フインキーのふんいき レビュー -104ページ目

CD「TOKYO YOUTH!」 PLATON

このレトロな雰囲気漂うCDジャケットに惹かれて試聴してみたら、一発でノックアウトされました。
有名な方がデザインしたものらしいです。

TOKYO YOUTH!

¥2,000
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スコア選択: ★★★★★


80'sを思わせるポップな音に少年のような綺麗な歌声が合わさり、それはそれは懐かしく甘酸っぱい気分にさせてくれます。

ボーカルの高く弱い声は好き嫌いが分かれそうですが、個人的にはベスト5に入るくらい大好きな声。


それにしても、このアルバム全曲良すぎる!
特に6曲目の「セプテンバー・ノベンバー」は名曲。
逃げ足だけの僕だから戦うことはできません♪

既にレトロっぽさが漂ってるから何十年先もずっと聞き続けていけそう。

思わぬ宝物を発見したようなハッピーな気分で一杯です。
このバンドがいる限り、楽しく生きていけそうな気さえします。

過去のアルバムも全て購入。
とにかくオススメ。

超絶マイナーですが、今後出てくるのは確実と思われます。
ずっと活動し続けてほしいなぁ。

小説「ユージニア」 恩田陸

第59回日本推理作家協会賞、受賞作。

ユージニア (角川文庫)/恩田 陸
¥660
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スコア選択: ★★★

数十年前に起きた名家の大量毒殺事件。
そして今、当時事件に関わった人に証言してもらうという話。


ほぼ全編語り手の一方的な証言で構成されます。
今、誰が話しているかを読みながら想像するんですが、思ってた人と違った時はまた読み直さないといけないのが煩わしかったです。

この全編、証言のみという設定は同筆者の「Q&A」に近い。
「Q&A」は読み進めていくと真相が見えてきてどんどん怖くなっていきましたが、こちらは読むたびに真相から遠ざかってモヤモヤが残りました。

誰が真犯人なのか、事件の真相はどうだったのか、ある程度想像はできるのですが、正解は提示されません。
あとがきにも書かれてた通り、段々と壊れていく様子がうまく表現されていたと思います。

綺麗な話ではなくどちらかといえば泥臭い内容です。
綺麗な少女はもちろん出てきますよ。

単行本は文字が傾いていたり、形が違ったりと面白い作りになってるようです。
単行本で読んだ方が雰囲気が出て面白いかもしれません。

DVD「青空のゆくえ」 レビュー

夜のピクニック 」の長澤雅彦 監督。

青空のゆくえ [DVD]
スコア選択: ★★★★

中学3年の夏、アメリカに転校してしまう少年がやり残したことを実行する青春ストーリー。
そして彼をとりまく仲間たちとの友情、恋愛が描かれています。


ジャケットが女の子3人なので、「彩恋 」のようなバリバリの恋愛映画かと思いきやこちらは友情が強め。

主人公の少年はみんなからモテモテでこの野郎~!という役柄ですが、不思議と好印象です。
それは少年が鈍感で不器用だからかもしれません。

そして、もう一人印象的な少年が出てきます。
何年も想い続けてる娘の誕生日に毎年告白する少年。
振られ続けても彼女が好きだから行う恒例行事。
それがまた恩つけがましくなくて爽やかで、若いっていいなって思っちゃいました。

そんな甘酸っぱさを感じるシーンが沢山出てきます。
挿入される音楽がまた素晴らしく、青空の景色にぴったり。

でも、役者の演技がイマイチなんだな~。
その分、委員長の黒川芽衣が光ってました。
あと、多部ちゃんは相変わらず可愛らしい。

若い人に見てもらいたい映画でした。

小説「沈黙の教室」 折原一

第48回日本推理作家協会賞受賞作。
折原作品の中で一番有名な作品じゃないでしょうか。

沈黙の教室 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)/折原 一
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スコア選択: ★★★★

いじめられっ子の彼が大人になって同窓会でクラス全員に復讐を企てる話です。

過去ではクラスの先生目線、現在では復讐を企てる記憶喪失の男目線で交互に語られます。
途中、恐怖新聞といった記事を挿入し、奇妙な雰囲気を一層際立たせています。

読み進めていくうちに大体犯人像が浮かんでくるのですが、思った通りに解決するはずもなく、まんまと筆者の策略に嵌りました。

一つ分かったとしても、今回2個3個とどんでん返しが用意されているため気が抜けません。
全700ページ弱ある大作ですが、読みやすく、先が気になるのですぐ読み終わってしまいます。

折原一入門編としてはいい作品ではないでしょうか。

DVD「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」 レビュー

スティーブン・スピルバーグ監督。
インディシリーズ第三作目。
1989年公開作品。

インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]
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スコア選択: ★★★★★

今回の舞台はイタリアのヴェニス。
インディは行方不明になった父を捜しに行きます。

初登場の父はとても愛嬌があってお茶目。
しかし存在感はありまくりで貫禄さえ漂わせています。

大人げない父と負けず嫌いな息子の掛け合いが面白い。
アクションよりもコメディに近い作品になっています。

個人的にはこの3作目が一番好きです。
戦車のシーンなど迫力満点で、まるでゼンマイ仕掛けのような緻密に構成された動きに脱帽です。

名作と呼ばれる所以が分かった作品でした。