アドベントに食べるお菓子 2023 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

近年すっかりおなじみのアドベント。

今年は今日からということで世界でこの時期に食べられているお菓子を作りました。

最近は外国のお菓子の型が本当に手に入りやすくなり、その時期に食べられている世界のお菓子をたくさん焼くことができるようになってありがたい限りです。


我が家に定着した、必ず作るアドベントのお菓子は写真の7種類。

おやつにデザートに、娘は学校にも部活前の糖分補給で持っていきます。


今回ドライフルーツを使うお菓子には、昨年以上に畑で採れたいちじくのドライまたはそのラム酒漬けと、今年豊作だった柿のラム酒漬けをたっぷり使いました。

その2つは色が控えめなので、今年突然ハマったドレンチェリーも適度に加え、華やかに。(この写真だとシュトーレンのカット面から少し覗いている程度ですが)

いちじくのプチプチとした食感は存在感があって大好きです。





先日見当たらないと書いていたクリスマスケーキのピック類はまだ見つからず、いつもよりちょっとおとなしめの雰囲気。
それでもこれだけ揃うと華やかですね。

紹介文のお菓子毎の写真は、ほとんど以前のものです。
各レシピのリンクはこちらにまとめています。




◆シュトレン(中央右端)
 ドイツのアドベントに欠かせない、フルーツがたっぷり入った発酵菓子。

 今年は大きく作りました。





◆クグロフ(上・右の中央寄り)
 フランスのクリスマスやおめでたい日に食べられる発酵菓子。
 これに使ったシロップはとっておいて、パネトーネやパンドーロにしみ込ませ、泡立てたクリームを添えてサバラン風として食べるのも好きです。
 バターケーキではなく、発酵菓子なのでパンのようなイメージ。




◆ダンディーケーキ(中央)
 スコットランド地方・ダンディー発祥の、フルーツがたっぷり入ったバターケーキ。
 年に何度か焼きます。




◆パネットーネ(左上)
 イタリア・ミラノ銘菓。
 フルーツが入ったリッチなブリオッシュ生地で作る発酵菓子。
 今年は卵の量を節約しようと普通の(?)ブリオッシュ生地で作ったのですが(それでもそこそこリッチ生地)、やっぱりいつものもっと卵黄を入れた生地のほうが好みだったのをここに記録して来年に活かします。





◆パネトンチーノ(左上)
 小さなパネットーネ。
 いつもは丸く焼きますが、ここ数年は四角いケースで。
 ボストックやラスク、パンプディングなどに加工するのにもぴったりです。

◆パンドーロ(右上)
 “黄金のパン”という意味の、卵黄がたっぷり入って黄色い、イタリア・ヴェローナ発祥の発酵菓子。
 粉糖と共に大きな袋に入れて振り、たっぷりの粉糖をまぶして食べます。



 断面は星の形で、普段は食パン型としても 使用しています。
 贅沢な配合なのでカロリーも高いのですが、生地自体は甘くなく、クリームを添えたり、トーストしてバターを塗って食べると本当に美味。

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スライスして少しずつずらして重ねるとツリー風です。

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◆パンドリーノ(左下)
 小さなパンドーロ。
 生地自体はそこまで甘くないので、我が家ではトーリストやテーブルロールとして作った週の朝食に。
 硬くなったらフレンチトーストやラスク、ボストック、サバラン風などにアレンジ。

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◆バニラキッフェルン(バニラキプフェル・中央右上)
 この時期オーストリアやドイツで作られる、三日月(馬の蹄)の形をしたアーモンドとバニラ香るクッキー。
 たくさん作って缶に保存し、1月いっぱいまで食べられているそうなのですが、湿気やすいのでシリカゲルがあると安心です。
 我が家はたくさん作っても、できたそばからなくなっていきます。




◆スペキュロス(左下・右上)
 今は季節問わず見かけるお菓子ですが、本来はベルギーで12月6日に食べられるスパイスクッキー。
 ナツメグ・ジンジャー・クローブなどが香ります。
 いくつかレシピは載せていますが、型抜きに適してアイシングにも向く生地で、チーズケーキの土台にもぴったりなこちらが近年のお気に入り。
  



ちなみに1枚目の写真で右下に見切れていたお家は、こちらのものと同じステンシルで模様をつけたジンジャークッキー。
実は不注意で割ってしまったのですが、割れる前はこんなサイズ感でした。