最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧夏の妹たち — — 季節の終わり —— 蒼穹に積雲が高い車庫の水道でシャワーを何度か浴びるだけで、ふたり共いち日中ほとんど水着のままで過ごした坂の途中にあるカフェへ 街路樹の木漏れ日が美しい水口イチ子の週末 —— 腰越の古い祖母の家にてカタルーニャの画家ミロの絵に似た色使いの生地で縫ったミディスカートが気に入ったようで...岬の隧道をくぐる頃、海辺の秋が...エア・リゾートの休日水口イチ子の週末 —— 夏休みの朝、街の カフェで文章を書く昔のガラケーに付いていたチープなレンズの方が、湿度のある空気感が写る気がするルーフキャリアにはレモンイエローのロングボードが載せてあるイチ子さんが悪戯するものだから、たらいの水は揺れて、いっ時も落ち着くことがないまた来年の初夏 —— 梅雨の走りの静かな雨が降り続く頃まで水口イチ子のお三時読書 —— 東 直己『バーにかかってきた電話』ビーチサンダルにも、この夏の思い出...「早く帰ろう」と彼の声。だけどモノトーンの面影水口イチ子の深夜読書倶楽部 —— 久生十蘭『従軍日記』薄く目を開けて見上げる空は、まばらに夏雲が浮かび、まるで楽園のようアシスタントなしで仕事をする人は、遊んでる暇なんかない「詩の最初の一行は天使が書く。二行目は人間が書く」と言ったのは、いずれの詩人だったか...ノース・ショアの砕ける波の音が聞こえるようだ<< 前ページ次ページ >>