今日の夕方は、いわゆるスーパーハッチでした。
「ハッチ」は「みつばちハッチ」ではなくって、虫の羽化のフライフィッシング用語。
※本来、「hatch」は羽化ではなく孵化であるらしい。

つまりカゲロウなどの水生昆虫が羽化しまくる夜のことです。こういった日の夕方は、フライフィッシングを嗜むものにとっては、なんというか、あれなのです。あれ。
まあ、今日も引きつづき雨で川も増水していて釣りは無理なのですけどね。

アマガエルが上陸しはじめました。
道路にたくさんぴょこぴょこしているので、轢かないように運転するのがたいへん。
きっと、この虫がたくさん飛ぶころにあわせてカエルになるのだろうなあ。
たいした計算高さだと思う。
口の先からおしりまで1cmくらいでした。めんこ~い。
山の草とか花とか虫とか-アマガエルの赤ちゃん

シツコイ!と言われてしまいそうなのだけど、今晩もしとしと雨の中、ホタルの撮影に行ってきました。
コメントをたくさんいただいて気を良くした。というわけではないぞ・・・。
いや、そうなのだけど。ある程度は。

今日は、きちんとホタルを撮りました。
まず、ゲンジボタル。
これはうちの田んぼから100mくらい離れたとなりの集落の道端にいました。
道端にね。何匹も飛んでいました。
ヨモギの葉に止まっています。
山の草とか花とか虫とか-ゲンジボタル2

背中から撮ったほうが種類の違いがはっきりするのだけど・・・。
頭の下の胸の赤い部分を見てください。
全体的に赤いのがわかると思います。
山の草とか花とか虫とか-ゲンジボタル

これは、先々週くらいに撮ったもの。
ウメの葉にとまってうろうろ。
こうやって、なにかにとまって光っているのがメスらしいです。
ふらふら飛んでいるのがオス。
山の草とか花とか虫とか-ゲンジボタル メス

ちかくの集落の、数が減ってしまったところにも行きました。
減ったといっても、まだまだいるのですよ。
カメラの露出等になれて来たのと、ここはうちの田んぼよりも街灯が近くにあるので風景も写りました。
ここは休耕田と、現役の田んぼとがまじっている場所です。
こんなふうに土の水路も残っています。
山の草とか花とか虫とか-ゲンジボタルと田んぼ

うえの写真を撮ったところが、遊歩道として整備をして「しまった」ところ。

写真を撮っていたら、その集落のえらい人がやってきました・・・。
ここの観察地のもろ関係者ですね。

その方も、だんだんと数が減っているのは悩みであるとのこと。

ここの場所の奥の堰の上流に一緒に行ってみました。
そちらはまだなにも手を加えていないということです。

あれま?
田んぼの畔になんだか集まっている。5匹くらいかなあ。
ピカピカと細かく光ってネオンみたいな感じ。
ちょっと露光時間が長かったかな。
ライトを当ててるわけではないけど、まわりの草が照らされています。
山の草とか花とか虫とか-ヘイケボタルの集まり

ややや。
ははあ、これはこれは。
こちらは、うちの田んぼにはあまり見かけないヘイケボタルです。
こっちは背中から撮れました。
・・・ハート型みたいになっているシロツメクサをはさんで、恋の真っ最中?
光っているのは求愛のコミュニケーションの手段であろうから、まさに恋の季節。
山の草とか花とか虫とか-ヘイケボタル

うえのゲンジボタルの胸の部分と明らかに違うでしょ?
実物を見ると、こちらはふたまわりくらい小さいので、簡単にわかるのだけど。

ああ、そうそう。
この観察地の関係者と、こんなのを観察しながら話をしました。

ホタルが住みやすいための条件や生態について。
堰が土であることの大事さやゲンジの場合は、通年にわたり水がないと生きていけないこと。
ヘイケボタルは、カワニナではなくほかのモノアラガイやオタマジャクシなども食べること。
ここも、U字溝を入れたり、歩いて観察するための遊歩道をいまから作りたいのだとも言っていた。
ちょっと口調が強くなってしまったので反省しているのだけど、手の加え方によっては、ホタルはいなくなるとの話をしてきました。
あとまわりの草刈りの頻度や乾燥化をどうするのか。などなど。
・・・ぼくが観察してきた限りのことだけなのだけど。

ここは、うちの田んぼのように急傾斜な棚田でなく、平らなところで奥行きがあります。
生息する面積としてはかなり大きい。
また、ちいさいながら通年水の張ってある池もありました。
そうそう。そういうの大事にしなくっては。

いやあ、良いなあ。良かった良かった。
なんだか、昨日は、関係者に言いたいことを書いたので、直接一緒に歩いてそんな話をできたのはたいへん喜ばしい。

そう、一緒に歩いて観察するって大事だなあ。
そんなことをまた感じた虫だらけの夜でした。
今日は、ひさしぶりにぼくの植物観察のお師匠さん(勝手にこちらでそう思っている)のおじいさん先生に会いました。いろいろお話したいことがあったのだけど、ちょっと時間が少なくって残念だった。

それで、大山自然公園のユキツバキが八重咲きであることを話した。
するとたいへん驚いた様子で、とっても貴重であるとのこと。
ここ以外には、もう一箇所しか自生しないとのことである。
「いやあ、貴重だねえ。面白いねえ。すごい発見だねえ」とのこと。
ほとけさまのような方で、毎回たいへん面白がって聞いてくれるのでお会いするたびに嬉しくなってしまう。

これね。ちょっと豪華すぎて・・・載せていませんでした。
おいらにゃ眩しすぎて。
山の草とか花とか虫とか-ユキツバキ

嬉しいまま家に帰ったら、むせるような霧です。
もう山のガスと同じ。雲の中みたい。
山の草とか花とか虫とか-霧の集落

フラッシュをたいて撮ったらこうなった。
つぶつぶ!
山の草とか花とか虫とか-霧の粒

周囲は、湿度が高く、クリの花のむわっとした香り。
そう。これがホタルの飛ぶ夜の香りなのですよ。

田んぼに行くと・・・。
うわあ、ごちゃごちゃ飛んでござる!何十匹いるのかは数えませんでした。
山の草とか花とか虫とか-ホタル1

なかなかピントが難しい。ISO、絞り、シャッタースピードを変えて撮ってみる。

実は・・・何枚か撮って重ねようと思っていました。

が!

重ねる必要性を感じないくらいにいる。
山の草とか花とか虫とか-ホタル2

何枚も撮りましたぁ。
おなじところにセットして撮っているけど、こちらに飛んできて腕にとまったりします。
振り向くと囲まれてたり。
山の草とか花とか虫とか-ホタル3

面白かったのはこれ。
田んぼの水面にホタルが映ってる。
山の草とか花とか虫とか-水面に映るホタル

ここのホタルはぼくにとっては家族みたいなものです。
自分の家の田んぼにホタルがいるわけですが、ここの水の一部はうちの裏山から出てきたものです。
ぼくが家で飲んでいる水道水もうちの裏山から出てきたもの。
そしてぼくの食べる米はこの田んぼでとれたもの。
つまりね。このホタルと、ぼくの体はおなじものでできているわけだ。

たまげんべえ!?

近くに街灯があるのだけどね。
これなくなんないかなあ。夜は暗くって当たり前です。
山の草とか花とか虫とか-街灯の光

別な集落にある「ホタル観察地」にも行ってみました。
ところがあまり飛んでいない。
「ツノをためて牛を殺す」件。
その観察地では、ホタルがたくさんいるからと、お客さんのために遊歩道をつくり、芝生を張り、テントを作ったりして整備をしました。
ところが、そうしたところホタルが少なくなりました。
・・・あたりまえです。

ホタル=水が綺麗というイメージがもたれがちなのだけど、ゲンジボタルの幼虫の食べるカワニナは、水質の指標生物としては、ちょっと汚れた水にすむ生き物、なんですね。
うちの田んぼでは、田んぼわきの水路にたくさんいます。
水路は落ち葉がちょっとたまり、栄養分がたくさんあるので。
綺麗な水=栄養分が少ない水で、栄養分が多い場合には藻が繁殖しやすく水質としてはちょっと悪くなります。
だから清流というような感じよりもゆるく流れるような、水がたまりがちなところにカワニナがいて、ホタルも多いです。

また、ホタルはサナギになるため、水から陸にあがります。
だから、水路に幼虫がいたとしても陸まで移動できないとサナギになれません。
コンクリートのU字溝ではホタルになれないのだ。
また、土が固かったりするのもあまり良くないです。

つまり、ある程度の水質も大事ですが、幼虫のいる水のまわりの土手などの状態も大事なんです。
上記の観察地ではそれをへたにいじくってしまったのですよ。

あと、うちの田んぼにホタルが多いのは、水をかけひきするため、田んぼのまわりに水路をまわしてあるのだけど、これは冬でも山から出る水でなんとな~く水が溜まっています。
かつては、秋も乾かさない田んぼでもっとホタルがいたらしいですが、乾かすようになってもこういったなんとな~く一年中水がある場所がちょっとでもあるからたくさん生きていられるのですね。

人が手を加えるならば、生態を観察し、どのように生活しているか、一年を通じて観察しないとうまくいかない。
いなくなったらどこかから捕まえてきて放せばよいなんて言う人もいますが、それは自然保護でもなんでもなく、地域に住む虫の個体群を攪乱させる汚染です。
エサになるカワニナを放すのも同様。
(なお、カワニナはヒトにも感染する寄生虫を持っていることがあるのでむやみに移動させないこと)

現在、いろんなところでホタルを見られるようにしていますが、忘れてならぬのは、ホタルが貴重なのではなく、その環境が大事だということ。
ホタルの光が美しく愛おしく思えるのは、ここでなら人間が住むのにとても良いだろうという直感があるからだろうと思うのです。
ホタルはあくまでその田んぼを含めた、住みやすい環境のシンボルであるとも思う。

上記の観察地では、その点を忘れてしまったか、もしくは考慮していなかったのだと思うのです。
人が見に来てくれて、地域おこしという点にのみ目をとられてしまった。
まあ、頑張っているのだから水を差すな、といわれるのでね。
あらためてぼくがでしゃばる場面でもない。
いなくなりつつあるのだからそのうち、ほっとかれて何年もすると復活するでしょう。
そういうものです。

うちの田んぼはホタルの保護のためにあるのではないけど、たくさんいます。
ただのスミレにただのハッカにただの光る虫。

あとがきがすんごく長くなってしまいました。

願わくば、ホタルも「ああ。梅雨になりゃ飛ぶでしょ」くらいのただの虫でありますように。


Plant×50

ユキツバキ(花)・・・1種×50=50円

6月1日から累計2,400円  4月:3,050円 5月:3,400円
今日は、いつもより早くから出勤して、昼過ぎに仕事が終わり。

時間があったので、ノートパソコンのメモリを買ってきました。なかなか買いにいけなかったのだ。
ノートパソコンの裏を空けて載せました。もともとは1GBが二つ入っていたから、一つを2GBと交換して計3GB。
う~ん。メモリ増設したあとに、電源スイッチを押す瞬間はちょっと緊張します。
立ち上がらないときがあるので・・・。たいてい接触不良で、もう一度挿しなおすとOKなのだけど。
今日は一発でOKでした。
メモリが増えて快適になりました。2,200円也。
山の草とか花とか虫とか-パソコンのメモリ

そんなことしてたら、日暮れが近くなってしまいました。

せっかく雨降りなので、雨じゃないと撮れないものを探すのだ。

畑のアスパラガスにいつもついているハムシ。ジュウシホシクビナガハムシというらしい。
アスパラガスにつく有名なハムシ。
なぜだか今年はうちのアスパラガスには少なかったです。
ハムシにしてはめずらしく、アスパラガスが枯れるほど葉を食べまくるのだけどね。

あたまに雫をのせてる!
こんな姿を見たら、良いよ。食べな!って思ってしまうではありまぬか。
山の草とか花とか虫とか-ジュウシホシクビナガハムシ
幼虫もいたのだけど、幼虫はねえ。載せたら「こんなブログ読みません!」と言われそうなのでやめておきます。各自ご確認を。

アスパラガスの花。
これもちいさいけど、なかなかシックな色合いで、可愛い釣り鐘のかたち。
山の草とか花とか虫とか-アスパラの花

一方ではもう実がなっていました。
丸いので雫がつきやすいのかな。
山の草とか花とか虫とか-アスパラの実

庭先のアヤメの一種(園芸種はからきしわかんない)にも雫。
やっぱ雨の日は雫の観察ができてよいです。寒いけど。
アヤメの葉が横にのびてるので一列にならんだ感じでした。
ぽんぽんと跳ねそう。
山の草とか花とか虫とか-アヤメの葉のしずく

だんだん、暗くなってきたのでいつもは使わないフラッシュを使ってみた。
な~んじゃこりゃ。
黄色いかさをさしていたのがレフ板みたいになったのかな。
真ん中の雫に向こうの葉っぱが写ってる。
テキトウに撮ったらシャッタースピードが遅くなったりして・・・。
なんか不思議な感じに撮れた。
山の草とか花とか虫とか-アヤメの葉のしずくフラッシュ

なんだか楽しくなってしまったので、アケビの葉も。
ははあ。こりゃこりゃ。
山の草とか花とか虫とか-アケビのしずく

そういえば、ヤナギの葉は、表は水を弾かないのに、裏面は弾きます。
気孔の関係かなあ?
雨で気孔がふさがったら息できなくなってたいへんですからね。
きっとそうなのだろうなあ。
・・・やはり要!顕微鏡か?

そんなこと考えてたら、背中が雨でびっしょりになってました。かさが小さかったのだ。

Plant×50

アスパラガス、アヤメのなにか、アケビ(ミツバ)・・・3種×50=150円

6月1日から累計2,350円  4月:3,050円 5月:3,400円