朝活11日目。
VOO
紫:50日移動平均線
緑:±1σ
オレンジ:±2σ
昨晩の米国相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表前の横横相場でした。
↑S&P500指数連動ETFのVOOは0.25%下落
突然ですが、もし大底で株を購入できるとしたとき、あなたはどんな株を購入したいですか?
私なら過剰に下げている割安な株を買いたいです。安く買い、高く売ることで利益が得られる株取引では、誰しもが頭に思い浮かべることでしょう。
上の図はSOXL(Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF)という半導体関連の代表株に対して3倍の値動きを目指すETFです。
50日移動平均線を明らかに下回っており、長期視点でみても既に割安に入っているのが分かります。一方、VOOはまだ50日移動平均線の上。
この3倍の値動きを目指すETFはいわゆるレバレッジETFというもので、要するに上がる時は過剰に上がり、下がる時は過剰に下がるのです。そして、今は下落相場で過剰に下げている段階。
VOOやQQQといった通常ETFを買うよりも、下落相場ではお得に買えると考えています。もちろん、この後も下落が続く場合、一時的には過剰に下がることにはなりますが(笑
ちなみに、SOXLは楽天証券の米国ETF売買代金ランキングでもVTIやVOO、QQQといった定番ETFを忍んでよく上位に食い込んでいる日本でも知る人ぞ知る人気のETFです。
↓現時点での楽天証券米国ETF売買代金ランキング
※1位のベアと2位のブルの違いは、ベアは指数に対して逆相関、ブルは相関関係を目指しているということです。つまり、ベアが1位ということはこれからさらに株価が下がると読んでいる人が多いということですね!下落時に稼ぐ"空売り"の代わりに使われているようです。
今回は、レバレッジETFの中でも取引数が多く、最も過剰に下げている半導体セクターを代表に取り上げましたが、特定のセクターに投資をしたくないという方もいらっしゃいますよね。
そういう方には、SPXL(Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF)というS&P500指数に対して3倍レバレッジで動くETFもあります。
レバレッジ=リスクが高いとお考えの方も多いと思いますが、それは信用取引で無謀な利益を望んだ場合の話だと思います。
レバレッジETFも選択肢の一つとして、頭の片隅にあると投資の幅が広がり面白いです!
引き続き、"一歩引いた視点で"相場を見ていきたいと思います。
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マンガーとはあのウォーレンバフェットの右腕として、バークシャー・ハザウェイの発展に貢献した人物です。
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気になる方は是非読んでみて下さい!!
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