型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

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レシピやコラムの無断転載・レシピ全文の引用はご遠慮願います。

この数日、クリスマスに向けてアクセス数がかなりあがっているのですが、どのようなレシピを探してたどりつかれているのでしょうか。

なにかお役に立てるようなものがあると良いのですが…


簡単なクリスマスレシピはこのブログでなくてもたくさんあると思うのですが、個人的にまだ今からでも間に合う!というのはやはりスコップケーキかなと思います。


深めのお皿に、シロップを打ったスポンジと、クリームとフルーツを層にするだけ。

中身が多少ばらついても、最後はクリーム縁で擦り切ると整って見えます。

あとはクリームを絞ったり、フルーツを盛り付けて完成。 





■シロップは、15cmのスポンジに対してお湯60g+グラニュー糖20gを混ぜて冷ましたものを使えばOK(あればお湯のうち小さじ1程度キルシュに変えると本格的)。


写真は容量があるものを使っていますし、小さなスコップケーキの分量などもブログには載せていないのですが、容器に合わせて多少の誤差はあっても大丈夫です。


容器が透明な場合は側面を見ながらになりますが、不透明な容器なら適当でも形になります。

生のいちごはもちろん、缶詰のマンゴーや黄桃のミックスもおすすめ。


冷凍のベリーや生でも酸味が強めのものを使う場合は、グラニュー糖を2割ほと加えてレンジにかけて冷ましたものを使うことが多いです。





シフォン生地が得意な方なら、こちらのブッシュドノエルはいかがでしょう。

市販のロールケーキにクリームを塗るだけでもそれっぽくなります。





マスカルポーネがあるならばティラミスもおしゃれですよね。

なかったら、ココアスポンジやシフォンケーキにコーヒーを染み込ませたものを敷き、泡立てた生クリーム(グラニュー糖を1割加えて7〜8分立て)を重ねて、ココアを降るだけでもそれっぽいケーキになります。


イメージとしてはこんな感じ。





我が家も、昨日は夫が簡単ケーキを作ってくれました。

というのも近年何度か記事にしたことがある定期注文の食材のスポンジケーキが、今年も届いたんです。







なんと今年はひとまわり小さくなり、クリームなし。

(説明書では、カスタードクリームを挟むケーキがおすすめされていました。)


今回は珍しく夫がそのスポンジを使って作ってみようかなと、クリームや缶詰などを買ってきて、完成したのはネイキッドケーキ。





ピンク色は、庭のチャンドラポメロ(またはファーストクイーン/文旦とグレープフルーツのかけ合わせ)です。

ネイキッドケーキも近年のトレンドの一つですよね。


それにしても12月はやることがたくさんあってあっと言う間に当日に。

毎年こんなに見てくださる方がいるならば、今更なのですが来年はちゃんとそれ用にまとめてみようかなと考えています。

ハートのアメリカンワッフルを、ツリー風に並べて朝食に。

バターもジンジャーマンやキャンディケーン型で固めて添えました。





パンケーキ型はかなり気に入っていて、長年使っているものなのですが、ハートがつながって花の形をしている焼き上がりのままでもかわいいんです。

ただもう販売が終了してしまったもので、コーティングが剥がれている部分も少しあるため、慎重に扱っています。

ハートのワッフルメーカー自体はたくさんあるものの、少し細めのハートと直火式という部分が良くて購入したものだったので、同じようなものを探しているところです。




バターはシリコンのチョコ型で固めたもの。

バターは溶かすと固めてもやや性質がかわり、あまり模様がきれいに出るわけではありません。

でも輪郭だけでクリスマス気分ですね。


(こちらももう在庫がなくなり次第、日本への輸入予定がなくなるので、金額があがっていたりどこでも売り切れてきているようです。)


 

 



「二度焼き」という意味があり、その名の通り2回焼いて作るイタリア菓子・ビスコッティは、ジンジャーブレッド作りに使われるスパイスを加えて風味付けしたアレンジも人気です。 

その場合、スパイスの香りが主役ということもあり、フィリングは何も入れないことがほとんどです。

ナッツやチョコチップ入りのビスコッティレシピはこちら↓

また本来は油脂が入らず甘さも控えめな生地ですが、ジンジャーブレッドの要素を取り入れる際アレンジによってはバターやはちみつがたっぷり入った“クッキー寄り”に仕上げられることも。
そちらも美味しいのですが、いつものビスコッティの食感で食べるのも好きなので、写真のものは油脂を配合せず、はちみつも控えめにしています。

とはいえやはりスパイスは濃厚な甘みが合わさるとより引き立つため、甘さが控えめな分、仕上げにホワイトチョコをかけるのも定番。
乳のコクとまろやかさ、甘みはスパイスと相性抜群なので、写真よりたっぷりめのコーティングもおすすめです。


↑この時はコーヒーを添えましたが、浸して食べるならば紅茶を合わせたほうが好みでした。


【材料】

約25本分(天板2枚分)

卵 M〜L1個(55〜60g)
ブラウンシュガー 55g
塩 ひとつまみ
はちみつ 10g(卵と合わせて約65g程度が目安)
薄力粉 145g
ジンジャーパウダー 2g
オールスパイス 2g
シナモンパウダー 2g
ベーキングパウダー3g

ホワイトチョコ 60〜70g


【準備】
○薄力粉・ベーキングパウダー・スパイス類を合わせてふるう
○天板にオーブンシートを敷く
○オーブンを180度に予熱する


【作り方】

①卵・砂糖・塩・はちみつを泡だて器でよく混ぜ合わせる

②ふるっておいた粉類を加えてゴムベラでよく切り混ぜて、粉気がなくなってきたら、手で押し付けるような感じでまとめる

③オーブンシートの上に置き、薄くサラダ油をつけた手で26×8cm程度に伸ばす

④180度に予熱したオーブンに入れ、15分ほど焼く


⑤ケーキクーラーの上に取り出して10〜15分後、粗熱が取れたら、よく切れる包丁で約1cm幅に切り分け、天板に並べる


⑥150度に予熱したオーブンに入れて、25分程焼く


⑦冷めたら溶かしたホワイトチョコ(あればコーティング用)でコーティングする(厚めがおすすめ)
先日大きく焼いたダックワーズ3種類。

それぞれ冷凍しておき、いくつかのお菓子作りに使いましたが、最後は残った部分を型抜きしてダックワーズとして楽しみました。




くまや雪だるまの目はチョコチップ、ボタンはピンクペパー。
黄色い星はチョコです。

クリームは丸口金に入れて縁取りすると溢れません。




型はいずれも(写っていないツリーも)、このセットの中のものを使用。

 

 


冷凍しても、砂糖が多く含まれる生地なのでそんなに硬くはなりませんが、半解凍で抜くときれいに縁の形が出ます。




■今回使用した生地はこちら






1ヶ月ほど前に誕生日を迎えたのですが、毎年他にやることが多い時期なのでケーキ作りは後回しになり、大体12月に思い出して作るのが恒例。


遅くなっても、クリスマスとは別!ということで今年のケーキはこちらです。

一見ショートケーキ風ですが⋯





どこから切り分けてもハートのクリームが現れる型を使いました♪




生地はコーヒー風味。
クリームにはシナモンが欠かせません。
我が家にはシナモンが苦手な人がいるのでやや控えめなデコレーションになりましたが、好きな人は食べる時に更にふるいかけるのがポイント。

味は、シナモンをトッピングしたウインナーコーヒーをケーキにしたイメージです。




ちなみに型の容量はアメリカの12カップ分(1カップ240ml)。
直径は20cm、高さも10cm強のインパクトがある大きさ!
切り分ける度にわくわくします。 

【材料】


Wilton Heart Tasty-fill Cake Pan (計2900ml分) 一組


☆生地

卵 M〜Lサイズ6個(320〜360g)

グラニュー糖 330g

薄力粉 330g

ベーキングパウダー 9g

インスタントコーヒー 30g

湯 30〜50g

無塩バター 145g

米油 145g


☆内側のハートの部分用クリーム

生クリーム 280g

グラニュー糖 25g


☆外側の仕上げ用クリーム

生クリーム 350g

グラニュー糖 35g


☆飾り

シナモンパウダー 適量

シナモンスティック、スターアニス、ピーカンナッツ、アラザン、巻きチョコなど 適量



【準備】

○オーブンは170度に予熱し始める

○型にまんべんなく油脂を塗る

○無塩バターと米油を合わせ、湯煎であたためバターを溶かしておく

○薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるっておく

○インスタントコーヒーを湯で溶かしておく(湯は、 分量内で溶ける程度の量を使う)



【作り方】


①卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる


②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜き、溶いておいたコーヒーを加えて更に混ぜる


③粉類をふるいながら加え、ゴムベラでボウルの底面をこすりながらすくいあげて返すように混ぜ合わせる


④粉気が見えなくなってきたら、溶かしバターと米油をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる


★油脂類は温かい状態で加えると混ざりやすい。


⑤2枚のうち上段の型に600、下段の型に730ほど入れて、残りはバランスを見ながら分けて入れる。何度か少し持ち上げて台に落とし、大きな空気を抜いて、40分ほど焼く


⑥オーブンから取り出して型ごと10分程おき、ケーキクーラーの上にそっと返して中身を取り出し、冷ます


★縁が出っ張っている部分は、冷めたらカットしておきます。


⑦内側用のクリームを8分立てにして、上下のくぼみに詰める。クリームを内側にして、下段のケーキに上段のケーキを重ねる


⑧外側用のクリームを7分立てにしてデコレーションし、トッピングする



【今回使用した型の詳細な容量】

上1300ml(アメリカの5.4カップ/12カップの生地の0.45倍)

下1600ml(アメリカの6.6カップ/12カップの生地の0.55倍)