心理を学んだり、自分のこころを見て言ったりしますが、男性にはその発想はなかなかないので、日々の暮らしの中で、反省点を見いだすことが多いんです。

だから、時間もかかります。

 

そんな中、その相手の彼女が中途半端に関わってしまうと、反省ではなく、彼女から連絡は簡単にあるんだと、反省するようなことをしなくなる場合も結構あるからね。

 

お互いに時間を取って、お互いにしっかりとどうすれば良かったのか、私はまたこういうことが起こった時、どういう自分でいたらいいのだろうか。どんな私になればいいのか。

 

そんなふうに向き合うことは、復縁でも次の恋愛のためにも大切なことです。

 

Kさん自身もご相談の中で、カウンセリングを通して学びながら、彼のことは少しほっておいた方がいいと、自分自身でも思ったようです。

 

最後に、こういうすれ違いは男女間で多いので、この話を記事にしていいかお聞きすると、快諾してくれました。

 

Kさん、ありがとうございました。

今後も一緒に考えて、気持ちを整理していきましょうね。

 

 

このお話が、Kさんだけでなく、皆さんにとっても、コミュニケーションの一つとして、何かの学びになれば幸いです。

 

 

 

 

◆参考資料◆

 

『パートナーを理解したい』という想い

 

 

お別れで学ぶあなたの恋愛力(次の、そして今の恋愛を豊かにするために)

 

 

                                

本日の小川家:『 甥っ子の結婚式 』

 

 

(似た様な絵を何枚も書かれます。 絵:旦那様 )

************************

 

家族3人で、甥っ子の結婚式に行きました。

私の姉の息子で、子どもの頃からよく知っている子です。

17歳の我が息子も参加ですが、当初、ひとり学生服が目立つことを、息子は少々恥ずかしく思っていたようです。

ですが幼い頃から本当にたくさん可愛がってくれた、彼にとってはお兄ちゃん的存在の人。お祝いしたい気持ちはあるようです。

 

私たち夫婦としては、自分たちももちろん祝いたいのと、息子に結婚式と言うのを一度見て欲しかったんですよね。

今時結婚式を披露宴をするというのも、なかなかない機会だと思いました。

 

だけど私が経験してきたのは、昭和世代の会社社長様、役員様を忖度する、参加者に気を遣うようなところも山ほどあった結婚式。今時の結婚式はどんなものだろうと、すごい好奇心なわたくし。

 

しばらく会っていない甥っ子たちと、初めて会話する本当に可愛らしいお嫁さん。嬉しい瞬間だったなぁ...( = =)

ああ、若さがまぶしすぎる。。。

 

参加してみれば、本人たちが一から作り出し、友達全員で作り上げたサプライズもあって、何もかもがオリジナルなすごく楽しいお式でした。

 

そのせいか時間もあっという間に感じてしまって、気が付けばおひらきで。

短時間でしたが、甥っ子が大学に行ってから、今日までどんな生き方をして頑張って来たかがよく伝わってきます。

 

PAL(ピープルアクティブライフ)

 

という、自然を通して子どもたちにいろんな体験をさせていく活動をしているようです。ここの”コナン”と呼ばれる人気者のお兄さんで、リーダーです。

もともと体育大学に行ってた子ですが、その後もこんなに活動的に頑張っていたんですよね。

 

彼の今の顔を見れば分かります。

どれだけ充実して毎日楽しそうに、でも真摯にこの仕事にむきあっているのかが。

 

そんな甥っ子の成長を見ていて同時に思いました。

 

ああ、姉は子どもたちをすごくいい子に育てたのだと。

 

姉の家もいろいろあったし、子どもたちにもいろいろありました。それでも子どもって日々頼もしく、努力や頑張りを捨てずに生きれるものなんですね。

 

甥っ子ちゃんは次男で、長男の子もこれまたいい子でさ。

自分の息子も甥っ子ちゃんたちのように、幸せな子にしてあげたいと、改めて思いました。

 

いろいろ後から考えさせられた、本当にいいお式に参加させてもらったと思います。

メンタル弱弱な母ですが、わたくしも頑張ろうと思います。

 

 

ラブラブラブラブ 小川の最新Youtube ラブラブラブラブ

 

 

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■【自己開示の極意】本物の絆を作るコミュニケーション (小川Youtube)

 

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■【人生は変えられる!】小川のりこの『あなたが幸せになるために』(音声配信)

 

 

◆【男性心理】ズバリ解説!愛の言葉を言わない男子の事情、言葉で聞きたい女子の心理

 

◆【男性心理】男を沼らせる「追いかけられる女性」になる秘訣

 

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤 Youtubeのコメントはお返事は出来ませんが、皆さんが、わざわざ書き残して下さるの温かいメッセージはすべて読ませて頂いております。

本当に励みになっています。

今後ももっと頑張ろうという気持ちにもなれます。

ありがとうございます(^▽^) チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

 

 

足あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと足


 

ひまわりひまわりひまわり  お知らせ   ひまわりひまわりひまわり

 

子育て応援ブログ ~ほのぼの~
 

次回は、

10月6日(金)

 

に担当いたします。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

小川のプロフィールでございます~♪ 

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2週に1度の「婚活」担当、

音譜 小川のりこが、みなさんのご相談にお答えいたします 音譜

 

小川に回答してほしいご相談がある方は、メッセージでご相談をお送りください。

なお、件名に「小川のりこへの相談」と明記してください。

いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。

メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。

なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め(お呼びする名前を載せていて下さいね)、公開されてもよい内容でお送りください。(IDは公開いたしません)