2021/01/05

今年の初ライドに行ってきました。


初走りに選んだのは多度山。 4時間ほど時間ができたので、ふらっと登ってみました。


車で来る時は駐車場「ポケットパーク」に停めることが多いです。 でも自転車のスタートは一の鳥居からと決めているので、一旦山を下る事になります。


ポケットパークを過ぎて少し走ると分岐が見えてきます。 左に下ると多度大社や市街地方面に向かい、右に進むと山頂に向かいます。


分岐の近く、もう梅が咲いていました! 早咲きのなのか今年はたまたま早いのかはわかりませんが、凍てつく冬の空気の中、鮮やかに花をつけていました。(梅だよな・・・)


時折見える眺望。 山頂の標高は400mほどと高い山ではありませんが、見晴らす方向に高いものがないので、濃尾平野がクッキリと見渡せます。


休憩場所も数カ所ありハイキングの時にはお世話になっています。 ロードバイクで上る際は、一応足付きをしないつもりで走るため、こういったところはスルーです。


駐車場から山上公園までは約3500m。 コースの所々に「あと2000m」といった看板が設置されています。 同じようなカーブのつづら折れが多いので、走る際の目安になりのでありがたい心遣いです。 

ひとつお願いがあるとすれば、各看板のデザインを変えて欲しいかな。 画像で並べたら形も絵も全て同じ事に気が付きました。



路面は特に良くもなく悪くもないと感じます。 ただ山の上の方に出くわす「たてみぞ」は要注意ですね。 自転車のタイヤがすっぽりとはまり込みそうな幅なのです。 道を横断するグレーチングは少なめ。 



ヘアピンカーブが多いので勾配が緩やかなアウト側を走りたいところ。 しかし、この時期大外には枯葉が大量に溜まっています。 後輪のトラクションがかからなくて、思ったように進みません。 もちろんスリップしての転倒にも注意が必要です。


グライダーのスタート地点のカーブを過ぎると、もうすぐ山頂です。


公園前を通過、目指す山頂の展望所までもう一息。

そして、山頂に到着です。 

展望所のベンチでは、ハイカーさんが眺望とお昼ご飯を楽しんでみえました。 自分はコーヒーとチョコレートでおやつタイム。 お疲れ様でした。


3500mの走行で獲得標高は400mアップ↑ 距離のわりに強度が必要な多度山のヒルクライム。 歩いた方が早い場面もありますが、一応足付きなしで上りきりました。(画像は全て下りの途中での撮影)

タイムを目指して頑張るも良し、のんびりと景色や雰囲気を堪能しながら走るも良し。 山は良いですね。


        猿との遭遇🐒

↑ いつもの頑張っているフリ

2020年10月29日
MULLER ML725で「いなべ」から「多賀大社」周辺をポタリングしてきました。 その後半です。

多賀大社を出発してからは中山道を使い北上。 米原警察署を過ぎたあたり、おすすめスポットがあるとのことで、脇道にそれました。 自然豊かでごく普通の住宅街の中に、それはいました!


木立の真ん中やや右、こちらを見つめている二つの眼。

そう、森の中にトトロがいるのです。
なぜ?なぜ? 


宮崎アニメの人気キャラクターがなぜここに! 以前、テレビ番組で取り上げられたこともあるようで、意外に知られたスポットだそうです。 新幹線に乗車した状態からも見られるとか。


「メイちゃん」も「まっくろくろすけ」います。 微妙に色褪せた雰囲気が哀愁を漂わせていました。


手作り感満載の、看板やマップなどもありました。 また山の中から覗いているトトロの所まで登っていけるとか。 次回はチャレンジだ!


関ヶ原方面を目指して、中山道を東へ。 のんびりと走るポタリングに旧街道はベストマッチだと感じます。 そう言えば、こんな本が出版されていましたね。


コンビニでトイレ休憩のすぐ後、醒井の街中で急停車! 旧街道沿いの趣のある建物の前に、ソフトクリームの看板を発見したのです。 


ソフトクリームの看板があるのは「ヤマキ醤油」と行くお店。 醤油? ソフトクリームとは相反するもののような気がしましたが、取り敢えず食べておきましょう!


「そういう事か!」ヤマキ醤油さんのソフトクリームは、そのまま醤油がかかっているわけではなく、甘めのみたらし団子のタレをかけた感じの一品。 甘さがメインに出でいるとはいえ、しっかり醤油の風味は残っていました。 甘辛いソフトクリーム、ご馳走さまでした。


中山道をさらに東に。 途中、滋賀県と岐阜県の境で記念撮影です。 バイクで県境を跨いだ状態の画像が撮りたかった。 スタンドが欲しいと感じたのは、私だけではないはずです。


関ヶ原で中山道に別れを告げ、今須川沿いの県道229で養老方面へ。 この道は東に向かってゆっくり下り、さらに北西の風に背中を押されれば、気持ちよくクルージングができるのです。 その上に自然が満喫できる。 お気に入りの快走路です。 東からは走りたくありませんけどね。


養老のコンビニで最後の休憩をとり、広域農道と津屋川の堤防を使って南下。 出発地点の駒野駅に帰ってきました。 約100kmのポタリング、お疲れ様でした。



多賀大社までの50kmの獲得標高は約1,000m、後半の50kmは300m。 前半は山の中を楽しみ、後半は中山道の街道沿いをのんびりと走る、そんな二面性が楽しめました。 絶好の秋晴れの中、ポタリングを満喫できた休日でした。










MULLER ML725で出かけた記録です。

2020年10月29日 

最上級の秋晴れの中、鈴鹿山脈の最北部あたりをポタリングしてきました。

まだ紅葉シーズンには早いですが、標高の高いところは木々に少し色づきがあり、盛夏とは違った山の景色が楽しめました。






スタートは岐阜県にある養老鉄道の駒野駅。 東海地方では有名なヒルクライムの聖地「二ノ瀬峠」の最寄り駅です。 

養老鉄道は土日祝日をメインに自転車もそのまま持ち込める「サイクルトレイン」を運行しています。 西濃方面へ走りに行く場合、非常に重宝しています。 この日の集合は平日の早朝だったため、サイクルトレインは使えませんでした、残念。


駒野の市街を出発、R258を横断して二ノ瀬峠のスタート地点の鳥居に到着。 着ていたウィンドブレーカーをサドルバッグに詰め、8時頃にヒルクライムをスタートしました。

のんびりとしたペースで登り始めました。 タイムトライアルをする訳ではなく、競い合う訳でもありません。 終始同行のO氏と自転車・仕事・車など色んなことを話しながら登っていきました。


「あ! もう山頂公園だ!」 話をしながら登っていると、突然見覚えのあるコーナーが現れ、山頂公園の入り口に到着したのでした。 

ヒルクライムはいつも必死の形相で登っているのですが、今日はほとんど呼吸も乱れず登ることができました。 しかもベストのタイムとたいした差がないことに気が付きました。 よく「おしゃべりできるくらいの強度で走りましょう」なんて雑誌やネットに書いてありますが、それって本当なんですね。



体が冷え切る前に休憩を切り上げ、三重県のいなべ市方面に降ります。 俗に言う「裏二ノ瀬」です。 三重県側は眺望もなく、作業用の大型車の動きが多い道。 砂埃でアスファルトが真っ白くなっていることがあるので、ダウンヒルは要注意です。


ツアー・オブ・ジャパン いなべステージのコースを一部走り、「フィッシング サンクチュアリ」と言う管理釣り場の近くでR306に合流しました。 目指していたモーニングスポットは、簡易パーキングふじわらの隣にある「cafe Atennte」。 店内で焼いているパンがあることを聞きつけ、モーニングはここと決めていました。


オープンテラスもあるログハウスの造りがなんとも良い雰囲気でした。 お店に入ってすぐ、目の前にパンの窯を発見。 なんと、薪を使ってパンを焼くタイプの窯でした。 カッコ良い!


注文したのはホットコーヒーとパンとサラダのモーニングセット、税込500円。 生地に甘い豆が練り込まれたパン。 ほのかな甘さが癖になりそうです。 先ほどの窯から出てきた焼き立てのようで、温かくそして柔らかなものでした。 

店内や外のテラスにも地元の方と思われる人たちで、平日とはいえ結構な賑わいでした。 コーヒーと美味しいパンで人気なお店なんですね。


モーニングの後はヒルクライムをもう一本。 R306で三重県から滋賀県に抜けるルート、そう鞍掛峠です。 

鞍掛峠は通行止めが長く続いた時代があり、ここを抜けて滋賀県に下るという選択肢はありませんでした。 現在も一部交互通行などはありますが、短距離で三重と滋賀を結ぶ山越の道です。


峠の途中、カメラマンアタックをして無駄に消耗したりはしましたが、鞍掛峠も終始のんびりペースでバイクを勧めました。 


県境のトンネルを過ぎると、肌寒さが感じられるようになりました。 滋賀県側の方が若干気温が低かったでしょうか。 この時期に限らず、ダウンヒルは風と寒さとの戦い。 今回のポタリングからパールイズミのジャケットを使い始めました。


しばらくの間は急勾配を下りますが、中盤以降はなだらかな長い下りが続きます。 頑張って上った分、少しの間でも楽をさせてもらえます。


ダウンヒルを堪能した後、多賀大社に向かいました。 十数年前に訪れたことはあるのですが、太鼓橋・糸切餅のイメージしか残っていません。 R306が右に曲がる交差点を直進し、多賀大社に到着です。 


入り口にある太鼓橋、これはしっかりと覚えていました。 今日はSPD-SLのシューズなので、渡るのはパス。 


暖かな日差しの中、七五三の撮影をしているファミリーも見受けられました。 

本殿でお参りをした後は昼ごはんです。 通りをパッと散策して、多賀大社の入り口にほど近い「一休庵」というお店に決定しました。


注文したのは蕎麦といなり寿司のセットでした。 少し冷えた体に温かな蕎麦がありがたかったのです。 そばの上に黄色と緑色の「ふにゃ」っとした物体がのっていますが、これは「お麩」でした。 蕎麦のつゆがしみ、なんとも優しい味が染み出していました。 ご馳走様でした。



食後のデザートに名物の糸切餅をいただき、多賀大社を後にしました。


その2に続きます。