今週は・・・虫のことばかり書いてました。
ちょっとバランスが良くなかったかと反省。

そして、「これは載せとこう!」というのがそのままになっていたりしてました。

では、6月19日に行った「朝日連峰鳥原山へ 2011朝日連峰夏山開き1」のときに通ったブナ峠からの登山道沿いに咲いていた花について。

これはズダヤクシュ。
沢沿いの遊歩道など、なんとなく涼しく湿気のあるところに多い気がします。
ヤクシュとあるように、薬草としてつかわれてきたらしいです。
咳止めや喘息の薬だとか。
ぼくはちいさいころに喘息持ちだったので、これを煎じて飲んだりすれば効いたのかなあ。
山の草とか花とか虫とか-ズダヤクシュ全草

花から出ているめしべは、なんだかとがってます。
山の草とか花とか虫とか-ズダヤクシュ花

これが育ってボートみたいな実になっているものもありました。
不思議な形です。
う~む。タネを散布する役に立つのでしょうか?
山の草とか花とか虫とか-ズダヤクシュ若い実

ズダヤクシュにそっくりな葉のコチャルメルソウ。
コチャルメルソウは5月27日「コチャルメルソウ ブナ峠と姥様」に載せていました。
恐らく、葉だけだとどちらがどちらだかぼくにはわかりません。
あえて言えば、毛の多さが違うのかな。

そう、コチャルメルソウの実がかなり風変わりでして、びっくりしてしまいました。

まず、これは5月27日「コチャルメルソウ ブナ峠と姥様」で載せた写真です。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウ花

で、こちらが実。
これはまだ、花の面影を残していますね。
おしべの並んでいた部分に緑色のつぶつぶが見えます。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウの実

こちらは、こうちょっと成熟のすすんだものでしょう。
横を向いていた花が、うえを向いて、しかもおわんみたいになってます。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウ実

もっと寄ってみましょう!
ほら!おわんのそこに数粒のタネが残ってる。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウのおわん

いろんな実があるけど、こんなのは初めて見ました。
開放的と言うかなんというか。
花もちょっと変わってますが、実も変わっていました。
タネを散布するのに・・・有利なのか?
なんだかそのへんに落っこちそうです。

共通点を見つけられそうな気がしたけど・・・どうだろ?

どちらも、おなじような環境を好み、乾燥したところまでタネが飛んでしまうと育てないから、足元にタネを落とす。とか?
もう少し観察が必要な気がしました。

Plant×50

ズダヤクシュ、コチャルメルソウ(実)・・・2種×50=100円

7月1日から累計100円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円
しばしば観察しているシダレヤナギの木があります。
夏が近くなると、アブラムシがつき、それを食べるテントウムシの幼虫が育ち・・・。

今年も、テントウムシの幼虫がたくさん育ってきました。

木の枝をうろうろしています。
山の草とか花とか虫とか-木の枝の幼虫

幼虫の動きを見ていると、実にランダム。
行き当たりばったりに動いているようにしか見えません。
枝から葉に、行って戻って幹のほうに。
これを観察していると、人にとって丸い地球が平らであるように、テントウムシの幼虫にとって一本の木が平面に見えるみたいな行動をしています。

このヤナギのテントウの幼虫は、今年はナミテントウみたいでした。
幼虫の顔の先に、なにかの卵の黄色いのがたくさん産み付けられています。
なんの卵かなあ?
山の草とか花とか虫とか-幼虫となにかの卵

おなじ木のアブラムシ。
テントウムシの幼虫はこれを食べるのだろう。
この時は捕食シーンは見られませんでした。
山の草とか花とか虫とか-アブラムシ

と思ったら、となりのウンリュウヤナギでイモムシを捕まえていました。
ヤナギの葉が途中まで食べられています。
自分の体ほどもある大きな(テントウムシにとって)イモムシです。
ちいさいけど、かなり強力で獰猛な捕食者なのでしょう。
アブラムシだけ食べるわけではないのですね。
山の草とか花とか虫とか-イモムシを捕食するテントウ幼虫

上の写真の幼虫は、かなり大きくなっているので、そろそろサナギになるくらいかもしれません。
コブシの木にサナギになったものがありました。
サナギは身動きが取れないので、共食いにあったりもするそうです。
危険がいっぱいなのだろうなあ。
山の草とか花とか虫とか-ナミテントウサナギ

ここからは、ちょっとショッキングなものを発見してしまったので・・・。
心臓の弱い方にはあまりお勧めしません。

なので、ちょっと別なものをはさんでおきますからスクロールいたしませんように。



まずは、お気に入りの場所を見つけたヤナギルリハムシ。

くるんと丸まった葉の内側にいました。
5mmくらいのちいさな丸いハムシです。
色が濃いので、あまり光沢感が目立たないですが、手にのせて観察すると、とても可愛らしいです。
素直な子なのです。
山の草とか花とか虫とか-ヤナギルリハムシ



で、
びっくりしたのはこれ。
テントウムシの幼虫がサナギになりたてです。
それにちいさいハエがとまっていました。
ただとまっているだけかなと思いましたが、サナギはじたばたと暴れています。

良く見るとハエのおしりがサナギに刺さっているみたいに見えました。
山の草とか花とか虫とか-寄生されるサナギ

こ、これは。卵を産み付けているんだよね・・・。
急いでカメラを取りに行きました。

暴れてる。
足元の黒いのは、脱いだばかりの幼虫のころの皮のようです。
山の草とか花とか虫とか-寄生されるサナギ 暴れる

テントウムシにはハチやハエが寄生するそうです。
寄生するハエというと、ヤドリバエの仲間がいますが、これはどうもそのようには見えませんでした。
ショウジョウバエくらいのちいささです。

ヤナギにつくアブラムシを、テントウムシが食べ、それを守るアリがいたり。
葉を食べるイモムシをテントウムシが食べたり。
かと思うと、サナギが寄生され。
知らんぷりしたようなハムシがいたり。

たった一本の木に、このようなサバンナのような世界がひろがっておりました。


Plant×50

シダレヤナギ、ウンリュウヤナギ・・・2種×50=100円

6月1日から累計2,500円  4月:3,050円 5月:3,400円
今日は久しぶりに晴れました。
雨も好きだけど、晴れも良いです。・・・暑いけど。

うちの町に都会(千葉らしい)から来ている若い人がいます。
なんだかちょっと変わった人だなあ、と思っていたのだけど、彼の書いた文を読む機会がありました。
「ここでは、庭先や道端の草木が、時の経過とともに常に変化して、365日ほとんど景色の変わらない都会との違いを感じる。田舎は何年たっても変わらない田舎だけれど、毎日が大きく変化している」
そんな感じだった。

ははあ、なかなか面白いやつではないですか。
この手の人は・・・草好きになる素養がたいへんにあるなあ。
はい。変わった草や虫が好きなので、ちょっと変なやつにも興味があります。

今日、建物の中で、ガラスでパタパタしているチョウがいました。
ヒョウモンチョウの一種とまではすぐにわかったのだけど、あとで調べたら、前翅の先端付近が斑紋の少ない部分があるので、メズグロヒョウモンの♂みたいでした。
アルミサッシの内側に迷い込んでしまい。ガラスが見えないので、パタパタするばかりで外に出られない。
山の草とか花とか虫とか-メスグロヒョウモン ♂

ガラスなんて出来たのは、まだ100年もたたないくらいなものだろうから、チョウにしたら、「なぜだか進めないよう~」ということなのでしょう。
こんなふうにして、数日間建物のなかにいて干乾びる虫がたくさんいます。

なんというか・・・。
こういうの見ると放っておけないもので、わざわざ捕まえて外まで連れて行って放します。
人がおかしなもの作ったから罠になってしまってるのだなあ、と思って。

せっかく出会えたから、写真を撮ってみました。
眼に注目。
カマキリとおなじように、眼に瞳みたいに見える黒い点があるのだけど。
山の草とか花とか虫とか-メスグロヒョウモン ♂ 眼1

角度が変わってもこちらを見ているみたい!
山の草とか花とか虫とか-メスグロヒョウモン ♂ 眼2

今日はちょっと捕まえる前に騒がしてしまったので、指に鱗粉がついてしまった。
もっと上手にさっと捕まえるようにならなくっては。
騒がれると、チョウの翅が傷んだりしてしまうので。

迷い込むといえば、鳥も時折建物のなかに迷い込みますね。
今の時期は窓を開けておくことが多くなるので、うちの職場の建物のなかにも年に数回。ミソサザイとか、コウモリとか、スズメが迷い込みます。
それらを捕まえて外に逃がすのも、なぜかぼくの役割。

昨年、とある都会の建物の5階だかに、ハクセキレイの若い鳥が迷い込んでいて、気がついたら、いつのまにか手に持っていました。
エレベータで一階まで行って、外に放したのだけど、その間、廊下ですれ違う人の驚くことといったら。
小鳥はなおのこと、暴れる前に、手に持つのが当然とばかりに捕まえなくてはね。
暴れると、ガラスに突っ込んだり、羽が折れたりしますので。

先月は、ぼくのところにキセキレイを見せに来た人がいました。
小屋に迷い込んだのだけど、なんという鳥なのか、と。
山の草とか花とか虫とか-キセキレイ
図鑑で、これだよって、一緒に見ました。
このときは、もう夕方近くだったので、翌朝に見つけた近くで放すことにしますとのことでした。

ああ、人の建物はチョウや鳥に迷惑かけているのだなあ。

あ、これは綺麗なチョウでした。
これは裏側ですね。残念。
翅の表の付け根付近に、真っ青なコバルトブルーみたいな模様があって、ヒラヒラ飛ぶと青い光が点滅しているみたいなチョウでした。
裏面が特徴的なので、調べたら、ウラミスジシジミの♀みたいでした。
山の草とか花とか虫とか-ウラミスジシジミ♀

あれれ?すじが三つではないのにウラミスジ?

あれまあ。なんだか落ちませんね。おはなしの結論が・・・。
うん。今夜は久々に星が綺麗です。

おわり