フインキーのふんいき レビュー -67ページ目

マンガ「MOTEL」 岡田ユキオ

今公開中の映画「シーサイドモーテル」の原作です。
大判しかないので、若干値段が高め。
Amazonの評価を見て買いました。

MOTEL (ニチブンコミックス)/岡田 ユキオ
¥880
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話としてはシーサイドモーテルの各部屋にいる男女が様々な形で関わりあって、事件が起きたりする、いわば群像劇です。
これは好みのジャンルだ!と確信して読んでみました。
想像してたのは邦画の「PARTY 7 」でしょうか。

ジャンルはバイオレンス・アクション?ミステリ?ホラー?と色々混ざってます。
数々ストーリーは語られど、どの話にも共通するのはエロス、セクシーな女性。
表紙の絵はあっさりしてますが、中身は濃いーです。
でも、期待は禁物。それがメインではないですから。

さて、肝心のプロットなんですが、これは想像を絶してました。
あまりにもお粗末なプロット。
全然緻密さはなく、ラストは完全に力技。

途中、ちょくちょく隣の人同士や通行人などが関わることはあれど、それによって主人公たちの行動に影響を及ぼすということは無く、極端に言えばオムニバスストーリーの集まり。
その一つ一つのストーリーも特筆すべきことは無く、キャラクターにも共感できず、良かったのはセクシーな絵くらい。

これを麻生久美子や成海璃子が演じて大丈夫か?と思うシーンも。
この作品をなぜ映画化したかったのか、監督の考えが気になります。
果たして、映画はこの原作を超えられるんでしょうか?

CD「シンクロニシティーン」 相対性理論

相対性理論の3rdアルバム。
このジャケット、適当すぎるでしょ(笑)

シンクロニシティーン/相対性理論

¥2,700
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スコア選択: ★★★★★


1st、2ndアルバムと出る度に聴いてきて、今までそうでもなかったのに3rdにてドハマリ。
ここにきて、やっとハマる理由が分かった気がする。

最初(1st)はネタ系のバンドかなと思ったけど、ここら辺りまで来ると安定感さえ感じる。
せっかくなので自分なりにこのバンドにハマる理由を書いていこうと思う。

1.Vo.やくしまるえつこの気の抜けた歌声。否、可愛いボイス。
2.言葉遊びのようなふざけた歌詞。否、唯一無二の表現。
3.音がテクニカルで上手。

主に上記1と2の相乗効果によって、相当なアドレナリンが分泌される模様。
しかし残念なのは、歌詞を書いているのがやくしまるえつこ自身ではないということ。
不思議系ボーカルとして、ビジュアル的にも声的にも歌詞的にもぴったりハマるのに、そこが惜しい。
まぁ、どぉでもいいですけど。

曲のバラエティも豊富で、ノリがいいものが多いので、入門編としてこのアルバムは最適でしょう。
とりあえず、ペペロンチーノ・キャンディにノックアウトされてください。
そして、マイハートハードピンチの歌詞にメロメロになってください。


マイハートハードピンチ

DVD「泣きたいときのクスリ」 レビュー

福島三郎監督。

泣きたいときのクスリ [DVD]/大東俊介,戸田菜穂,袴田吉彦
スコア選択: ★★★

泣き薬師駅に向かう電車の中で、号泣してるおっさんがいる。
それを見ている龍一(大東俊介)やエリカ(戸田菜穂)、他大勢。
彼はなぜ泣いてるのか?気になった綾(佐津川愛美)は駅を降りたおっさんの後をつける…


これは悪い意味でシュール。
このタイトルから泣けるのかな?感動するのかな?なんて期待したらダメです。
自分もそう思って観てみたら…実際はよくあるTVドラマのレベルでした。

シュールな理由をいくつか。
まず、過剰演技すぎる人が何人か。
序盤からこんな変なテンションの人いないでしょ!って人ばかり。
もう突っ込む気も起きません。

また、話もイチイチ盛り上がらない。
テンション高い人と、テンション低いストーリーとのギャップが際立ってます。
そのせいで見る方も終始落ち着いて見れません。

また、中途半端にメルヘン。
可愛い少女が突然出てきて、空想の世界へ誘ってくれます。
そこでは幻影が見れたり、泣けたりします。

最後に惜しい展開。
ストーリーは主人公たちが同じ場所、同じ時間で交錯するようにして進みますが、皆ただ傍観してるだけ、同じ電車に乗ってるだけなど、主人公同士の関わりが薄い。
これはもう少し手を加えれば絶対面白くなるのに、勿体無い。

ということで、タイトルと評判が良かっただけに、ガッカリだけが大きい作品でした。

CD「グッバイ、ガールフレンド」 踊ってばかりの国

バンド名が印象的なこのバンド。
さぞダンサブルな曲を作ってるんでしょうねぇ。

グッバイ、ガールフレンド/踊ってばかりの国

¥1,700
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★


これはボーカルの歌声、歌い方に好き嫌いが別れそう。
まるでフィッシュマンズの佐藤伸治ようなふにゃっとした歌い方。
中性的な顔から発されるその声は、まぁ!ぴったり。

リズム隊はまだ荒削りだけど、味があって良いと思う。
メロディは割とポップだし、耳馴染みいいしね。

でも、決してダンサブルで踊れるバンドでは無い。
まぁ、ゆらゆら揺れながら聴くのがいいんでない?

まだまだ若いバンドだから、これからどんどん新しい音を作り出していってほしいな。
フィッシュマンズ、bonobos、Polaris、PLATONなどのバンドが好きな人は聴いてみて。

※音が小さいよ
バケツの中でも

DVD「曲がれ!スプーン」 レビュー

本広克行 監督。
サマータイムマシン・ブルース 」のスタッフが再集結して作られた作品。

曲がれ!スプーン [DVD]/長澤まさみ,三宅弘城,諏訪雅
スコア選択: ★★★

桜井米(長澤まさみ)は子供の頃にUFOを見てから、超常現象に憧れを抱いて生きてきた。
そんな米がTV局のADとなり、番組の企画で本物のエスパーを探し出す仕事を任される。
視聴者からの投稿を頼りに日本全国を回るが、そこにはインチキ超能力者ばかり。
果たして本物のエスパーは存在するのか?


大好きな「サマータイムマシン・ブルース」の継承作品ということで期待しすぎました、はい。
何を思っていたかというと、ひらめき、驚き、納得、この3言に尽きます。
このベクトル違いの期待は、この作品の良さを打ち消すほど大きかったようです。

そこで、この作品の良さを表現するため、「サマー…」は忘れて書きたいと思います。
この作品の良い所、3点。

・映像がスタイリッシュ。
本広監督の作品ではいつも思うんですが、おしゃれなCG映像やカッコいいアニメが出てきたりと、飽きさせない工夫がされてます。今作もご多望に漏れず。

・ほっこり感動したりする。
この気持ち、どこかで…そうだ!「キサラギ」だ。

・心憎い演出。
まさかサンタが…(ネタバレ)

今感想を書いてても、期待を過度にしなければ十分面白い作品だと感じます。
後半の長澤まさみはとても可愛いし、見て損は無いはず。

また、前作を見てる方なら、あぁ!と思う人が沢山出てきます。
上野樹里かと思った人は別人でしたが(笑)
気になる人は探してみてください。