そろそろ『エルゴなのに腰が痛い』問題に決着を。 | 体も心も、健康が「美しい!」


昨日は産後の母親教室がスタートしまして、
→コスパが良すぎる産後の母親教室だと判明!

毎回初回の際には、

ベビーキャリアの調整方法のガイドしております。

(※ベビーキャリアをお勧めしているわけではないですが、今は使用率が高いので。)



最近は毎回、教室のリピーターメンバーがいますので、
べビーキャリアの話題になると、

「イオンとかにいるママ達のベリーキャリアのゆるさ、
 下すぎる位置、落ちそうな赤ちゃんが気になって
 しょうがない!!」

という言葉が必ず出てきます。


サイズ調整を間違ったままつけている方が9割以上。

そしてその方達からよく出てくるのが

「エルゴなのに腰が痛い。」

「エルゴなのに肩が痛い。」

という言葉。

ちなみに

「エルゴ 腰 痛い」で検索すると
表示されるページ数が309,000件です!!

これはエルゴには罪はなくて、
(エルゴユーザーが多いので、エルゴの名前を出していますが、他の同じようなタイプのべビーキャリア、抱っこ紐、一緒です。)
つけ方を知らずに、
もしくは違った知識で、

もしくは日本人が大好きな「みんなそうしているから。」という
正しさよりも大多数のあり方を優先して、
装着していることによる弊害です。



私が3年以上前に書いた
エルゴ(を含むべビーキャリア)のつけ方の記事が
いまだに、このブログへのアクセスのベスト5に、
延々と入り続けています。

エルゴ装着難民が多すぎるのです。


どうか、エルゴなどのべビーキャリアをプレゼントする方、譲る方、

プレゼントされた方、
これから使う方、今使っている方、

ここを見ていただいたら、

体に負担がかからない使い方を周りの方にも
教えてあげてほしいと、
産後の母の健康と、その家族の笑顔を増やしたい私は思うのです。


以下、以前に書いた記事を追記・編集しております。

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毎回、産後の母親教室でベビーキャリアの調整をしています。

正確には、

正しいベビーキャリアの付け方指導
です。

エルゴなどのベリーキャリアは、
ストラップで調整ができますが、
その調整がうまくできていない方が多いです。


その結果、

ベビーキャリアをかなり下の方で装着し、

ストラップがゆるゆる状態で、

お母さんがスマホを見ている間に

ちょっと大きい赤ちゃんだったら、

ずり落ちそうになっていたり、
もしくは赤ちゃんが居心地悪そうにしている。

ということをよく見かけます。

 

そんな危険な状態、赤ちゃんが不安定な状態を回避でき、

かつ、抱っこしているお母さんが痛みを感じず、
むしろ楽に抱っこできる方法がこちらです。

 

以前調整した生徒さんのBefore→After。


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赤ちゃんの位置が上がっているのが
わかると思います。

赤ちゃんのお尻の位置を最初に決めるのですが、
おへその下に手のひらを上向きにあてるようにし、
そこに赤ちゃんのお尻が乗るように、
腰ベルトをつけます。

そうすると、
腰ベルトが今つけているところよりも、
上に上がります。

※ちなみにエルゴの取扱説明書にも、
「ウエストベルトの上端がおへそにかかる位置が基準です。」
と書いてあります。
(その位置が赤ちゃんのお尻が自分のおへそにあたる場所です。)
 


ちなみに一般的に多い、間違えた位置でつけている方達には、
『腰骨で支える』
『骨盤で支える』

認識が広がっていたり、
ほとんどの方がそうやって装着しています。
(この場合、ウエストベルトの上端が腰骨の位置にある方が多いです。)

そして、育児系サイトや、
産後のエクササイズなど指導されている方が、
そのような表現で、説明されていることがあります。


ですがここで考えて頂きたいのが、
骨で何かを支えることができると思いますか?

ということ。
 


この骨だけの状態で、何かを支えられると思います?

無理ですよね。

私達が立つ、座る、といういった動作や
運動したりと、

体を動かすことが出来るのは、

筋肉があるからです。

骨は筋肉があってこそ、支えられているのです。

そして、どのベビーキャリアでも抱っこひもでも、
自前の筋肉があってこそ、支えられるのです。


ベビーキャリアが赤ちゃんを支えるのではないです。
抱っこする人が支えるのです。

しっかりとした使える筋肉があれば、
多少、赤ちゃんの位置が違っていても、下の方だったとしても、
ママの腹筋と背筋で支えられていたら、
腰痛も起こらないし、疲れません。


が、現代のママ達、多くの方が筋力が足りないのです。



(骨盤を支える筋肉達)

妊娠前から、現代人は骨盤を支える筋肉も、
姿勢を支えるインナーマッスルも、
元々足りていないところに、

妊娠中から、体を動かす機会が減り、
体の変化(子宮が大きくなること)に対応しきれず、
それをやはり、
筋肉で支えることをしない妊娠期を経ることで、
(妊婦さんにあるあるな、お腹を前に突き出した姿勢。)
産後には、筋肉が自分が思っている以上に衰えています

そんなママ達がベビーキャリアを使って、
自前の筋肉を使い、支えきれるかというと、
位置が低すぎると、無理なのです。

筋肉がしっかりあって支えていられたら、
多少位置が違っていても、
正しい姿勢がキープできていたらいいんです。
(これは、筋肉のあるお父さん達がわかりやすいです。筋力があると、位置が下の方でも支えられている割合が、お母さん達と比べて高いです。)


ですが、多くの方がキープできる筋力が足りなくなっていますので、
そういった方達の体に負担がかからず、
正しい姿勢がキープできる方法が、


まずは赤ちゃんのお尻がくる位置、
腰ベルトの上端の位置を
おへそラインに整えることが第一段階です。


そして腰ベルトの位置を上げると、必ずたるみがでるので、
それをしめます。

※赤ちゃんをベリーキャリアに乗せる際には、
脚の形が自然なM字になるようにします。


そして肩のストラップにもゆるみがでるので、
そこも調整します。


腰ベルトの位置の調整をして、たるみをなくし、
肩ストラップのたるみをなくすと、
この時点で、腰はかなり楽になります。


そこから肩ストラップの位置と、
胸ストラップ(背中側)の調整をします。

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上の写真の左側のように、
肩ストラップの位置が外側に広がっていることが
「エルゴなのに肩が痛い!」
の原因です。

ですので、
最後に肩ストラップの位置を内側に寄せます。

そうすることで、胸ストラップにたるみがでるので、
そのたるみをなくします。

※そのたるみをなくすのが、抱っこした状態でになるため
「手が届かない!」と言われる方が多いのですが、
胸ストラップの位置が高すぎる方も多いです。

こちらの写真では、バックルは留めていないですが、
まず肩ストラップにとめている、背中側の胸ストラップの位置を下げます。


これくらいの肩甲骨の中央より
少し下のわきラインくらいにくるといいです。



今日も理学療法士の生徒さんと話していて、
「みんな、胸ストラップの位置が高すぎますよね。もっと下がいいですよね。」
と言っていて、
確かに高すぎですし、
もっと下の方がいいです。

なぜみんなあんなに胸ストラップが高いのか考えたら、
単純に、赤ちゃんの位置が下過ぎるのと、
肩ストラップがゆるいので、
その状態でつけると、どうしても胸ストラップが
高くなってしまうのですよね。


だからこそ、最初の腰ベルトの位置から
しっかり調整していただきたいです。


単純に調整の方法だけ並べますね。

最初に胸ストラップの位置が高い方は(首のすぐ下にあるような)
わきラインに調整しておき、

①腰ベルトの位置を調整(おへそライン目安)
 →たるみをなくす
②赤ちゃんを乗せる
(脚の形はM字開脚で)
③肩ストラップのたるみをなくす
④肩ストラップを肩の内側に寄せ、
 胸ストラップにたるみがないように調整


といったシンプルな手順です。


ただ、これの微妙な調整具合は、直接指導した方でないと、
正しく調整できているかどうかわからないので、
教室に来られる範囲にお住まいの方は、
ぜひ来て頂きたいです。
 

これが正しく装着できていれば、
まずお母さんの姿勢が美しくなります。

背中のS字カーブが本来の状態でキープされます。

肩も腰も、どこにも負担がかからず、
もちろん痛みもありません。

教室できちんと調整すると、100%の確率で
みなさんから出てくる最初の言葉が
「楽ー!!!」
です。
 

そして、正しく装着できていれば、
赤ちゃんも居心地よいので、
居心地悪さからのぐずりは、なくなります。

 
 

一般的な、ゆるーく下の方で装着しているタイプの方は
反り腰になって腰痛を抱えていますし、
抱っこする母の姿勢が美しい姿勢とは言えないです。
 

そして赤ちゃんも不安定なので、泣き出すということもあったり、
実際に落ちてしまう事故も起っています。
(2009年から2014年にかけての抱っこひもの落下事故の報告数は117件。)

抱っこ紐はちゃんと使えていれば
本来は安全なものです。


本当の意味で赤ちゃんの体のことを考えたら、
抱っこ紐なんて!
それよりスリングでしょ!という意見もありますし
言いたいこともわかります。


ただ、複数子どもがいて、
ワンオペ育児をしていて、
上の子のお世話もしながら、赤ちゃんのお世話もして、
なんていう場合や
シチュエーションによっては、
 
抱っこ紐は便利な道具なわけで、
それだけに頼り続けるのは、お勧めしませんが、
(延々と赤ちゃんいれっぱなしとか。)
便利なものは使って、体も気持ちも楽になればいいよね。
と多くの母をみて思うのです。


そして赤ちゃんにとっても、母達にとっても、
育児グッズは、
安全第一に、負担なく使えるようにするのは
どんなものを使う上でも、まず基本です。


エルゴなのにー。と言っている方は、多くいらっしゃいますが、
問題は商品でなく、使い方であり、
そしてそもそも正しい使い方をしていても、
しなやかな使える筋肉は必須です。

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