キャラメルパウンドケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

キャラメルクリームを他の材料と同じ比率で混ぜ込んだ、キャラメル風味のパウンドケーキ。

材料だけ見ると砂糖の量は多く感じるものの、キャラメルクリームを作る時に焦がすことで苦味に変わるため、ちょうど良い甘さになります。

ナッツやチョコチップとも相性◎



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~材料~


 18cmパウンド型 1本分


 ☆生地
  無塩バター 100g

  グラニュー糖 100g

  卵 100g (M2個分)

  薄力粉 100g

  ベーキングパウダー 1/2g (1.5g)


 ☆キャラメルクリーム…100g分

  生クリーム 60g

  グラニュー糖 60g
  水 5cc



~下準備~

○バターと卵を室温に戻しておく

○薄力粉とベーキングパウダーはふるっておく

○型に敷き紙を敷くか、油脂を薄く塗っておく

○オーブンを180度に予熱



~作り方~


①キャラメルクリーム用の材料で、キャラメルクリームレシピ を参考に、キャラメルクリームを作る

 →ここでどれくらいの焦がし具合にするかで、色や香り、甘さが変わってくる


②室温に戻したバターをボウルに入れ、ハンドミキサーか泡だて器を使って軽く練ったらグラニュー糖を加えて、バターが空気を含んでふわっと軽くなるまでしっかりと混ぜる

 →ここで数分かけて空気を含ませ、どこまでバターを軽くできるかが焼き上がりをふんわりさせる鍵


③よく溶いた卵を3~4回にわけて加え、都度分離しないように手早く、しっかりと空気を含ませながら混ぜ、卵を全て混ぜ終えたらキャラメルクリームを加えてムラなく混ぜこむ

 →卵は一度に混ぜると分離してしまうので必ず数回に分けて加える

 →空気をしっかりと含んでいると、全て混ぜ終えた頃には嵩が増えている


④ふるった粉類を一度に加え、ゴムベラで生地につやが出るまで底から返すように混ぜる

 →ゴムベラで生地とボウルの間を隙間なく削ぐような気持ちで右上から左下へ動かし、端に来たらすくうように手首を右に返し、左手でボウルを手前に回すという混ぜ方(右利きの場合)


⑤型の8分目まで生地を流し、へらで軽く端まで行き渡らせてから台に打ちつけて表面をならし、中央をへらで切るようにくぼませる


⑥予熱したオーブンで35~40分焼成し、途中火が通らないうちに焦げそうになったら表面にホイルをかぶせ、竹串で刺しても生地がついて来ず、膨らんだ割れ目にも薄く焼き色がついたら焼き上がり


⑦型から外して敷き紙をつけたまま冷まし、敷き紙を外したらラップやケーキカバーで覆っておくなどして乾燥に注意して保存

 →出来立ては崩れやすいので冷めてから切り分ける



~フードプロセッサーで作る場合~

 バター・砂糖・キャラメルクリーム・粉類の順になめらかになるまで混ぜてから型に流し、予熱したオーブンで焼成。



~材料・型について~

 砂糖他材料などについてのポイント、型についてなど、基本のパウンドケーキレシピ 参照。



~食べごろ・保存・期限~

 乾燥に気をつけて保存し、食べごろは焼き立てか、バターの風味が馴染んだ翌日から1週間以内。

 冷めたあとに切り分けて、個別にラップやフィルムなどで隙間なく覆って冷蔵、またはガス袋に入れて脱酸素剤と共にシーラーで密封すれば夏場も安心。

 冷凍する場合は一切れずつ切り分けてからそれぞれ上記の方法で隙間なく覆ったあと、更に密閉できる袋等に入れ、金属のトレイに乗せてから冷凍保存1ヶ月程度。

 食べる際は自然解凍で良いものの、風味や柔らかさは出来立てに劣るのでできれば冷凍せず早めに食べ切ること。