フインキーのふんいき レビュー -135ページ目

DVD「クローズド・ノート」 レビュー

行定勲 監督作品。

原作は雫井侑介の同名小説。当時、話題になった「別に・・・」の作品です。

クローズド・ノート スタンダード・エディション
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スコア選択: ★★★


行定監督って、岩井俊二 監督作品の助監督もよくやってたんですね。

その影響もあってか、映像がとても奇麗でした。



あらすじ

主人公・香恵は引っ越してきた部屋に、前の住人の忘れ物である日記を見つけた。

その日記には、小学校教師・伊吹の様々な出来事やそのときの想いが書かれていて、香恵は読むにつれ段々と伊吹に影響を受けるようになる。そして、意外な事実を知った香恵は・・・



題材はすごくいいと思うし、キャストも豪華で、そこそこの満足感は得られます。

しかし、ありきたりな展開、狙ってるような感動的なシーン、オチが読めてしまうラストは残念な点でした。

今回、伊勢谷友介がはまり役。マイペースでいい味だしてます。


映像は奇麗なんですが、中身が伴ってないような、そんな印象を受けました。

CD「タイマー」 フーバーオーバー

フーバーの新作ミニアルバム。
全5曲、今回も捨て曲なし。


タイマー

¥1,315
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スコア選択: ★★★★★


タワレコ新宿店で買ったら、インストアライブ&サイン会チケットがついてきました。
フーバーのサイン会は2回目でございます。楽しみ♪

1~4曲までは最高にポップ、5曲目は切なバラード。
メンバー(ギター)が変わり、若干の不安はありましたが、全然違和感なしです。

こんなにいい曲をコンスタントに作り続けているのに、なかなか芽が出ないのはどうしてなんだろう?

段々とタイアップ曲が増えてきて、セールスもあがってきてる?ようなので、これからかな~と期待してます。
宣伝をもっとすれば、確実に売れると思うんだけど・・・頑張ってほしいです。

今回一番好きな曲は4曲目の「発展家」。
得意の早口をポップなメロディに乗せて、1度聞いたらやみつきになる曲。ヘビロテです。

とはいえ、全曲好きな1枚。

サイン会いって参りました。
フーバーサイン


発展家





CD「YEAH」 HOLIDAYS OF SEVENTEEN

HO17の1stアルバム。
卓越したセンスを持つパワーポップバンド。

YEAH/HOLIDAYS OF SEVENTEEN

¥2,400
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スコア選択: ★★★★★


新宿のタワレコで買ったら、インストアライブ&サイン会のチケットがもらえました。
特典で、11分くらいのドキュメントDVDと缶バッジ(黄色)もついてきました。

DVDは細切れのライブ映像とメンバーの素顔が見れます。笑えます。が、11分は物足りなかった。

1stアルバムにして、完成度めちゃくちゃ高い。

それはプロデューサーがWeezerなどを手がけるクリス・ショウだからなのか、明らかに他のバンドとは違う才能が伺えます。
確かに「和製 Weezer」と言われるのも肯けるくらいの雰囲気がありますね。
洋楽といわれても疑わないくらいの出来。

パワーポップだけど、意外と骨太な音を鳴らし、美メロ満載で、すべての曲にポップの要素が入って、よく練られて作られたことがよく分かります。
聞けば聞くほど良くなってくるスルメ盤。

1曲目は名曲。これはHO17の代表曲になるのではないでしょうか?
あと、5曲目のLetterはバラードなんですが、最後の盛り上がりは聞いてて最高に気持ちいいです。

オススメ曲、①、②、⑤、⑥、⑧、⑨、⑪

11/8 サイン会行って参りました。

HO17サイン
HO17サイン


Hey,Scissorman!

小説「「白鳥」の殺人」 折原一

折原氏 には珍しくオーソドックスなミステリー。

「白鳥」の殺人 (光文社文庫)/折原 一
Amazon.co.jp スコア選択: ★★


今回は叙述トリックは用いられておらず、それを期待して読んだら、肩透かしをくらいます。

推理も少し無理があるのではないのかなと思わざるを得ないような・・・


また、おなじみの黒星警部は出てきません。密室トリックじゃないからかな?

時刻表を用いたトリックなんですが、細かいのを見て考えるのは好きではないので、流れにまかせて読んでいきました。さすがにトリックは解けるはずがなく、探偵の推理もなぜ解けたのかが分からず、残念でした。


読みやすさは相変わらず、さらっと読めてしまいます。今回は主観の人物の名前ががはっきりしており、この行動をしてるのは誰か?と考えながら読まなくてよいので、楽といえば楽。物足りないといえば物足りないです。



あらすじ

新潟県親不知で河田光雄が特急「白鳥」に飛び込み、死亡。

光雄に求婚されていた石野亜矢子は、彼の兄・次郎とともに、事件の真相を探る旅に出た。

特急に仕組まれた謎は解けるのか?



散々なことを書きましたが、かなり初期の作品なのでこんなもんでしょう。

まあ、筆者のファンでない限り、あまり読まなくてもいいなと思う作品。

小説「異邦の騎士」 島田荘司

御手洗シリーズ。改訂版ではない初期の方を読みました。
御手洗と石岡くんの出会いのお話。
異邦の騎士 改訂完全版/島田 荘司
¥730
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スコア選択: ★★★★

御手洗シリーズは2冊目ですが、もっとこのシリーズを読んでからの方が感動は大きいみたいで、ちょっと失敗したかなと・・・2冊目でも、結構な感動は得られました。もちろんこの作品だけでも、全然いけます。

御手洗と石岡くんの出会いの話ながら、石岡くんが全然出てこず、?でしたが、最後まで読んで納得しました。
初めて書いた小説とは思えないほど、よく出来てます。


あらすじ
記憶を無くした男は段々と明らかになってくる真実に戦慄する。
その真相から逃げるようにして、男は偶然出会った女と新しい人生を送ることを決める。
が、女は不可解な行動をとるようになり、ついには男のもとを離れていってしまった。


こんだけ書いたら、もう大体の内容はわかってしまうのですが、意外な真相が待ってるので読んで損はないです。

読んでて、気持ちが記憶を無くした男に入り込みすぎ、ちょっと熱っぽくなってしまいました。
そんなとき、御手洗のあの特異なキャラが、平常心に戻してくれて、気づいたら早く出てこないかと思いながら読んでる自分がいましたwアリ地獄にはまっていく主人公を救ってくれるようなそんな存在。

以前よんだ「占星術 」では感じなかった御手洗の優しさが今回は存分に感じられて、そんな部分も読後に感動したる所以なんだと思います。


御手洗シリーズを一通り読んでから、また改訂版に挑戦したいです。
果たして、これ以上の感動が得られるのか・・・