しばしば観察しているシダレヤナギの木があります。
夏が近くなると、アブラムシがつき、それを食べるテントウムシの幼虫が育ち・・・。

今年も、テントウムシの幼虫がたくさん育ってきました。

木の枝をうろうろしています。
山の草とか花とか虫とか-木の枝の幼虫

幼虫の動きを見ていると、実にランダム。
行き当たりばったりに動いているようにしか見えません。
枝から葉に、行って戻って幹のほうに。
これを観察していると、人にとって丸い地球が平らであるように、テントウムシの幼虫にとって一本の木が平面に見えるみたいな行動をしています。

このヤナギのテントウの幼虫は、今年はナミテントウみたいでした。
幼虫の顔の先に、なにかの卵の黄色いのがたくさん産み付けられています。
なんの卵かなあ?
山の草とか花とか虫とか-幼虫となにかの卵

おなじ木のアブラムシ。
テントウムシの幼虫はこれを食べるのだろう。
この時は捕食シーンは見られませんでした。
山の草とか花とか虫とか-アブラムシ

と思ったら、となりのウンリュウヤナギでイモムシを捕まえていました。
ヤナギの葉が途中まで食べられています。
自分の体ほどもある大きな(テントウムシにとって)イモムシです。
ちいさいけど、かなり強力で獰猛な捕食者なのでしょう。
アブラムシだけ食べるわけではないのですね。
山の草とか花とか虫とか-イモムシを捕食するテントウ幼虫

上の写真の幼虫は、かなり大きくなっているので、そろそろサナギになるくらいかもしれません。
コブシの木にサナギになったものがありました。
サナギは身動きが取れないので、共食いにあったりもするそうです。
危険がいっぱいなのだろうなあ。
山の草とか花とか虫とか-ナミテントウサナギ

ここからは、ちょっとショッキングなものを発見してしまったので・・・。
心臓の弱い方にはあまりお勧めしません。

なので、ちょっと別なものをはさんでおきますからスクロールいたしませんように。



まずは、お気に入りの場所を見つけたヤナギルリハムシ。

くるんと丸まった葉の内側にいました。
5mmくらいのちいさな丸いハムシです。
色が濃いので、あまり光沢感が目立たないですが、手にのせて観察すると、とても可愛らしいです。
素直な子なのです。
山の草とか花とか虫とか-ヤナギルリハムシ



で、
びっくりしたのはこれ。
テントウムシの幼虫がサナギになりたてです。
それにちいさいハエがとまっていました。
ただとまっているだけかなと思いましたが、サナギはじたばたと暴れています。

良く見るとハエのおしりがサナギに刺さっているみたいに見えました。
山の草とか花とか虫とか-寄生されるサナギ

こ、これは。卵を産み付けているんだよね・・・。
急いでカメラを取りに行きました。

暴れてる。
足元の黒いのは、脱いだばかりの幼虫のころの皮のようです。
山の草とか花とか虫とか-寄生されるサナギ 暴れる

テントウムシにはハチやハエが寄生するそうです。
寄生するハエというと、ヤドリバエの仲間がいますが、これはどうもそのようには見えませんでした。
ショウジョウバエくらいのちいささです。

ヤナギにつくアブラムシを、テントウムシが食べ、それを守るアリがいたり。
葉を食べるイモムシをテントウムシが食べたり。
かと思うと、サナギが寄生され。
知らんぷりしたようなハムシがいたり。

たった一本の木に、このようなサバンナのような世界がひろがっておりました。


Plant×50

シダレヤナギ、ウンリュウヤナギ・・・2種×50=100円

6月1日から累計2,500円  4月:3,050円 5月:3,400円