チーズタルト作り放題 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

チーズテリーヌが完成した夫、残ったクリームチーズを消費しなければ…ということで「エッグタルトみたいなチーズタルトを焼きたい」と言い出しました。


心配しなくても、言ってくれればすぐに私や娘がパンに塗ったり料理に使って食べてしまうのに…と反応しましたが、せっかくのkiriはお菓子で使いきりたい様子。


 



まずは1個作ってみたところで納得できない仕上がりになり、それで火がついたのか、翌日もまた作ると言い出し(その日も休みでした)、結果的に24時間で計4回もチーズタルトを作っていてびっくり。


その日夫は買い物に2回出かけ、ヘアカットに行き、料理をして、出かけている家族を迎えに行って…などそこそこ他のことに時間を割いていたにも関わらず、です。笑
せっかくなので記録しておきたいと思います。





【1】

 まずはビスケットに溶かしバターを加えたものを敷いて、中身はネット検索で見つけたレシピを組み合わせて作ってくれました。

 ただその説明が「材料をすべて混ぜる」のみだったので、だまだらけに。
 「だってそうとしか書かれてないんだもん…」ということで、応急処置としてハンドブレンダーで混ぜ合わせました。

 仕上がりの味は悪くなかったのですが、家族全員「土台に厚みがありすぎて、チーズよりも主張しすぎている…」という意見で一致。
 土台とケーキの比率を改善することにしました。





【2】

 製菓材料店で入手してきた市販のタルトカップを使い、また別のネット検索で見つけたレシピを試作。
 タルトカップはメーカーによって味や食感が違いますが、今回使用したものはそこまで甘くないタイプで、食感も少ししっとりとしたタイプでした。

 中身のレシピは”しっかり火を通しても、とろりと流れ出るような仕上がりになる”という感じだったのですが、仕上がりは普通のチーズケーキ。

 私が作り方や配合を見ても、どうしたらとろりと写真のようになるのかわからないレシピだったのですが、夫はもう一度作ってみることに。




【3】

 次の生地は、私のレシピで作ったタルト台を使用。
 フードプロセッサーで作れば作業時間は1分もかかりません。
 


 中身は2と同じものを使い、もう少し甘さを調整したり、バニラやラム酒で風味をつけるなどでアレンジ。

 それ以外はより忠実に再現してみましたが、それでもやはりとろりとした食感にはならなかったので、これは普通のチーズケーキとして楽しむことに。

 風味は格段によくなりました。




【4】

タルトカップは市販・自作共にまだ残っていたので、ここでちょっと気分を変えてレアチーズタルトも作ってみることに。

レシピはこちらの手順②をおすすめしました。

 


夫としては、もう少し酸味があっても良いけれど(そこは好みで調整できる部分してもらえたらと思います)、これはこれで美味しいとのことでした。(いわゆる普通。)


実は「レアチーズケーキを焼いたらどうなるのか見てみたい、焼いてみても良いかな?」とのことだったので、ゼラチンの性質上意味はないこと、焼いても多少水分がとんで硬くなるだけだということを説明して、1個だけ焼いてみることに。

1度やってみれば満足するかなと、止めはしませんでした。

そして実際に、その通りになりました笑




【夫の感想】
 タルトカップは自分で作るか、ビスケットにバターを加えたものが美味しいとのこと。
 ただまだ難易度が高いと感じているようで、手軽に作れることと味を兼ね備えたビスケット+バターが気に入っているようです。
 (使う組み合わせによっては油っぽさや口当たりが気になる場合がありますが)

 ただ私が気に入っているメーカーのタルトカップも試してほしいなと思うので、近日中に他のメーカーのタルトカップがないか、近所のスーパーの製菓材料コーナーなどをのぞいてみる予定です。
 チーズは100g残っているので、あと1回作ってみようかな、とのことでした。

 

 


 やはり1日でタルトを極めるのは難しいと思いますが、kiriを1kgプレゼントした甲斐がありました。

 せっかく色々と揃っているのでお菓子作りを楽しんでもらえて嬉しいです。


 ちなみに夫と私の今朝の朝食はチーズタルトでしたが、子どもたちのおやつ、食後のデザート共にチーズタルト。

 夫の両親のキッチンにもおすそ分けしてから、仕事に出てきました。笑