ほうれん草のカップケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ほうれん草の旬は冬ですが、私が住んでいる地域ではまだ収穫されていて、店頭に並んでいます。
と言っても終わりがけということもあり、価格はお手頃。

今日はそんなほうれん草を使って、ソフトな食感のカップケーキを焼きました。
デコレーションに使ったのは、チーズ入りの爽やかなクリームです。




葉の部分のみを使い、一度茹でたものを混ぜ込んでいるため、癖や苦みはありません。

抹茶よりも鮮やかな緑色に仕上がるので、なんだか今の季節にもぴったりな感じがします。




ほぼ同じ材料・分量でも、混ぜ方と食感が違うマドレーヌレシピも載せています。
そちらもしっとりとしていますが、シェル型で焼くことができます。


■野菜を使ったお菓子レシピ一覧
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12061244196.html




【材料】

9号のカップ 5~6個分

☆ケーキ
 卵 55g (M1個)
 グラニュー糖 50g
 薄力粉 50g
 ベーキングパウダー 1.5g
 無塩バター 50g
 ほうれん草の葉の部分(生) 80g
 バニラエッセンス 3~4ふり

☆クリーム
 クリームチーズ 20g
 グラニュー糖 10g
 生クリーム 80g


【準備】
○オーブンは170度に予熱し始める
○型に敷紙を入れておく
○小さなボウルにバターを入れて湯煎で溶かし、火を止めたあとも取り出さず温めておく
○薄力粉とベーキングパウダーをふるっておく


【作り方】

①ほうれん草の葉をさっと茹でて水にくぐらせて色止めし、2~3cmに切ったら軽く水気を絞って(この時点で葉っぱと水気合わせて50gに調整)、ペースト状になるまでミルサー(小型のブレンダー)にかける
 →大きなミキサーやフードプロセッサーだと容量が少なすぎてうまく刻まれないため、お茶が挽けるような小さめのミルがおすすめ

②卵とグラニュー糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

③持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになったら、低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜き、①とバニラエッセンスを加えて更に混ぜる

④薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラでボウルの底面からすくいあげて返すように混ぜ合わせる

⑤粉気がなくなったら溶かしバターをゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる
 →溶かしバターは温かい状態で加えると混ざりやすい

⑥型の9分目まで生地を入れ、予熱が終了したオーブンで18分ほど焼く
 →冷めたら乾燥しないようカバーなどで覆い、室温で保存

⑦クリーム用のクリームチーズとグラニュー糖をよく練り、生クリームを少しずつ加えて溶きのばし、8分立てにして、食べる時にケーキの上に口金で絞り出す
 →写真は星口金8切9番使用