2019慶應義塾大学SFC環境情報学部小論文のヒント | ロゴスタガヤス!

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SFCでは2011年以来、問題発見解決系の小論文試験が多く出されています。

自分の問題発見をかけるものが以下に2つ。
環境2015「30年後」
総合2011「新しい日本をデザインする」
ここからスタートするとやりやすい人も多いかもしれません。

以上が書けたら今度は、あるものやことが発展するきっかけを書く
環境2016「ものことのデザイン」

自分が問題だと思っていることをしっかりと研究会と絡めながら作り上げていく
環境2017「研究会」

そして環境2018年は「物語をつくる」という問題が出ました。
詳細は解法のヒントとして以下に書きましたが、
2018慶應義塾大学SFC環境情報学部小論文「物語をつくる」のヒント
これもやはり「新しい発見や伝えたいこと」を問われています。できることなら社会で発見されている問題発見でないことがいいですね。


そして2019年の試験ですが、これまでのように自分がこれまで発見した問題や違和感を書く形ではなく、資料から問題を発見する形になりましたが、SFCの基本コンセプトはずれていません。ここでも設問や資料に様々なキーワードが出てきます。

「身の回りの小さな問題は見逃されることが多く、意外な解決法が隠れていることがあります」

「デザイン思考とは、人々の行動を観察することで隠れたニーズを発見して解決方法を考え、試行錯誤を行いながらアイデア洗練させていく手法です」

「人々が自分の周囲の世界に反応する」

「私たちの身の周りでは日々、さまざまな「おや?」と違和感を抱くような出来事が起こっています」

「日常の中の小さな違和感」

「自転車に「乗り物」という本来の役割だけでなく、「駐輪場に停めることが許されている看板」という新しい役割を与えているのだ」


環境情報2012「生活用品のデザイン」の資料2の「シームレス」、資料3の「ないものを自分で作る」や環境情報2009の資料Cの「ものごとの先端」などの資料にも通じるところがある気がします。

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