骨盤ベルトって、本当に必要だと思う? | 体も心も、健康が「美しい!」

先日、FBでシェアした記事が、
「え?そうだったの?」という反応が多かったので、
こちらでもシェアします。


BodyMakeSalon HONAMIのホサコさんのブログ記事より。
リンク
『トコちゃんベルト』のホント。
 
一部抜粋します。


さて、今回例にあげている 『 トコちゃんベルト 』。
何故こんなに普及したのかは置いといて、果たして本当に身体にとって良いものなのだろうか。
ずーっと疑問に思っておりました。

皆さま、冷静に考えてくださいね。
身体を伸縮性の無いもので固定する時ってどんな時がわかりますか?
一般的には、骨折、脊髄損傷、肉離れ、、、くらいでしょうか。
捻挫ですらテーピングや包帯ですよね。元スキー場パトロールの私としては、シーネ固定なんかも骨折、捻挫の応急処置として使用するものであり、損傷部位によってはシーネ固定のままの場合ももちろんあったかと思います。

では、ここでマタニティと産後ママの骨盤とは?

そう、出産の為の準備として骨盤を取り巻く靱帯が緩んでいる状態です。
あくまで靱帯が緩んでいるだけで、通常この段階で骨が折れたりしていないはずです。

では、骨折や捻挫すらしていない骨盤に対して、何故伸びない物で固定する必要があるのでしょうか。

続きはこちらから、どうぞ。


私も産後女性向けのクラスで毎回言っていますが、
産後、骨盤ベルトは、必須のものでもなく、
つけなければいけないものでは
決してないです。

どうしても歩くことができないほど
ぐらついてしまう、
恥骨離解してしまったなど、
日常生活が困難な場合、
正しい使い方で、補助として一時的に使うのは
もちろんありだと思います。
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なのに、生まれてからすぐしめなきゃ戻らないなんていう
都市伝説的なものに流されて、
老廃物(悪露)をだしきれていない、
緩んだ骨盤底筋にさらにダメージを与えてしまう、
骨盤を締めすぎてしまっている方、
たくさんみています。

確かに物理的に締めてしまえば、
サイズはダウンします。

が、

ガッチガチ骨盤となってしまっている方も
多いのですよ。。


骨盤は、本来、妊娠・出産の時はもちろん、
生理周期に合わせて、
緩むと締まるを繰り返しています。

この動きがスムーズにいくことが
いつも快適でいられるポイント。

がっちがちだと、緩みたい時に緩めないと、
PMS(月経前症候群)の症状に
つながってしまうことも。

骨盤だけじゃないですが、
骨って何で支えていますか?



『筋肉』ですよね。




その筋肉が、妊娠・出産によって、
筋力が落ちた状態になって、
(いや、むしろ現代女性は、妊娠前から筋力ないけどね、、。それも問題。)

それを外からの力だけで、ぎゅっと押さえておけば、
筋力が鍛えられる?

違いますよね?

筋力を鍛えるには、
使って(緊張と弛緩)→栄養を与えて→休息させる。
ということが必要です。

それをぎゅっとしめっぱなしの状態で、
動かさないと、
血流も悪くなって、冷えたり、老廃物もたまりやすくなり、
本来可動域が広い股関節の可動域も
狭くなってしまったり、

さらには、ベルトの正しい使用法ができていないことで、
悪化してしまう。なんてことも。

産後の骨盤、こんな変化があります。

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骨盤の下部が緩むのですが、
ベルトなどを使う時、上部のあたりを締めてしまう、
もしくは、ずれてきてしまって、上にきてしまうと、
さらに下部を広がり続けた状態に
してしまう恐れも。

本来であれば、
産褥期はしっかり体を休ませて、
その後、骨盤が元の状態に戻っていくはずが、
元々筋力がない現代女性は、
それも難しくなっているという現実もあります。

あとは、出産する年齢も高くなっていますよね。

若い産婦さんの方が、戻りがいいということはあります。

体のケアをしないまま、齢を重ねてから
出産した場合、
若い産婦さんより、
さらに、体のケアに意識を向けてほしいと思います。

あ、ちなみに私は産後、
締める系グッズは一切使っておりませんでした。

ガードル的なショーツを用意していたものの、
出産したのが夏。

暑すぎて、蒸れすぎて、一回くらいしか、使いませんでした。

で、何もせず、母乳オンリーだったので、
体重は減っていくものの、
お腹周り、腰回りはサイズダウンせず。

産後4か月頃、産後ケアのクラスを受けて、
その後ヨガとバランスボールを続けたところ、
産後1年半くらいの頃には、
妊娠前から比べて、体重マイナス10キロ、
デニムのサイズは2サイズダウンしていましたよGOOD

昔に感じた、冷えもなくなりましたしねイェイ

あ、ちなみに骨盤と頭蓋骨、肩甲骨は
連動しております。

なので、骨盤がっちがちさんは、
生理の時、(生理の前に)
骨盤が緩みにくく、
そうなると、頭蓋骨と肩甲骨も緩みにくいから、
体はなんとかして、無理にでも緩めようとすることで、
頭痛や肩こりが
でやすくなってしまうことも。

どこも、がっちがちに締めておいていいところなんて
ないんです。

しなやか骨盤&体を作っていきたいよねウインク
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