出産後、腹筋運動しないでください。 | 体も心も、健康が「美しい!」

身体の使い方が変わると、身体は変わる。
ということは、

美構造メソッド(開脚セッションボディストラクチャーヨガ)を
体験していただいた方は、おわかりだと思います。


そして出産後の方には。

産後の母親教室では、ハードにエクササイズをすることや、
一日に何度も何十回も、腹筋をして!なんてことは
伝えておりません。

それよりも産後の体の取り扱いにおける注意点
最初の段階でお伝えしています。

(※産後の身体は特別な状態なので、普段とは違うことに注意が必要です。)

その中でも、産後初期から全ての出産した方に気を付けてほしいところ、
こちらにもあげておきます。

 

 

妊娠・出産で、体で一番変化する部分は、
お腹周りです。

お腹というか、子宮ですね。

十月十日、赤ちゃんが育っていく子宮が、
通常より、かなり大きくなるのですもの。
(通常と比べて、妊娠後期で、子宮の容積は2000~2500倍に!)

「体重は、戻ってきてるのに、お腹のぶよぶよが
 残ったまま、、、」

なんて言葉、よく聞きますし、
私自身もそうでした。

母乳育児していると、するすると体重は
減っていくんですよね。

だけど、もちろん、
体重が減る=ボディラインがきれいになる
わけではないですNO

体を(筋肉を)使っていないと、
ボディラインは変わりません。

そこで、気を付けてほしいことが。

出産間もない頃から、数か月の時点でも、
いわゆる腹筋運動は、一切お勧めいたしません。

これです。

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仰向けの状態で、上半身を起こすタイプの腹筋運動です。

今、出産する世代の方達はまだ、
学生時代から、腹筋運動と言えば、
これだった方も多いのでは?

これ、産後女性にはお勧めしていないというより、
『やらないでください』
とお伝えてます。

もちろん、産後の母親教室でも
そう伝えていますし、
やっていません。
(それでも教室の一ヶ月で、十分お腹周りが平均5~7㎝ダウンするという変化が起こります。)


産後の体は、以前と比べ、様々な所が変化しています。

産後、一番最初に意識すべきことは、
まず休養すること。

そちらについては、こちらをご覧くださいクリック産褥期の過ごし方

その間は運動をする必要はありません。

ただ、骨盤底筋ケアは必須です。

これは、入院中から、出産したその日からできます。

おまたぢから®セミナーを受講していただいた方は
おわかりだと思いますが、
産後、骨盤底筋は
かなりダメージを受けた状態になっています。

そこを放置しておくと、
自然に戻る方もいますが、
現代の、元々筋力がない女性の場合、そして現代的な生活をしている場合、
内臓や骨を支えているこの部分、日常生活では戻りません。

むしろ、さらに重力がかかって、ダメージをうけ、
尿漏れ、頻尿、子宮脱なんてことに
なりかねないです。

 


実際にそうなっている方、多いです…。
(ひどいと小さい赤ちゃんがいて、手術なんてことも。)

そして、
産後、骨盤底筋が戻っていない状態での、
さきほど上げた腹筋運動で、
骨盤底筋に負担をかけて、
ダメージをあたえてしまうことがあります。

お腹周り、骨盤周りの筋肉に関しては、
産後はまず、骨盤底筋のしなやかな力を戻すこと

そこから次は、腹筋に意識を向けますが、
ここで産後のお腹の状態を確認。

腹筋というと、いわゆる板チョコの様に割れる筋肉を
イメージする方も多いのではないですか?

これ。

 


これが、産後女性は特殊な状態になっています。

2本の大きな筋肉が妊娠中に
外側に離れた状態になっています。

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全ての方ではないですが、
人によっては、
2本の間の「白線」といわれる部分が開いて、
「腹直筋離解」がおこります。

人によって程度の差がありますが、
元々の筋肉の状態、
妊娠中の筋肉の使い方、
子宮の(胎児の)大きさ
などによって、
開き方が違い、
産後のこの部分が、開きすぎているのは、
注意が必要です。

開きすぎの目安としては、
仰向けで膝を立てた状態で
上体を軽く(頭~肩ぐらい)持ち上げ
おへその下に手の指を入れていった時、
第二関節くらいまで、ずぼっと入ってしまうのは
注意が必要です。

その状態で、上体を起こす腹筋運動をすると、

はなれた部分から、内臓が出てきてしまうということも
起こり得るのです。。(白線ヘルニアと言います。)

なので、産後(出産後1年くらいが目安)には、
最初にあげた腹筋運動ではなく、
産後のカラダに負担をかけない、
かつ、効果的な腹筋運動が必要なのです。

もちろん、産後は骨盤底筋ケアをしているのが必須です。

そこから、まずはお腹の内側にある腹横筋を本来の状態に戻して、

 

 

 

外側に広がっている腹直筋を
内側に引き込む動きが必要なのです。

(詳しい動きについては、産後の母親教室でお伝えします。)

腹直筋を、ぎゅっと縮めてしまう動きはNGです。

そういった運動を、意識的にしていなくても、
寝ている状態から、一気に仰向けに起き上がる動きも
やめておいた方がいいです。

これを毎日毎日していることで、
体にさらにダメージを与えてしまいます

起き上がるときは、必ず横を向いてから、
手をついて、起き上がる
ようにしてくださいね。

これを意識していくことで、
妊娠前よりも、
すっきりしたお腹を作っていくことは
可能です
からね!!


これをお伝えすると、
「腹筋、やってました、、、。」
の声がよくあがるので、
何度もこちらに書いております。

もう喉元過ぎたわ…。という方も
周りの妊婦さん、産後の方にお伝えいただけたら幸いです。

なかなかこれ、浸透していないのですが、
大事なことですし、
起き上がるという動きは
毎日の中に必ずあるからこそ、
気を付けてくださいね。

無理な腹筋運動しなくても、産後にこそ美腹
作っていきましょうキラキラキラキラ

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もちろん、身体の使い方に加えて、
無理のない効果的なエクササイズをすることで、
さらに美しいお腹作りは可能です。

そちらも産後の母親教室でお伝えしています。
今週金曜からスタートの教室あと若干名受付中です。
→<6月・7月コース募集> 出産後の悩みはここで解消!-産後の母親教室-


<関連記事はこちらです>
→産後の体、”ゆるみ”は放置しないで!

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→一瞬で赤ちゃんの抱っこが楽になる♪軽くなる♪マジック?!
→「エルゴなのに腰が痛いー」って、エルゴのせいじゃなくて、付け方ですってば。
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