アーモンドのタルトレット | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ホールサイズ作ることが多いアーモンドタルトを、コーヒーのお供に2~3口で楽しめる小さなサイズで焼きました。
タルトにもクリームにもアーモンドがたっぷりと入っていて、少量で満足できる濃厚な味わいです。

酸味との相性が良いので、ベリー類とクリームを飾ったり、焼きたてのクリーム部分にレモンシロップをかけても美味しいですし、栗の渋皮煮や甘露煮などを乗せて焼くのも今時期にぴったりです。
今回はラム酒を混ぜていますが、ラムレーズンを加えて焼くと更に大人な風味に。
冷やすと、タルト部分のバター分が締まってよりサクっとした食感になりこちらも好きな食べ方です。


ところですごくブログを書いていない気分でいたら、まだ2日しかたっていなかったのですね!
先週末に部活の送迎で二日で230km運転したり(車ではほぼ町内しか移動したことがない私にとって大冒険でした笑)、そこで息子が骨折したのでその検診や入院準備に追われたり、それとは別に初めて胃カメラを受けるなど、ほとんど家におらず…

その胃カメラですが、検査中一緒に画面を見ていたら黒い点々としたものが映り、先生が「…キウイ食べましたか?」
その通り、絶食前に食べたキウイの種でした。
よくわかるなぁと思って訊ねたら、”キウイの種が残っている人はよくいる”とのことだったのですが、そんなに絶食前にキウイ食べてる人多いの!?とちょっとおもしろかったです(笑)





《材料》

6cmのタルトレット型 12個分

☆タルト台
 薄力粉 90g
 粉糖 35g
 アーモンドパウダー 20g
 無塩バター 50g
 全卵 17g

☆アーモンドクリーム
 無塩バター 40g
 グラニュー糖 40g
 全卵 40g
 アーモンドパウダー 40g
 ラム酒 7~10cc


《作り方》

【1】タルトカップを作る

1.バターを室温に戻して木べらで柔らかく練り、砂糖を混ぜ合わせ、溶いた卵も数回に分けて加えその都度均一になるように混ぜ、ふるった粉類をボウルの側面に押し付けるようにすり混ぜてまとめる
 →フードプロセッサーを使う場合は、材料を順に入れてその都度なめらかに混ぜ、薄力粉を加えたら軽くまとまるまでON

2.ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で最低1時間、できれば6時間以上は休ませる
 →この時点で保存可…冷蔵5日・冷凍2週間
 
3.生地をラップで挟んで、麺棒で3mm厚さを目安に伸ばし、7cmの丸や菊型で抜き、タルトレット型に敷く
 →指の腹を使って軽く押しながら、側面や隅の部分まで均一に密着させる

4.冷蔵庫で20分ほど休ませ、オーブンを170度に予熱する

5.ピケ(フォークなどで空気穴をあける)したら15分焼き、その間7~8分ほどたったところで中央が膨らんでくるので、スプーンの裏側などで手早く押さえて、残りの時間も焼く



6.型につけたまま冷まし、次の工程へ


【2】アーモンドクリームを作り、タルトに流して焼く

1.170度にオーブンを予熱し、その間にアーモンドクリームの材料を上から順に加え、その都度泡だて器またはフードプロセッサーでよく混ぜ合わせる

2.タルトにこんもりと約13gずつ入れて表面をならしたら、表面にアーモンドスライスを少量散らし、予熱が終了したオーブンで15分焼く
 →タルト生地のふちに美味しそうな焼き色がつき、クリームもほんのり色づくらいが目安
 →焼成直後は表面がこんもりと膨らむものの、冷めると平らになる