ZUMAのブログ -88ページ目

充電電圧は非常に大切です!!

今日は一日曇り空で、ジメジメ蒸し暑かったです。

台風がかなり勢力を増しながら、接近中みたいですね~~。

本州を通過する可能性もあるとの事で、すでに影響が出てしまっている地域もあるみたいですので、

皆さんも十分ご注意ください!!

 

さて今日はこちらの修理車両のZ400Jの作業からです!!

 

試乗等を行っていて、キャブレターの調整も、

大体良い感じまで持ってきたところなんですが、

どうやら充電系があまりよろしく有りませんでした・・・

 

 

まず、試乗してきたてで、バッテリー電圧を測ってみると、

12.2V位でした。

 

本来きちんと充電系がしっかりしていれば、

走行後は13V位は出ているはずなんですよね~~。

 

またこの状態から、回転数を上げて行っても、

MAXで電圧は12.7V位でした。

アイドリング状態だと、11.7V位まで下がっておりました。

 

 

充電系の構造は、エンジンに付いているコイル関係の発電機で発電した電気を、

こちらのレギュレーターレクチファイアで整流して、

電圧を制御しています。

 

12Vバッテリーの場合は15V前後で電圧制御が効くように、制御しています。

このレギュレーターは当時の古い状態のままで怪しい感じだったので、

新品に交換して置きました。

 

 

また、こちらはレギュレーターのハーネスが入る側の、

メインハーネス側のカプラーですが、ちょっと焼けてしまっていますね~~。

と言う訳で、カプラーやギボシ等は交換します。

 

 

レギュレーターを交換して、再度充電電圧を計測してみると、

あまり変化は有りませんでした・・・

 

 

そうなってくると、原因はこちらのエンジン側のコイル関係が怪しいですね。

ジェネレーターは、エンジンの左側に付いていて、

とりあえず確認をしてみます。

 

 

カバーを取り外して見ると、ローターコイル側が異物を噛みこんだ形跡がありました。

ローター側は磁石になっていて、その中にステーターコイルが入っていて、

回転することで発電しています。

 

 

これは取り外したステーターコイルです。

削れたローターコイルのカスがビッチリついておりました。

 

ステーターコイルも弱くなってくると、発電能力は極端に落ちてしまいます。

 

 

ウチの在庫に、適合する中古のコイルセットが有ったので、

とりあえず今付いているローターも取り外します。

 

ローターの取り外しには、専用工具が必要です。

 

 

そしてウチの在庫のコイルセットに交換完了です!!

 

 

カバーを取り付けて、いざ電圧測定です!!

 

すると、ちょっと見えにくいですが、14.8Vまですんなりと電圧が上がってくれました!!

高回転でもきちんと上がってくれて、

15.2V位でレギュレーターも効いてくれておりました。

 

 

旧車の場合ほとんどの車種が、バッテリー点火なので、

バッテリーが弱っていると、エンジンの始動性も悪くなってしまいますね。

 

また充電電圧が弱いと、走っていても充電されずに、

むしろバッテリーを弱めてしまってしまう場合も有ります。

 

オープンタイプのバッテリーは、夏場で電解液などが減っている場合も有るので、

一度確認して置くのもいいと思います!!

 

 

なかなか暑い一日でした!!

今日はまた蒸し暑い一日でしたね~~!!

湿度が高くて、ジメジメした感じの暑さでした・・・

 

そんな中、今日は昨日の続きでGB250クラブマンの、

試乗等からの作業です。

午前中の比較的涼しいうちに試乗に行って参りました。

 

 

ぶっ通しである程度距離を走って来てみて、特に問題も無く一安心でした。

プラグも綺麗に焼けてくれておりました。

 

 

そしてこちらは昨日車検に行っていたZ1です。

こちらも作業を進めて行きます。

 

 

まずはマフラーのスタットボルトが1本折れてしまっていました。

幸い2番の取り外しやすいスタットボルトだったので、

外して新品のスタットボルトに交換します。

 

 

ボルトを入れ替えて、スタットボルトは完了です!!

ボルトが折れただけで、ねじ山が綺麗に残ってくれていたので、

単純にボルト交換で済んでくれました。

 

 

そして布団とタイヤの交換です!!

 

タイヤを交換して、バランスを取って組付けます。

 

 

さらにリアホイールのハブダンパーも交換して行きます。

 

 

これが元々付いていたダンパですが、

経年劣化でガタが出ておりました。

 

 

せっかくリアホイールを取り外しているので、

ブレーキ廻りも確認して行きます。

 

ライニング部分を綺麗に脱脂して、ベアリングにはグリスアップです!!

 

 

また、リアのブレーキパネルも洗浄して、

ブレーキライニングの面出しもして置きました。

 

 

さらにこちらはバックステップなんですが、

お客さんが取り付けたらしいのですが、

取り付け方が間違っていたので、取り付けなおして行きます。

 

 

シフトシャフトのボルトの向きが逆に組んで有り、

ペダルがガタガタになっておりました。

 

 

向きを直して、きちんと締め付けると、

ガタツキは無くなってくれて、良い感じになってくれました!!

 

 

その後試乗して問題も無く、

とりあえずZ1の方も作業はひと段落してくれました!!

手の込んだ構造のシングルエンジンです!!

今日は曇りがちで、蒸し暑いような陽気でしたね~。

少し天気も下り坂みたいです。

このままもう少し涼しくなってくれればいいんですけど、

台風も接近中の様です。

 

さて、今日は午後からこちらのZ1の車検に行っておりました。

無事車検は問題無く、合格で戻って参りました!!

 

 

そしてこちらはタイトルにも有るように、

手の込んだ??シングルエンジンのシリンダーヘッドですが、

正体は、ホンダのGB250、クラブマンのシリンダーヘッドです。

 

バルブのシートカット処理等を、内燃機加工にて行って有り、

組付け作業を行っていきます。

 

 

ちなみに、こちらのバルブステムシールが原因で、

オイル下がりの症状があったエンジンです。

 

 

GB250はDOHCの4バルブエンジンで、

単気筒ですが、バルブは4バルブなので、

それぞれバルブを組み付けて行きます。

 

 

そしてこちらはピストン関係ですが、

ピストンリングがメーカー純正は廃盤だったので、

社外品のピストンキットを使用します。

 

 

ピストン関係をコンロッドに組み付けて、

いよいよ腰上廻りの組付けです!!

 

 

まずはシリンダーを組んで行き、さらにシリンダーヘッドを乗せて行きます。

 

 

こちらがシリンダーヘッドを乗せた状態ですが、

このエンジンは面白くて、セミカムギアトレイン??と言うのでしょうか。

 

センターのギアにカムチェーンが掛かっていて、

カムシャフトはギアで駆動されています。

 

 

また、シリンダーヘッドカバー内にもオイルラインが通っていて、

カムシャフトにオイルを供給する構造になっています。

 

 

バルブタイミングを合わせて、タペット調整を行って、

ヘッドカバーを組付けます。

 

 

そしてこちらはエンジンの反対側ですが、

クラッチカバーのボルトが、1本折れてしまっています。

こちらも修正を行っていきます。

 

 

折れたボルトを確認してみると、途中までドリルが入っていますが、

センターから少しずれてしまっているので、

このままでは修正が難しい状態です。

 

 

と言う訳で、クラッチカバーを取り外してから、

ボルトの修理を行っていきます。

 

カバーを外すと、折れたボルトが出て参りました。

かなり錆でカバーにも固着しておりました。

 

 

そしてボルトの頭を平らにしてから、センター出しをしてから、

ドリルで穴を開けて行きます。

 

 

徐々にドリルの径を大きくしていきます。

ある程度穴径が広げられたら、タップを立て直してねじ山を修正します。

 

 

そしてクラッチカバーを仮で合わせて、キチンとボルトが入ることを確認して、

カバーの合い面の面出しを行ってカバーを組みなおします。

 

 

カバーを取り付けたら、オイルを入れてエンジンの始動確認です。

 

まずはプラグを外してクランキングさせて、エンジンにオイルを回してから、

始動させます。

 

 

エンジンはすんなり始動してくれて一安心です!!

 

GB250はシングルエンジンながら、高回転も良く伸びるエンジンですね~~。