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感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

 

まず、「家」てなんだよw

まあ、いいんですけどねw

 

ITを題材としたサスペンス…スリラー?なストーリー。

情報系の大学の同窓生が集まって同窓会的なパーティーをするところから始まります。前半は結構セキュリティだのなんだののITを取り巻く現状を語り合うという、ちょっとストーリー的には退屈といえば退屈なんですが、矢継ぎ早に繰り出されるIT関連の早口のスペイン語に対応して怒涛の勢いで表示される字幕を追うのに結構忙しいですw

 

テクノロジーの進化が人に災いをもたらす系の怖いお話なんですが、結局誰が(もしくは何が?)災いをもたらしてるのかわかりにくくてちょっとモヤモヤしました。アノニマスやウィキリークスを全知全能の神か大魔法使いであるかのように描写するのもちょっと疑問。

 

文句ばかり並べましたが、ドキドキハラハラ、何が起こっているのか、これから何が起きようとしているのか、気になって気になって見続けることができました。

 

結末はスッキリはしないけど、ホラー的には定番だけど、定番を踏んだ面白さがあったんじゃないかと思います。

 

あ、余談ですがこの映画の感想で

「夢オチで台無し。全然面白くなかった。」

といったコメントが書かれていて…驚きました。

この結末を「夢オチ」と理解してしまう程度の理解力の人に向けて映画を作るのはかなりハードルが高い気がしますw

 

 

Netflixで色々見てみました。

まずは「オーヴァーロード」

第2次大戦のノルマンディー上陸作戦前夜、サポートのためにフランスに空挺降下した米軍101空挺師団の面々が、遭遇する恐ろしい事態…って感じのお話です。

空挺降下、潜入のあたりは大変良くできていて、ミリタリー者として充分楽しめました。主人公がなんだかやたら博愛主義的で少し辟易してしまうところはありつつ緊張感とスリルに満ちた展開でした。

問題は「恐ろしい事態」ですが、ぶっちゃけゾンビっぽい何かなわけですけど、んー…それ別になくても…というかない方がって感じでしたw

でもそこをのけてしまって軍事モノとして見るなら「バンド・オブ・ブラザーズ」の方が優れてるしなあ…うーむ。

 

お次は「征途・英雄へのバトルロード」

これは中国の武侠ものというジャンルになるのかな?アクション満載で、少しファンタジックな架空のお話。ストーリーはヒーロー物にありがちと言ってしまえばそれまでですが、だからこそ外すことはないという堅実さがありました。登場人物死にすぎ?な気がしましたが、武侠モノってそういうものなんでしょうか。そこそこ楽しめます。

 

「ARCANE」

アニメーション作品です。キャラクターがバタ臭いので好き嫌いははっきりするかもしれませんが、お話の作りが上手い。上流階級の住まう街と下層民の暮らす街。かつて激しく対立しましたが、現在はかろうじて均衡を保っている状態です。そこに主人公姉妹とその仲間が小さな一石を投じてしまうことで崩れるバランス。野心あふれる科学者やら上流階級に激しい敵意を抱く下層の影の男やらなんやらかんやらがからまって大騒ぎですw面白い。感情を色々揺さぶってきます。お時間のある方は見て損はないかと…。あリーグ・オブ・レジェンドっていうゲームの登場人物なんですかね?ゲームの方をあまり知らないんですが、そんなふうな紹介もありました。ゲーム知らなくても視聴には全く問題ないかと思います。

 

最後に以前も一度紹介したかな?

「Love Death +Robots」

今、シーズン3まで出てるんですね。

SFやファンタジー的なお話を、短いもので10分弱・長いもので20分前後という超短編で見せてくれます。

とにかくどれをとっても、深掘りすれば長編映画作れるんじゃないかってぐらいの濃いアイデアを、ものすごく短い時間にぶち込んできます。すべてCGなのかな?リアルなCGであったりCGアニメだったり、クレイアニメっぽいものだったり、雰囲気はバラバラです。中には「なんだ?どういうことだ?」って終わっちゃうものもありますがwまあ短いので気にしないw

この短さは映像版の星新一ショートショートのえげつないやつwみたいな印象です。ちょっとした時間でも見られますので是非。

僕が好きなのはシーズン1の「氷河時代」とか「ソニーの切り札」かな?

「夏への扉」

そこそこ楽しめました。

深く考えるとツッコミどころ満載ですが、まあよしとします。

原作を読んだときはもう少し感動した気がするので、なにかが足りないのは確かですね。

原作は1957年刊行の古典SFの名作です。なんか現代を舞台ににアップデートするのに失敗してる気もします。

惜しい映画という感じ。

 

「燃えよ剣」

こちらは歴史小説の古典、司馬遼太郎の名作が原作。

岡田准一主演なので殺陣はまあ折り紙付き、なんですがその殺陣が思ったより印象に残らなかったのが残念。

冒頭の田舎者臭い天然理心流御一行様は、おそらくそんな漢字だったんだろうなあという説得力があって面白かったです。特に土方の歩き方が田舎百姓丸出しなのは良かったw

気になったのは山南敬助との強烈な対立。これは原作にはなかったような?しかも山南切腹のタイミングがお話と噛み合っていない気がします。もちろん史実ですのでそこはいじれなかったんでしょうが、伊藤甲子太郎に接近する描写の後に「居場所がなかった」といった理由で脱走するのなら伊藤とも相容れないといった描写が必要だったんじゃないかなあ。

あ、徳川慶喜のインテリであるが故の腰の座らなさは面白かったですが、権現様の再来とまで言われた人なので、もっと迫力を持たせても良かった気がします。

いろいろ瑕疵はありつつもこちらもそこそこ楽しめました。

 

なーんとなくNetflixで「面白そうなのないかなあ」と探していたらおすすめに出てきたこのドラマ。

去年テレ東でやってたドラマなんですね。

 

面白い!

 

面白いじゃないですか!

 

なんで見逃してたんでしょう。

 

タイトルにセンスの欠片も感じられないからでしょうかw

テレ東の23時台のドラマはあまりチェックしてなかったからでしょうか。

 

小さなフレンチレストランを訪れる人々の抱える謎や悩みをシェフが解き明かす、という日常の謎系の秀逸なミステリです。

コミカルなテイストの中にも心にグッとくるお話が散りばめられていて、見ていて癒やされるし楽しい気持ちになれる、そんなドラマでした。

 

出演者も、西島秀俊さん、神尾佑さん、濱田岳さん、石井杏奈さん、とちょっと渋めの豪華さで、見ていて安心できます。

 

いや、ほんとに素敵なドラマです。

Netflixに加入されていて時間のある方は是非ごらんになってください。

 

あ、そういえば原作者の近藤史恵さんは僕の好きな作家さんでした!このシリーズは読んでないんですけどねw

シリーズファンにとっては登場人物のイメージが違う、という意見もあったそうですが、それはまあ実写化するときには避けて通れない批判なので仕方ないかなあと思います。

個人的にはドラマが面白かったので原作はどんなふうに書かれているのか読んでみたくなりました。

もし読んだら今度は小説の方の感想書こうかなぁ。

生まれ変わりとはいえ小学生相手に50超えたおっさんがまとわりつくお話しってどうなんだろう、という気がして見てなかったのですがw

なんだか知らない間に録画してしまっていたので最近の数話見てしまいました。

 

お話しは・・・感動的な部分もあり思っていたほど嫌な感じはないのですが、それでもちょっと、と思う部分が。

小学生であるかどうかは置いておいて、夫も弟も娘も妻に依存し過ぎなんじゃないかなあと。大切な人・かけがえのない人であるのは確かにしても「あなたがいないとちゃんと生きていけない」ってのはあまりにも、という気はします。

 

まあ、それは置いておいて、とにかく「毎田暖乃」の凄さですよw

とんでもない演技力です。どうみてもアラフィフの所作なんですよ。話し方もちょっとした仕草も。お母さんで妻で姉であることに全く違和感がない。石田ゆり子が憑依したとてもいうかのごとく、です。

ここまで才能を感じたのは「阪急電車」の芦田愛菜以来でしょうか。すごいです。化け物です。これからどんな風に成長するのか。成長する余地があるのかな?完成形のようにも思えるのですが、それでもまだ、たったの10歳か11歳かそのぐらいなんですよね。将来が空恐ろしい女優さんです。子役として消費されてしまうことのないように、いい作品を選んで挑戦していってほしいです。