小説「流星の絆」 東野圭吾
- 流星の絆/東野 圭吾
- ¥1,785
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
最近の東野圭吾の作品は本当に大作が多く、印象に残る内容のものが多いです。
今作も御多望に漏れず、読む人の心を惹きつけてやみません。
単行本の帯にこんなことが書かれてました。
息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。
すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰
うーん、これは完全に誇張表現と感じたのは自分だけではないはず。
売り文句というのはわかるんだけど、読者からの評価が下がるほどの褒め言葉ってどうなの?
期待させすぎは良くないですよね。
伏線はあまりなかったように感じるし、最後のほうは震えたけど、残念ながら涙は出ませんでした。
また、すべての東野作品を超えたとは言い難いのではないかと。
とはいえ、相変わらず読みやすく、登場人物たちにぐいぐいと引き込まれていきました。
ラストに近づくにつれ、鳥肌が立ち始め、どんな真相が待ってるのかとワクワク。
そして、ラストのどんでん返しには驚かされました。
ヒントも少なく、これが分かった人は相当な読み手じゃないでしょうか。
しかし、最後のほうは書き込みが足りないように感じました。
ここの心情部分をもっと丁寧に書けば、最高の作品になったと思います。
本を厚くしてもいいから、読者に最上の感動を届けてほしかった。
前情報が無いほうが面白く読めると思うので、あらすじは書きません。
ドラマはクドカンが監督みたいです。クドカンなら安心して見れそうw
IWGPのような、ゾクゾクするような内容にしてほしいですね。
DVD「恋愛寫眞」 レビュー
堤幸彦 監督作品。
宮崎あおいと玉木宏の「恋愛写真」の元ネタらしいです。
所々、同じ部分があるので、見比べてみるのも面白いと思います。
- 恋愛寫眞 - Collage of Our Life -
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- スコア選択: ★★★
途中までは星4つでした。
だけど、小池栄子と松田龍平のあのシーンを見て、びっくり!星1つ減点。
それまで、真面目な雰囲気で来てたのに、そこだけ特撮ぽくなってて明らかにおかしいw
堤監督らしく、暗い中でも笑いをちょこちょこ挟んできて、暗さ一辺倒にならずに済んでます。
後半のNYでの映像は、最近NYに行ってきたこともあり、グラウンド・ゼロが出てきたときには、興奮して見入ってしまいました。
それにしても、誠人(松田龍平)はNYで黒人にボコボコにされ、中国人にボコボコにされ、これじゃ視聴者にNYは怖い所というイメージしか残さないのでは?実際、安全ですよ。
写真の映画ということで、さすがに出てくる写真はとても奇麗で素晴らしい。
一眼レフは半端ないね。これを見ると、いいカメラが欲しくなってしまいます。
広末は可愛いし、松田龍平はかっこいい、この2人のすれ違い恋の切なさなどもしっかり表現されてたんですが、あの特撮シーンが足を引っ張って・・・その後から真剣に見れなくなりました。
以上より、宮崎あおいの「恋愛写真」の方を断然オススメします。
DVD「アルゼンチンババア」 レビュー
長尾直樹監督作品。
原作は吉本ばななの小説です。
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- スコア選択: ★★
コミカルで奇妙な雰囲気。音楽も異国っぽく、童謡の中のお話みたい。
でも、この独特の世界観、自分はあまり好きにはなれませんでした。
どちらかといえば、原作ファンのためのコレクション的な作品のような気がします。
世界観は幻想的でとてもいいと思うんですが、話が現実的でどっちつかずな印象。
話は単調で退屈しました。おおー!と叫ぶことも、驚くこともなかったです。
途中、何か映像的にも、話的にも明らかな変化がほしかった。
実写ではなく、アニメで作ったほうがよかったのかも。
でも、タテタカコのエンディング曲は映画の雰囲気に合っててグッドでした。
DVD「NANA2」 レビュー
大谷健太郎 監督作品。
矢沢あいの有名マンガの映画版、続編です。
前作よりキャストが結構変わってて、違和感がw
- NANA 2 スタンダード・エディション
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- スコア選択: ★★★
見ててなぜか、以前見たことあるような既視感がずっとありました。
マンガを読んだことがあるためなのか、単にこの作品を見たことを覚えてないのか、結局分からないまま終わってしまいました。
ラストは思ってたのと違ったので、やはり見たことないんじゃないかと思うんですが。
マンガそのままの展開なので、物語はすべて想像の範囲内で進んでいき、前作で感じた驚きも感動もあまり・・・
でも、それはキャストが変わったせいかも。
ハチ役は宮崎あおいという印象が強いため、どうしても市川由衣のハチ公に馴染めず、斜に構えて見てしまいました。他のキャストの変更は良かったのにね~。
中島美嘉の演技は相変わらずですが、まぁ許せるレベル。
今回登場人物が少ないので、場面変化は乏しいです。
前作ありきの今作ってことで、前作は必ず見ときましょう。
テーマが暗く退屈する人もいると思いますが、原作を知らない人なら面白く見れると思います、たぶん。
DVD「ラフ ROUGH」 レビュー
大谷健太郎 監督作品。
原作はあだち充によるマンガ。
- ラフ スタンダード・エディション
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
原作は読んでないので分からないんですが、まぁこんなもんかなと。
映画には珍しく劇中に歌(スキマスイッチ)が流れたり、題材もスポ魂で爽やか、映像も明るく、笑いの要素が強いので、かなりポップな印象でした。
でも、1時間40分で1つのマンガ(12巻)を表現するのは、やはり短いと感じます。
友情であれ、恋愛であれ、前触れもなく突然、気持ちが変化したりして、そこらへん視聴者に分かるように、もう少し詳しく描いてほしかった。
見ていて、どうしても作り話感が否めないのも、展開が突飛してて、リアルさが欠けてるからかも知れません。
市川由衣や石田卓也の存在もいまいち有効活用できていないし、残念な所が多い作品でした。
長澤まさみ、速水もこみちファンの人は2人とも魅力たっぷりに映ってるので、見て損はないと思います。
それ以外の人は見送ってもいいかも。