抹茶のエンゼルフードケーキほか 卵白活用法 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

余り物消費の3つ目は、エンゼルフードケーキにしました。


卵白を使ったお菓子といえばまずフィナンシェが浮かびましたが、卵白が多いとかなりのバターも必要になりますし、大きなダックワーズを作ろうにもアーモンドを先にたくさん使いきってしまったので…


やっぱり無脂肪のエンゼルフードケーキかな?と抹茶味とのツートーンで焼くことにしました。

(これはこれでグラニュー糖の消費量もすごいのですが…)


 



今回使ったのは、冷凍卵白10個(消費したい理由:場所をとる)と、抹茶(色のくすみが気になる)。

抹茶はまだ新しいものなのですが、お手頃だった品を多めに買ってみたところ、思っていた以上に色や香りが薄かったんです。

結局いつもの色や香りが濃いものを買い直したので、早めに使い切りたいなと考えているところです。


写真の左がいつも使っている抹茶で、右が今回消費したい抹茶。





それで大体粉のうち少量をその抹茶に変えて生地を作ったたところ、焼く前はとても色が薄かったのですが、焼き上がりはしっかり色が分かれました。


ところどころ空洞はできていますが…





でもカットしてびっくり、濃いカーキ色といいますか、抹茶とは言い難い不思議な色。

クリームを添えて、生地に加えた抹茶をふりましたがそれにしてももとの色と違うのは一目瞭然。


そもそも生地の量に対して抹茶は2%ほどと、そんなにたくさん入れていないので香りもほとんどしないのに、色素が卵白の成分に反応したのか、それとも抹茶の種類が違えば色も違ったのか。





ただこれまでは酸味のあるベリーやほろ苦いキャラメルソースを添えて食べるのが定番だったところ、意外と生クリームに抹茶を振りかけるだけでも、そのほろ苦さがエンゼルケーキの生地の甘さによく合うというのは新たな発見でした。


実はあれからまた卵白のあまりが10個ほど出たので、他にもいろんな材料と組み合わせたり(白色じゃないともはやエンゼルとは呼べない気もしますが)、大きなダックワーズも焼きたいと思います。


今回は卵白の話題だったので、久しぶりにこちらを更新しました。


 


 



卵白ページにも追記したのですが、冷凍している卵白はお菓子以外にもフライの衣づくり、パンやパイの艶出し、春巻の皮の接着などによく使います。

気泡がができやすいのでしっかり溶いて使うのがポイントです。