フインキーのふんいき レビュー -107ページ目

小説「乱れからくり」 泡坂妻夫

日本推理作家協会賞受賞作。
からくりを用いたミステリ小説。

乱れからくり (創元推理文庫)/泡坂 妻夫
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スコア選択: ★★★★

前読んだ「しあわせの書 」はストーリーを犠牲にして驚きのトリックを作ったために、読んでいる最中は退屈な作品でした。

でも今回はストーリーがしっかりしており、退屈せずに読めました。
からくり人形の歴史や設定も細かく、筆者の知識量に驚かされます。

妻の素行調査を依頼されたなんでも屋の舞子と新入社員の敏夫が活躍する話。
調査している夫婦の乗った車に隕石が衝突し、依頼した夫は死んでしまう。
後を追っていた舞子と敏夫は妻を助けるが、その後次々と殺人事件が起きる・・・


男勝りで頼りになる舞子と純粋で真っ直ぐな性格の敏夫の掛け合いが面白い。
ストーリー後半の敏夫の心の変化も見ものです。

そして何より最後のタネ明かしがすごい。
トリックにはすべてからくりが関係しています。
犯人は驚きの人物!

後半のまとまりが良く、最後の最後まで目が離せません。

DVD「フルメタル・ジャケット」 レビュー

スタンリー・キューブリック監督。
1988年公開。

フルメタル・ジャケット [DVD]
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スコア選択: ★★★★

戦争によって若者たちが人間性を剥奪され、殺人兵器に変えられていく過程を描いた戦争映画。

前半は新平の教育、後半は実際の戦地での戦いという構成。
殺人兵器に変えられていくと書きましたが、戦闘の部分が少ないためかそこまでオドロオドロしさはないです。
特に主人公のジョーカーは最後まで人間性を保っていて、悲痛さはあまり感じられませんでした。

仲間同士の関係や絆は強く、明るく描かれています。
その分、仲間の死はつらく、戦争の残酷さが伝わってきました。

これから銃撃戦というときにロックミュージックを流したり、ドキュメント風になったりと他の戦争映画にないような独特な世界観で満ちています。
1度見ただけでは味わいつくせないとこがキューブリック映画の良さですね。

無駄が少なくコンパクトにまとまった映画。

マンガ「宇宙兄弟」 1-6巻

最近話題のマンガ。
宇宙に興味無くても面白く読めます。

宇宙兄弟 1 (モーニングKC)/小山 宙哉
¥580
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弟(日々人)は宇宙飛行士、兄(六太)は会社をリストラされフリーター。
そんな兄が宇宙飛行士めざして試験を受けるという話、いまのところ。

安心して読めるほんわか系。
兄の憎めないおバカキャラがとにかく良い!
ときどきドキッとするような真面目なセリフを言っちゃうとこも好き。

最初はスローペースだけど、3巻あたりから急に面白くなってくる。
ギャグのセンスも高くなってきて、笑ってしまうので周りに人がいるときに読めません。
六太にグリーンカードが渡ってきたときはお腹痛かった(笑)

ゲームのような試験であったり、ライバルとの駆け引きなどハラハラするような展開があります。
そこで生まれた疑惑と解かれたときの安堵感。
その辺の緊張と緩和が素晴らしい。

字が多くないのであっという間に読めます。
オススメ。

6巻ではまだ合格者が決まってないので、これからどうなるか気になってしかたないです。
とりあえず、日々人は飛び立ちました。

CD「ENGAWA BOYS PENTATONIC PUNK」 neco眠る

ねこねむるの1stアルバム。
全曲インストです。
engawa boys pentatonic punk/neco眠る


¥1,919
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スコア選択: ★★★★★


日本人なら誰でも心が踊ってしまうリズム、盆踊りのリズム(笑)
こういう音楽を待ってました!

もう楽しくて笑顔になってしまうような音が満載。
ライブの音とスタジオでの音が違いすぎるのが残念ですが、このCDだけでも十分楽しい気持ちになれます。

特に10曲目の「えんがわでダンスホール」は最高。
PVも音に合いまくりでキモカワイイ。

メンバーは普通のサラリーマンらしいです。
恐るべしこの才能。

東京でも沢山ライブやってほしーなー。
オススメ曲②、③、④、⑥、⑧、⑩

ENGAWA DE DANCEHALL

CD「EVEN KICK SOY SAUCE」 neco眠る

ねこねむるのミニアルバム。
初の歌モノやLive音源も入って盛り沢山な内容です。

Even Kick Soysauce/neco眠る


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スコア選択: ★★★★


1曲目が歌なので勘違いしそうですが、実はインストバンド。
前作に比べゆったりとした曲が多く、ちょっと肩透かしをくらいました。

でも、長く聞ける凝った音づくりでこれはこれでOK!

前作で感じた軽い音はシンセが加わることで、太い音と軽い音の差は大分なくなりました。
それはLive音源を聴くだけで分かります。

ただ、仕方ないと思いますがLive音源はやはり籠った音でした。

1曲目のDODDODOのカバー曲は素敵です。
ライブに行きたいな~と思う今日この頃。


猫がニャ~て、犬がワンッ!