スペキュロス | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ただいまレシピブログ×ハウス食品のスパイスアンバサダーとして活動中です。
「食卓で旅気分!楽しさ広がる、世界のパーティーメニュー ヨーロッパ編」をテーマに、ベルギーの伝統的な焼き菓子・スペキュロスクッキーを作りました。


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スペキュロスは12月6日の「聖ニコラスの日」(サンタクロースのモデルとする説もあります)に食べる習慣があるものの、現在は通年食べられていて、市販ではロータスクッキーなどが有名ですね。


ブラウンシューがで甘みをつけてあり薄めのカリカリッとした食感で、スパイスがたっぷり入っています。
主にシナモンやジンジャー、カルダモンやクローブ、ナツメグやホワイトペパーなどが入っているのですが、種類や組み合わせはレシピによって様々です。

ちなみにジンジャーブレッドマンクッキーもスペキュロス生地。


 



今回はブラウンシュガーではなく粉糖を加え、サクッとくちどけの良い軽い食感にアレンジ。

また抜いた形がそのまま出る配合になっています。


伝統的な木製の型は様々な模様があって、コレクターも多いほどの人気。

今回はクッキースタンプを使って手軽に雰囲気を出してみました。
GABANのスパイスはとても香りがよく、コーヒーのお供にぴったりです。




【材料】

天板2枚分

 薄力粉 200g
 無塩バター 100g
 卵黄 1個(約15g)
 粉糖 80g
 GABANジンジャーパウダー 2g(小さじ2)
 GABANオールスパイス 2g(小さじ2)
 GABANシナモンパウダー 2g(小さじ2)


【準備】
○天板にオーブンシートを敷いておく
○薄力粉とスパイスはあわせてふるう


【作り方】

①バターを室温に戻るまで常温に置くか、レンジで溶けない程度に柔らかくしてから(溶けてしまうと性質が変わるので注意)、泡だて器でよく練る

②グラニュー糖と卵黄の順に加え、その都度よく混ぜて馴染ませる

③薄力粉を加えゴムベラやカードでまとまるまで切り混ぜる

④ラップに挟んで5mm厚さに伸ばし、冷蔵庫で30分ほど休ませる

★休ませなくても型を抜ける固さです。
 休ませたほうがグルテンの力が弱まり食感が軽くなりますが、お好みで。

⑤型を抜いてオーブンシートに並べる。その間にオーブンを170度に予熱しておく

⑥予熱が終了したら15~16分ほど焼き、表面と裏側に適度な焼き色がつけば焼き上がり


《フードプロセッサーを使うと手軽にきれいに作れます》
 ①~③の工程は、フードプロセッサーでも可能です。
 材料すべてをまとまるまで切り混ぜてください。
 半量ずつ作ったほうがまとまりやすいです。


《アイシングを塗りって仕上げても》
 適量の粉糖に様子を身ながらほんの少量ずつ卵白を加えてその都度よく練り、適度な粘度になったら小さなコロネなどに入れたり楊枝の先を使って模様を描き、乾燥させます。


《保存・期限》
 密閉容器に入れて常温保存で1週間ほど(湿気らない間)。
 シリカゲルと共にガス袋に密封した場合、常温保存で3週間~1か月。