以前写真だけ載せたことがある、バノフィーパイ。
その後、配合が落ち着いたのに記録していなかったことをふと思い出し、今回工程写真と共に撮影しました。
バノフィーパイは、濃厚なトフィーと完熟バナナ、生クリームを重ねた、イギリスのレストラン発祥の人気デザート。
バノフィー(Banoffee)とは、「バナナ(Banana)」と「トフィー(Toffee)」を合わせた造語です。

なんといっても、トフィー部分のねっとりとした食感と甘さが特徴。
甘さでのどがヒリつくこともあるほど。笑
私の中では、ケーキというよりも、キャラメルを味わう感覚に近いものがあります。
そのため深煎りのコーヒーや、濃い紅茶がよく合うんですよね。

↑トフィー部分を缶で作ると、もっと濃いキャラメル色。今回の作り方だと、ミルクティーやベージュのような淡めの色合いに。
発祥のお店のレシピでは、土台にはショートクラスト生地が使われ、トフィー部分にはコンデンスミルク缶を煮て作ったトフィーが使われています。
今回はビスケット生地の土台と、練乳を煮詰める方法の、家庭で作る場合の定番の組み合わせを載せています。

余裕がある場合や、ショートクラスト生地で作りたい場合は、土台をこちらのものに変更します。
こちらのバノフィーパイの写真の土台が、ショートクラスト生地です。
【材料】
18cmタルト型
☆土台 ※
グラハムクラッカー or ダイジェスティブビスケット 180g
無塩バター 90g
☆トフィー
加糖練乳 240g
ブラウンシュガー 40g
無塩バター 40g
☆クリーム
生クリーム 150g
グラニュー糖 10g
インスタントコーヒー 0.5g
☆仕上げ
完熟バナナ 2〜3本(正味200g強)
ココアパウダー、削りチョコ、エスプレッソ用コーヒー粉のいずれか 適量
※クラッカーやビスケットではなく、バタークッキーを使いたい場合はバターの量を60g程度まで減らします。(握ってまとまる程度)
【作り方】
①土台用のクラッカーやビスケットを、フードプロセッサーまたはビニール袋などに入れて砕く。溶かしバターを加えてよく馴染ませたら、型底に敷く。生地ができあがるまで冷蔵庫で冷やしておく
★敷き詰めるのにはいつも、こちらにラップをかぶせて使っています。
②トフィーの材料を小鍋に入れ、弱めの中火にかける。絶えず混ぜ続けながら、バターが溶けて全体が均一になり、ふつふつと沸騰してきたら火を弱め、鍋底や鍋肌をこするように混ぜ続ける
③もったりととろみが付き、ヘラからリボン状に落ちるようになったら火を止める
④土台に流し入れて平らにならし、トフィーが固まるまで冷蔵庫で1〜2時間冷やす
⑤ホイップクリームの材料を8分立てにする
⑥バナナを1cmほどの厚さにスライスし、トフィーの上に並べ、⑤のクリームを乗せて軽く広げる
⑦ココアを少量ふるうか、削りチョコを散らす。またはエスプレッソ粉を少量散らす
【トフィーについて】
今回の分量は、砂糖と乳の濃厚さが前に出る、発祥レシピに近いタイプの甘さのものです。
甘さを控えたい場合は、トフィーを3/4〜半量に減らしても。
また色より状態を優先します。「炊いたカスタードクリームくらいのとろみ」が目安です。
ホーロー鍋の場合は超弱火にし、焦げやすいので絶えず混ぜ続けます。
熱いうちはゆるく見えても、冷えると締まるので、仕上がりの目標は「ねっとり塗れるキャラメル」を目安にします。