ボディメイクをするなら、
股関節は緩めた方がいいのか、
締めた方がいいのか。
おそらく多くの方の意見は、
前者ではないでしょうか。
「だって、みんなそう言っているし」
「股関節が硬いのはダメでしょ。」
「股関節は動いた方がいいでしょ。」
という意見が多いかと思います。
私は、というと、
ボディメイクしたいなら
股関節は締める派!
です。
迷う余地もありません。
こちらをご覧いただきたいのですが、
2017年の股関節が緩んでいる私の開脚と、
今年の股関節が締まった状態の開脚。
上半身の態勢が違うので比べづらいですが、
股関節が締まった状態だと、
かちっと嵌ったところから、
ぱーんと脚が開くことができ、
そして何より違うのが、
小顔になる、くびれができる、お尻が上がる、
美脚になる、
といったボディメイク効果は、
関節がはまった状態で、
ジャイロ効果が体の中でできるからこそ
起こる現象です。
*ジャイロ効果:物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象
(ここでは、足、膝、骨盤、肋骨、頭部がそれぞれしかるべき方向に回転して動く状態を指します。)
こういったことがわかってから、
関節をゆるめる、いわゆるストレッチのような
動きは、ほとんどしておりません。
それよりも、関節を然るべきところで、
きちんとはめる動きで体を整えてきました。
ところが、世の中的には、
「関節は柔らかい方がよい」
という意見もまだまだ多いでしょう。
じゃあこれは実際に体でどんな変化が起こるか
実験してみてみたら、わかりやすいのでは?
と思い、自分の体で試すと同時に、
私の体の結果だけでは、
信用度もいまいちかと思い、
他にもメンバーを募りました。
私と同じく骨格を整えている
ボディワーカー仲間の他、
ストレッチが好き!毎日している!という方、
久しぶりの生徒さんや、
体はほとんど動かしていない…という
様々なメンバーで10日間の実験がスタート。
最初の5日間は、
股関節をゆるめるストレッチを。
その後の5日間は、
股関節を締めるワークをします。
本日4日目ですが、私ともう一人、
骨格を整えてきたボディワーカー仲間のゆーりんは
昨日の時点でドクターストップならぬ、
さゆりストップにより、
『これ以上股関節を緩めるのは禁止令』を
出しました。
股関節を緩めることで、
ボディラインが崩れることはわかっていたので、
お尻が平くなったり、
肋骨が広がったり、
顔(特に下半分)が広がることは
分かっていたのですが、
それ以上にパフォーマンスの落ち方が想像以上で
私もゆーりんもお客様の体に触れて
体を整える仕事をするのに、
これ以上股関節を緩めると、
仕事にならない、お客様にも
迷惑をかけてしまう状態になる手前に
行きかけていたので、
まさかの実験途中でのストップをかけることに。
(他のメンバーさんにはこういった事は起こっていません)
ちなみに、私は1日目、
数年ぶりのストレッチで
お尻に変な痛みが走った後、
2日目のストレッチの後、
腰痛が10年以上ぶりに出て、
「このまま行くとぎっくりになるんじゃ…?」
という強い不安感に襲われました。
*念のため、クライアントさんの体に触れる前には、しっかり股関節をはめて、体を整え直してからにしました。
それについての詳細を本日インスタで
ライブ配信したので、
ご興味ある方はぜひこちらをご覧ください。
ライブ配信の中で
「硬いより、柔らかい方がいいのでは?」
という質問をいただきました。
これも「どこが柔らかいのか」と
「柔らかい事で」どんなメリットがあるのか、
ないのかを把握して、
何をするのかしないのか、
選んでいく事が大事ですよね。
実験はあと6日あるので、
また終わってからライブ配信で、
もちろんブログでも、
どんな変化があったか、
お知らせしますね。