プレーンクッキーでコークスゴヨー〈失敗クッキー救済レシピ〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

仕事で作ったクッキーが、かなり広がった状態で焼けてしまいました。

もともと広がりやすい生地ではあるのですが、更に薄く原型を留めず、ガリッと甘い食感。

これはバター多めか、粉を少なめに軽量間違いをしてしまった模様…


商品にはならないものの、クッキーとして食べられないことはないので破棄はせず持ち帰り、コークスゴヨーを作ることにしました。





コークスゴヨーは、砕いたクッキーに砂糖やバターなどを加えて丸め、ココナッツをまぶしたハンガリーのお菓子。


 



↑この時はココアクッキーを使いましたが、今回はプレーンクッキーを使ったのでココアパウダーを追加。


訳すとココナッツボールという意味があり、その名の通り本来はココナッツをまぶすのですが、今回はココナッツのほか消費中の材料をいろいろとまぶしてカラフルに仕上げました。





まぶしたのは抹茶、フリーズドライストロベリー、ココナッツ、巻きチョコ、アーモンドダイス、ピスタチオダイス。

どれも先日使い切りたい食材として載せていたものですが、今回まぶしたくらいでは意外とそんなに消費しませんでした。


巻きチョコだけは短いものが数gしか残っていなかったので全部使い切れてすっきり。

そのまま食べても良かったのですが、今回は更に砕いてチョコとしてまぶしました。(下の写真の右から2番目)


パリパリのチョコは意外とないので、こういう使い方もありかも。

 

 


ところで今回使った抹茶は水分というか油分を含むとすぐに黒くなり、その都度何度も何度もまぶす羽目に。


ひとつ前の記事でもえらく濃い色に仕上がったのは、そういう抹茶だったということなのか…?





ちなみにこれらはまるめた生チョコにまぶしてトリュフにしたり、余ったスポンジがあればラムボールのまわりにまぶすのもおすすめです。


 



いずれにしても、今回はクッキーがかわいく生まれ変わり、美味しく消費できて何よりでした。


実は同じロットの生地が仕事場にあとひとつ保存されているので、残念ながら今週のどこかであと一度初めの写真と同じように焼き上がります。

次はどんなお菓子にしようかな?





【プレーンクッキーで作るコークスゴヨー】


■材料


約20個分


プレーンクッキー 200g

ココアパウダー 20g

砂糖(粉糖or上白糖) 50g

無塩バター 80〜100g

ラム酒 10cc


ココナッツファインなら 約30g



■作り方


①クッキーをはフードプロセッサーに入れて粉砕する


②バター(硬いままで可)、ココアパウダー、砂糖、ラム酒を加えてひとまとまりになるまで更にフードプロセッサーで混ぜ合わせる


③ 生地を2〜3口大に丸め、ココナッツをまぶし、冷蔵庫で冷やす


★丸めにくい場合は丸めやすくなるまで冷やしてから丸めます。



【フードプロセッサーがない場合】

 クッキーはビニール袋に入れて細かく砕き、室温に戻したバター、砂糖、ココアパウダー、ラム酒を加えてもみこみます。  

 丸めやすくなるまで冷やしてから丸め、ココナッツをまぶして再度よく冷やします。



【ポイント】

 バターの割合はお好みですが、多いとまろやかに。

 油脂分が多いクッキーなら80g程度に抑えても美味。

 子どもと食べる場合は、ラム酒を牛乳に変えても。