コロンバ形のパン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

イタリアのイースター菓子・コロンバ用の型でパンを焼きました。

小さなサイズのコロンビーナ(小さなコロンバ)型でも焼いたのですが、そちらは最近販売されているのを見かけないシリコマート社製のもの。


コロンビーナ型で焼いた場合の出来上がりは子どもの手のひらサイズですが、ケーキやパンを焼くと、ちゃんと尾の形も出るのがかわいくてたまりません。

食事用のテーブルロールにぴったり。





今回小さな方にはごまを散らして、サンドイッチ用のバンズに。


大きなほうは食パンとして食べてしまったのですが、こちらも横3枚にスライスして、サンドイッチを作って切り分けても素敵です。






生地自体はこちらとほぼ同じです。
丸く作りたい場合はこちらから。

 



【材料】

150×220×高さ45mm(約820ml)のコロンバ型 1枚分
(ノバカルト社製の小サイズ/15cmの丸型よりやや大きめサイズ)

 強力粉 150g
 水(25〜30度程度) 95g
 ドライイースト 2.5g
 砂糖 10g
 無塩バター 8g
 塩 2.5g

 溶き卵 艶出し用に好みで適量


 

 


【作り方】

①粉類を大き目のボウルでさっと混ぜてから水を加えて混ぜ、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台に出してなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)

★イーストは塩と触れると働きがにぶるため、混ぜる前は同じ場所に入れない(触れさせない)ようにします。


②ボウルに入れてラップをし、約2倍になるまで約30度で40分程度一次発酵

③生地の重さを計って60%・20%・20%に分割して丸め、室温で5分休ませる

④各生地の表面を張り直し、軽く伸ばして60%に取り分けた生地は胴・残りの20%ずつは羽の部分と同じくらいの幅の細長い楕円に転がし、きれいな面が底になるように型に入れる

★生地をしっかり型幅まで丸く伸ばす必要はありません。


⑤30度で30~40分程度、およそ型幅弱に生地が膨らむまで発酵(大きく膨もう少し発酵させても)



⑥オーブンを190度に予熱し、20分焼く

★今回は予熱中に溶き卵を生地表面に塗りました。


【シリコマート社製のコロンビーナ型で焼く場合】
 コロンビーナ型1枚で焼く場合、分量は同じです。

 型には油脂を塗り、生地は手順③で6等分し、それらをそれぞれ60%・20%・20%に分割して丸めたものを、手順④を参考に型に入れます。



 30度で30分ほど発酵し、

 手順⑥で溶き卵を上面に塗って、煎りごまを散らし、190度に予熱したオーブンで15分焼いて完成。