きみの靴の中の砂

きみの靴の中の砂

このサイトは "Creative Writing" の個人的なワークショップです。テキストは過去に遡り、随時補筆・改訂を行うため、いずれも『未定稿』です。

(S/N 20261015 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

 世の中には、それまでに学んだ専門知識やテクニックが、後の新しい思考・発想に繋がらず、むしろ活動の手かせ足かせになることがよくある。その裏返しに、予備知識も初歩技術もないのに好結果が手に入る、いわゆるビギナーズラックというのもある。

 

 道具も敢えて最新の機材を使わずに腕を磨けば、新しい技術を駆使する人との差別化が期待できる。インプットの方法が違うのだから、当然アウトプットされてくるものにも差異が生じ、そこに独創性が生まれる。

 

 

 

 

 

【Dave Edmunds - Do You Wanna Dance】

 

 

(S/N 20261014 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

 長く同じ分野で創作を続けていると、作者の心情にも変化が生じ、気付けば従来の作風に、昔ほど面白味を感じられなくなる事態に陥りかねない。改変しようにも、それまでのスタイルが既にコマーシャル・ベースに乗ってしまった芸術家には、状況によってはそれも難しい。

 

 自分の楽しみの延長線上で地道に制作を続けられる幸せもあれば、生活のため、従来のスタイルを不本意に維持せざるを得ないこともある。要するに、世の中、自分の都合良く事は運ばないということだ。

 

 

 

 

 

【下町ノ夏 - Misty Eyes】

 

 

(S/N 20261012 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

 蔵書を処分するとき、始終紐解きたい何冊かの愛読書は当然残すが、中にはその範疇に入るかどうか判断に迷うものがある。いわゆる汽水域にある本だ。しかし、それらを丸ごと残すと処分にならない。そこで、たまに思い出したときに拾い読みしたくなるであろう本は表紙を撮影してから処分する。あとあと、表紙の写真を見れば、記憶に残る内容は反芻できる。余程年寄りにならない限り、全く思い出せないなんてことにはならないだろう。まあ、そんな年寄りになった時、果たして本自体が相変わらず大切なものであるかどうかはわからないが...。

 

 

(S/N 20261011 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

「好きな写真家は」と聞かれたらラルティーグと答える。

 たまに加えてアラーキーと言うときもある。しかし、そのふたりのような写真を撮ろうとしているかというと、そんなことは無く、そう思ったこともない(実際には技術的に撮れない・焼けないというのが正しい)。ただ、ふたりの写真集を見て  ——  思い出したように  ——  「撮らなきゃ!」と起爆剤の代わりにすることは時折ある。

 

 

 

 

 

【松尾清憲 - Oh! Caroline】

 

 

(S/N 20261010 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

 ツワブキの開花。

 

 全国的にフキは煮て食べるが  ——  大人の味だ  ——  長崎県方面ではツワブキも普通に煮て食べると出身者が明かす。

 

 最初は耳を疑った。

 いったいどの部分を食べるのか尋ねると、ワラビ同様春先に茎の柔らかい部分を摘んで煮つけるという。

 少し納得できた。

 

 

(S/N 20261009 / Studio31, TOKYO)

 

 

 

 

 コードナンバー003を持つシークレット・エージェント、レミー・コーションは「フィガロ=プラウダ紙のジャーナリスト、イワン・ジョンソン」を名乗り、感情や思想の自由など個人主義的な思想が排除された都市・アルファヴィルへと潜入する。彼の目的は、失踪したエージェントのアンリ・ディクソンを探すこと、アルファヴィルを建設したフォン・ブラウン教授を逮捕または抹殺すること、アルファヴィルを管理する人工知能アルファ60を破壊することであった。(Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution  ——  Wikipediaより)

 

 

 

 

 

【Dave Clark Five - Over And Over】

 

 

(S/N 20261008 / Studio31, TOKYO)





 歳を重ねると次第に視界が包括的になり、些細なことなどどうでもよくなる。飛行船や熱気球に乗り、大地を見おろしながら、ゆっくりと高度を上げていくときの感じに似ているかもしれない。

 






【Nancy Boyd - My Baby Loves Lovin'】

 

 

(S/N 20261007 / Studio31, TOKYO)

 

 

 


 昔、ポンヌフにもこんな風が吹いてたっけ。
 

 今夜は茹で鶏をカレークリームソースで食べた。あとはサラダと白ワインだけ  ——  巴里のアパルトマンで食べていた夕餉と同じメニュ。

 

 

 

 



【シリア・ポール - 今日は星がキレイ】